Nov,06 2008 才能

サッカー好きは周知の通りだけど・・・、FIFAのWebサイトで見つけた女子のアンダーカテゴリー、U-17world cup。育成世代の国際大会には『投資』しな国が多いとはいえ、日本が強い。
グループリーグ3戦で17得点、10番は優勝候補の一角であったフランスの監督に『天から来た』と絶賛され、優勝候補筆頭のアメリカ相手に独壇場、メッシと比喩され、FIFAのサイトでも取り上げられた。ホスト国の選手に対してではない、駆け引き上大袈裟な物言いをしている部分を差し引いても、リップサービスで無い事はすぐに判る。
また、フランス戦で、9番は8分でハットトリック達成し、この2人を中心に、ゲームの行われたハミルトンで日本チームは人気を博しているようだ。
アメリカ戦では、体格差から大人と子供のゲームみたいだったが、3:2というスコアは別にして、ポゼッション他日本が圧倒していたし、やはり体格差の有るフランス相手でも7:1というスコア通り圧倒。消化試合的要素が強いとはいえ、パラグアイ相手では10人で7点取った。

女子の、子供の、だが、上手い。
オシムが言ってた『日本のサッカー』ってこれなんじゃないか?アンダー世代の女子のものだけに、プレス等の甘さはあるかも知れないけど、速さと巧さと連携。ボールも人も良く動く、攻撃的サッカーで、シュートは何処かのA代表と違い半分以上は枠内に蹴ってる。

10番はまだ15歳だ。彼女達は普通にしていれば、ただの女子高生。
でも、これほどスリリングなナショナリズムは、勝っても注文が多いA代表では味わえない。
殆どのスポーツが一様に、アンダーカテゴリーでは世界に伍していける。
だから、見方によるかもしれないけれど、『日本代表』を見るなら、アンダーカテゴリーの方が面白い。
南アに行けるか大いに心配なこの頃・・・・。

それにしても、最近海で見かける、上手なちびっ子達の見る先は何処なんだろう?

倦怠 Chinese Democracy is sweet?