Sep,02 2018 納得はしてませんが・・・まぁ、良かったわ
去年はトンコロ喰らって内容が無いから書かなかった大会戦記(?)、コンペティターじゃないけどLife in surfの一環だから書くわ。
昨年初めて出たのだが、片貝のローカルチーム主催ということでレベルはそこそこ、ビギナーとかでなければ全日本常連さん位とか。
波は腰~胸とぼちぼちだが、地形今一つでダンパーが多い。セットはほぼダンパーで腿~腰の小さ目狙い、その中でどれだけアクション・ターンを入れられるかといいった感じ。
自分の中でこの大会は支部予選じゃないけどレベルはそのくらいってことでテンションは微妙。去年は朝の5時に入ってラウンド1まで6時間待ちだったこともイマイチ気乗りしない原因だった。
でも、今年は参加人数が増えてラウンドが増えた、おかげで良くも悪くもラウンド1が大幅に早まった。
波はね、やっぱり良くない。既に始まってる他のクラスのヒート見ても苦戦してる。
で、ラウンド1。去年もそうだったけど、5人の2アップ。このコンディションじゃきつい。
セットはサイズそこそこだけど狙いは切れる小波だからNewFlyerでアウトへ。とりあえず少し手前で、セットはやり過ごしてセットの裏に時々ある肩が落ちて入ってくる波を待つ。
とりあえず小さいLにテイクオフ、板が前に出てかない、しごいてごまかし2ターン、これで2点前半。中盤厚い腿サイズに何とかリッピング1個、これが2点前半。終盤に2本目と同じ様なライディングでスコアは伸びず、合計4.5点くらいだが1抜けでラウンドアップ。
皆乗れて無い難しいコンディション、勝ち負けを分けたのはセットの裏に腿くらいだけど切れた波が隠れてるパターンが多い事に気づいたこと。
続いてラウンド2。
ラウンド1は緊張も何もなかったんだけど、ここは妙に緊張してた。そんなヒートが始まって間もなく、腰サイズのちょっと切れた波が入ってきて競る格好になった。感じダンピーだけど明らかにRのブレイクで俺が奥、「何で競られんの?」と思ったがそこは引いちゃいけないって思って奥からテイクオフ。結局競られてピーク寄りに押された分抜けられなくて捕まる格好に(競って寄せてきた方はしっかりパドル妨害取られてた)。ちょっとイラっとしたわけだけど、そこでテンション上がって緊張が解けた。
そこにちょっと速めにみえるが肩の落ちた腿サイズ、テンション上がってたから迷わずテイクオフ。ブレイク速いからとにかく走って、最後はリエントリー無理だからフローターでフィニッシュ。それっぽく見せたいからテールから降りてノーズを岸寄りに振る感じの小細工、これが2点後半だった。
他に2本腿サイズの厚くすぐ繋がる波でリッピング1個、これがどちらも2点前半と納得はいかないものの合計5点弱で1抜け、セミファイナルへ。
セミファイナルはここを勝つとファイナルってんで緊張した。ただ、ペースはこれまでと変わらず、セットの裏の肩の切れた波で確実に1アクション、出来れば2アクションを狙う。
1本目、腰くらいの2段に重なるが少しフェイスの残る波、しっかりボトム使えなかったが2段の上でリエントリーして重なって底掘れする前にランディングで点にはなった。この後切れた波が見つけられず終盤、やはり2段に重なる波をテイクオフ。走ってトップターンからボトム下りてリエントリー、底掘れする腰サイズで返した先で跳ね返ってインコンプリート。でも、走って途中トップターンしてたことから少し点になり2位でファイナルへ。
ファイナルは妙に安心した気分で2本纏める意識が薄れてた。他の人より少しアウトで待つ・・・・切れたLが入ってきた、少し揺れるブレイクだがしっかりボトム使ってトップへ向かう。トップへ向かうその刹那、思ったより肩が張ってこない、今更カーヴィングには持っていけないから無理やり返す。力ずくだから少しフローは乱れたかもしれないが、このコンディションなら良いリエントリー。この後横波と重なって肩が落ちてアクション入らないが、1アクションとはいえ点にはなる。
ただね、これでちょっと余裕出ちゃってアウトで待つわけですよ、もう一回この波って。
そうしてるうちに手前で大きくは無いが2アクション纏める方なんかいたりするわけで、焦ったときには波が来なかった。終了間際、ダンパーって解ってるけどテイクオフ、横に滑る間も無いダンパーに立ったけど時既に遅し。1本良いの持ってても2本纏められなければ負け。
でもさ、今回「2本纏めて」ファイナルまで来て、4位とはいえ入賞して嬉しいかっていうと、嬉しいけどあんまりなんだよね。もちろん、優勝以外は負けって昔からこの辺変わらないことがあるけど、納得行くライディングしてなら勝っても負けても心に曇りができないから、気持ちの問題だけどそんなもんだよ。
もちろん負けちゃそこまでだから纏めるって事が大事なのはロジックとしては解る。でも、気持ち良いかって言ったら、やっぱり納得行くライディングなんだよね。
また大会出る事もあるだろうけど、そのロジックと感情との狭間でどう動くか、それはそん時の気分で。