盛夏、梅雨明けが早くその後戻り梅雨の時期もあったが長く暑い夏だ。
サーファーには最高さ、夏が長いんだもん。

単純にはね。
でもやたら南風の日が多くて水温は平年以下の日が多い（多分）し、その風からくるカレントによりショアが深くなり、どこもかしこも潮があげると割れても消えてなくなる状態で、毎度の茨城でさえうねりが弱くても弱いオフで腰前後の夏らしい波で終日遊べたという日は少ない。
先日の熱低連発以降特に顕著で、茨城はヘッドランド南側の浜がやたら広くいつもの北側はショアから中間がドン深でテイクオフ程度。もちろん、今月1週目の和田の様にサイズがあればどうにかこうにかやれることもあるが、この高気圧の中心がもっと日本に寄ってくれないと困る。梅雨時並みに離れればそれはそれで無風のエリアができるから良いが、夏ではないからね、北の高気圧にはもう少し遠慮してもらって前線を日本から消し去ってもらいたいものだ。
北の高気圧の強弱はラニーニャには関係ないはずで、寧ろラニーニャなら太平洋高気圧がもっと強力なのが普通。というかこの猛暑っぷりは充分ラニーニャの影響だろうがね。
こないだ大雨が降ったことから和田エリアには大いに期待したが、サイズあればまぁＯＫ、結局ショアが深くてサイズが落ちて潮があげるときっついコンディションになった。

8月に入りやや潮位があがりローからミドルタイドの時間が短くなってきている中でも南うねりがあって和田方面の風が弱ければそちらでどうにかって感じだが、やや強南が吹くだけじゃスモール・消える・グチャってるブレイクしか想像できず、朝夕なら風OKの一宮界隈はサイズもないし人ばっかで結局例年の通り茨城へとなる。
過去にフラット含め何度か本当にテイクオフのみとかってコンディションに遭ったが、今年は小さくて上げると大概そのパターン、特に7月の終わりから顕著で、それが夕方でたまにそこそこの波が入るなら人も少ないってんでゆっくり愉しんでくるが、「ムリ」って時も稀じゃない。

写真はそんな茨城のミドルタイドでやや多め、風が吹いてりゃ空気は澄んでるはずだがどうもしらっちゃけていていただけない。
そんなイマイチな夏なんだろうかね？