May,30 2014 SJ-1 by Borst Designs
長年愛用しているCarifolniaのChris Borstシェイプによるスラスター。
現在このSJシリーズは"4"まで出ているが、そのナンバーから察する通り初代のモデル。シェイプも一昔前のシェイプで弓なりフルロッカーでノーズがかなり絞られていて、最近の短くて幅を持たせアウトラインが比較的丸い板とは相反するもの。
数年来このモデルを愛用していることから周囲の薦めを断ってこのモデルを所望、現在愛用のsemi-proと比べてもいかにもサイズの有るリーフかリバーマウスブレイク向けといった感じ。
5'10 18.1/4 2.1/4
これまでは5'11を使っていたが取り回し易さなどから1インチ短くしてオーダー、浮力は5'11の時から若干オーバーに感じていたので1インチ分は問題ないと判断。使い出しは腰~腹・ノーパワーの波崎。オフでクリーンフェイスではあるが、この板には向かない感じのコンディション。
Finは愛用のVector VF460がボックスに入らなかった(FutureはBox固体によって遊びが大きかったりきつかったり、こういうとこ困る)のでsemi-pro用に購入したk-3.1。
一昔前のシェイプ(?)だが滑り出しは特に悪い感じはしない。ただ、決して速くは無い。
腰サイズのこの波ではパンピングとか加速するためのなんがしかが要るが、その辺りちょっともっさりした感は否めない。それでも思っていたよりK-3.1との相性が良く割と動くのだが、このサイズの波でのリエントリーの返しはテールが広めのせいかちょっと重い。
以前と比べてテールがスクエアに近いのでその影響もあるかもしれないが・・・・肩~頭以上の力のある波ならねーという感じ。
強いロッカーからしてもそうだけど、サイズそこそこで掘れて力のある波でこそかな、もともとその辺り優先でこのモデル愛用してたからね。
結局このコンディションではちょっと重いって事でこの後semi-proに変えたけど、K-3.1より重いVector VF460をつけたsemi-proのがタイトでピーキーなターン・カービングOKって事からも「そのとき」向けの板でしょうか。
普段の小さめビーチブレイクでは所謂「最近の板」の遅れを取ってしまいますが、おそらく前述コンディションではかなりのパフォーマンスを発揮してくれそうです。