Jun,28 2011 Nadeshiko wins serious beginning match
緒戦の難しさというのは、どのチームにも付き纏うものである。
『優勝』を目標とするなでしこにとってはピークを決勝の日に持ってこなければならないため仕上がり途上でも結果を求められるという難しい緒戦である。
で、勝敗は既報の通り。
永里のループと宮間のFKで2得点、決定機は他にも有ったから決めきれないもどかしさがあったし、失点1はマークを外された事が大きな原因だがカウンターやパワープレイへの対処の拙さが見られたので内容には不満が残る。
それでもとりあえず結果が出たし、パワープレーへの対応と決定機を決めきれなかったという問題は露見したが、緒戦で結果を出しながらこういった修正点を見出せたという事、そしてもう一つ付け加えれば下のカテゴリやアジアでは高いパフォーマンスを見せた岩淵が、トップチームにおける強国とのゲームでも通用すると確認できた事で上々の初戦だったのではないか。
次は7/1のメキシコ戦、イングランドと初戦で分けているだけに油断は出来ないが、らしさを出せば結果は付いてくる筈。