Apr,30 2018 怪我の功名
なでしこのfinalは押されっぱなしの中、横山のゴールで勝ちきった。
グループリーグの時とほぼ同じメンバーのなでしこ、当然向こうも研究してきただろうけど、プレスの際のあと一歩・半歩を寄せ切れなくてペースを握られた。
詰められる前にボールを離すようにされたのか、連戦で疲れて詰め切れなかったのかは解らないが、もっと寄せられないとランク上位の国と伍すには足らないね。
ただ、見えたゲームそのものもスタッツもオーストラリアのものと言えばそうだったが、恐らく真ん中に集めさせる格好にしたから蹴られても危ないシュートは少なかった、そういうプランではなかったのかと思うし、前を菅沢で行って途中から横山ってのもプラン通り。
で、例えば今この時点で仮にワールドカップのメンバー、ベストメンバーを考えると、GKは山下、鮫島・市瀬・熊谷・清水、ボランチは宇津木・坂口、長谷川・川澄(中島)岩渕・横山(永里)。
山下はキャッチングに難があるが、そこを埋めれば攻撃の基点をGKと考えた時の最適任者。実際finalの得点は山下から長谷川へのフィードから横山へ渡してのもので、なでしこに一個引き出しが増えた感じだ。
バックラインは清水→有吉ってところはあるが、概ねこのメンバーだろう。ボランチはこの二人しかいないが、隅田と猶元には海外でも出てもらって成長を期待。サイドハーフは左長谷川で確定、なでしこのメンバーの中でもちょっと抜けて上手いよね、走れるからフルタイム任せられる。後はもう少し得点に貪欲になって欲しいし、アメリカあたりとやった時に当てられてどうか、もう少し体が欲しいかなとは思う。右は川澄といきたいが、シアトルほど活きてない。佐々木監督の頃は左だったからか、なでしこの右では今一つなので中島も。アジアカップでは日本の右サイドから入られることが多かった。サイドバックとのこともあるだろうが、ここはタレントが欲しいかも。川澄を呼ぶなら普段からある程度呼んでおかないとね、あと、宮間の替わりが欲しいことと併せて田中(陽)を試してもらいたいね。本当、同じ人ずっと試して結果(アジアカップ)あれならどこかで田中呼んでも良かったよね、彼女だってサッカー人生のピークがU-20とか思って無いだろうし。
前は岩渕と誰かってところだが、菅沢なら永里の方が経験もスキルも高い。永里にはもう少し守備をって思うところはあるが、名前の怖さも併せれば永里、ポゼッションするなら横山を併せる。
あとは全体に層が薄い感じで、ハリルよりも高倉さん試験やりすぎ。結局佐々木監督頃のメンバーに、当時のアンダー世代から抜けてきた数名を合わせただけ。
フランスと東京の次を考えたらボランチとサイドバック・CBも安泰ではないから協会も環境を考えて欲しい。
肩が回復途上で少し波乗り以外の事を書いていたが(結局書くけど)・・・・・右肩を怪我してちょっと気がついた事があった。
手でリードしてターンに入るが、右肩を気にして後ろの肩・腕をあまり使わなかったら調子悪かった。前側の手をリードで使ってもそれだけじゃ体が開くだけで、後ろの腕・肩で送ってあげないと体の下にボードを置けないしそれ以上体を回せないからターンも中途半端になる。
普通にやってた何気ないことだけど、気づいて意識して後ろ側の肩・腕を送ってあげることで以前よりも回るし、アクション後の板の出だしが良くなった。
怪我の功名っちゃそうだけど、痛みが・違和感が完全に消えないから少し怖さもあって調子は50%くらい。それでも、もう時期的に上げていかないといけない時期だから後ろ手の送りを強くする事で、怪我前よりも止まらない格好の良い波乗りになるようにしていくよ!