Oct,30 2006 寂寥

毎年の事だが秋ってのは夏の喧騒の後だからか寂しさを感じさせる、一雨毎に寒くなり水温も少しずつ下がってくる所からも敏感に感じ取る          そんな秋は嫌いだが、むしろそんな寂寥感を楽しみ物思いに耽る事も有る。

昨年はほぼ治った筈の耳管機能不全が再発、いや、本当は骨腫の切削不良で見えなかっただけで実は鼓膜穿孔、誤診だったのでは?との最近の医師の見解。
夏から秋にかけて治癒してきたから寂寥という感じはなくモチベーションは上がりっぱなし、「再発」で奈落の底へ転落だった。

今年はずっと調子上がらなかったものが9月後半から上昇。でも普段の調子には程遠い、そんな自信の無さが招いた寂寥感、ひいては嫌悪感をバネにしてモチベーションも上がってた。
寂寥感を波乗りと嫌悪感を転じさせたモチベーションで埋めていたが、ここに来てまたもやドクターストップ。

鼓膜穿孔の再発何度目?
サーフィンは俺の基本、それが出来なくなる。空いた穴を必死で埋め戻そうとするが、追いつかない・・・。サーフィンへの気持ちは切らない、しかるべき処置をしてまた海へ戻る、そう強く思うが虚無な心は押さえきれない寂寥感を生み出すのみだ。

激情 Heart,mind&soul