Apr,13 2018 さっかー
「日本化」ってとてもドメスティックでネガティブな印象。
Footballのサッカー化?野球/Baseballはコンタクトスポーツじゃないから技術で上回れる確率が高まるし、アメリカ(MLB)は1軍半かもしれないがアウエーで向こうの作ったルールでだから言い訳できないだろ。
パス回しは維持するらしいが、南米にカウンターサッカーを柱とする国が多いのは、同じ戦術でブラジルとやったら勝てない確率が高いからで、だからJFAは国内向けの本当に強い国以外の国と、見て楽しいサッカーで適当に勝つって興行で目先の金儲け優先ってこと。
そう遠くない未来に、アジア予選敗退って時が来る。32から48国って助け舟が出るかもしれないけどね。
でも、確実にサッカーはスポーツとして、興行として落ちる。
さて、韓国戦で仕留め切れず、勝つ確率のより低いオーストラリア戦にグループリーグ突破がかかったなでしこ。
引き分け狙いの韓国にうまくやられたわけで、前半のピンチって言われてるところは確かに少し危なかったけど、コースは限定してるからね、韓国の弱者の戦術に嵌められたってところでしょ。
60分過ぎから押し込んで勝ちきれないのは、アタッキングサードまで行く回数は多いが、シュートまで行った数が劇的に増えて無いから。決定力の低さを鑑みれば"下手な鉄砲"ってくらい打たなければいけないのだが、ミドルから強いシュートを打てる横山を出す遅さと、カードを余らせた事にも依るだろう。
オーストラリアには勝つって前提で、どうするか。だって5位抜けなんて情けなさ過ぎるよ。5位決定戦はやれば勝つだろうけど、PK狙いで自陣で固められたら今の決定力で楽勝なんて言ってられないでしょ、万一ってこともあるよ。3枠の頃を基準に考えれば5位なんて抜けても最低だし、ハリルどころの騒ぎじゃない更迭もの。
で、オーストラリアの陣容って良く解らないが、3トップが速いと。
そうすると徹底してなでしこの弱みを突くやり方でくるでしょ、中盤のパス回しを掻っ攫ってカウンターで裏取るって対なでしこの基本。
高倉さんどうするかわからないけど、佐々木監督の終盤から「研究されてるから戦術の引き出しを増やす」とか、選手からも「4-2-3-1を」って声もあり試した事はあった。
子飼いの選手をなでしこに上げて経験させるばっかりで、戦術の幅を広げるって事はしてこなかったように見えたけど、どうなんでしょう。
澤はいないんだよ、パスサッカーで行くなら中盤厚くして攫われない様にすべきかと。
3-5-2は有り得ないから4-2-3-1として、ガタイの良いオーストラリアに伍せる(伍せなくてもなんとかやれる)3が思い浮かばない。後ろは鮫島・市瀬・熊谷・有吉、ボランチは対人と経験から宇津木・坂口、FWは対人+強いシュートを打てるってことで横山、3のうち左右どちらかで川澄(本来は左じゃ・・・)であと2人。猶本と隅田は以前より当たり負けしなくなった気がするが、どっちもボランチっぽい、岩渕と中島はどうだろ・・・・。人材不足は深刻かも、飛び道具って事で田中陽子入れておけば・・・なんてタラレバまで考えてしまう。
今のなでしこは真ん中のラインが弱くなったのが決定的。永里・宮間・澤・熊谷って真ん中(4-4-2だからど真ん中じゃないけど)強かったし、相手も横にだったらラインにギャップできにくいから守りやすいけど、宮間と澤が前後するのは守りにくかった筈。
って今更ね。4-2-3-1も妄想だけど。
しっかり応援しますが、今日オーストラリアに負けてグループリーグ敗退なら、佐々木監督の五輪予選より下なんだし潔く監督降りてもらいたいわ。