Mar,06 2012 よく考えてみなよ!
男子A代表の酷く情けないゲームを個人的に引きずって、まぁ酷いメンタリティー。当分A代表のゲームが無いからこの鬱憤を晴らす場も無い。
で、なでしこ。
デンマークにも勝って連勝、テストの意味合いが半分とすれば上々。監督とすればもう少し新しい力を得たかったかも知れないけどね。
昨晩のアメリカ戦はテストの意味もあるが、WC決勝がフロックでないことを示さないといけないゲームでもあった。
対するアメリカもテストの意味合いが大きいが、前回はPKとは言えWCの決勝で負けている(公式記録上はドロー)わけだから、同じ相手に続けて負けるわけには行かないのでこちらも負けられない一戦である。
WC決勝の序盤はアメリカが徹底的に攻め込んで取られるのも時間の問題と見えたが、そこら辺を耐え凌いだ辺りが最終的に勝ちに繋がった遠因ことでもある。
今までのフィジカルに頼ったサッカーからポゼッションサッカーへと変化をさせていることから様子見的な部分が有ったと思うが、力押しで潰すことより90分で勝ちを取るやり方に変えてきたのは間違いが無い、なでしこはようやくアメリカに認められたということだろう。
序盤は互角の展開、後半はやや押し込まれる場面もあったが、うまくマークを外した高瀬のヘッドが決勝点となり正真正銘の勝ちを得た。
確かにWC往時の迫力がアメリカには欠けていたが、澤を欠きこちらもテスト含みであることを差し引けばまぐれではない、強さがなでしこに備わったと見ていいだろう。
それだけでなく、アメリカや他国も取り入れようとしているバルサを手本としたポゼッションサッカー、女子としてはその最先端を行っているなでしこ、興行的に難しい女子サッカーを興行的に成功させるための大きなものがここに有るんじゃないか?