Jun,12 2006 サーファーズイヤー手術 後遺症と過誤11

仙台にて2

病床、それも仙台から。 ここ1週間、ちょっと面倒な事とか有ってしんどかったが予定通り仙台で鼓膜穿孔の手術を受けた。 予定じゃ30分程度、だが・・・。


「鼓膜の縁が確認できない」
前にやったサーファーズイヤー手術、耳の後ろを切開したり鼓膜に傷を付け修復のための鼓室形成術とか無駄の多いリスクを高める手術だったが、肝心の骨腫の除去も一見問題無い様だが鼓膜が全部見えないという手抜かりとも取れるものまで発覚。
一度手術をした後の外耳道の皮膚は通常より薄く、麻酔も効きにくいらしい。通常より多く麻酔を使ったため三半規管に影響が出て半端じゃない目眩、生まれてはじめて天井が回る状態を経験・・・。


そして再度骨を削った。


他の耳鼻科医師からも膨らんでいて通常より張り出していると指摘を受けていた部分らしい、局所麻酔で意識が有る所をノミでコンコン削る、頭に直で響く。痛みなどはノミを打つ振動によるもの以外は無いが、場所が場所だけに気持ちの良いものではない。


骨腫の切削が終わると耳の後ろの筋膜を取り鼓膜の穴に貼り付けて終了、予定の倍以上の手術時間。
先生、お疲れ様でした。
先生に海への復帰を相談したところ耳栓条件でも「1ヶ月位はやめた方が良い」と言われた、どのみち今の状態ですぐにはきつい、体作り直しながらと考えると1ヵ月後というのはちょうどか?梅雨明けも近い頃だ、夏前に戻れれば少しは溜飲下がるだろう。


しかし手術が終わっても目眩が半端じゃない、グルグル回ってるし吐き気もする。
今日は大事な日本vsオーストラリア戦があるのにそれどころじゃない・・・が、術後数時間経過して目眩が軽くなりようやくこの地獄から開放された、これなら見れる!


海へ行けない今の数少ない享楽だ、日本は勝つよ!

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