Sep,21 2013 Inspiration

最近機会があって久しぶりにCIの板に乗った。
それも普通のスラスターや小波用といった趣の板ではなく、wizzard sleeve。そう、あのdeep6を普通の波用にチューンしたノーズの丸いやつ、それも初回の「世界限定シェイプ」とか。
今夏は他にも板を借りたりしていて、数年ぶりにちょっと違う乗り味を交えての夏だったが、このwizzard sleeveは夏に在りがちなノーパワー・ノーホロー・厚め・小波でも素晴らしくサーフィンを楽しくしてくれる代物だった。
テイクオフは普通のスラスターより格段に早く、5'4という長さから小波でも取回し易くターンが速い。もちろん長さや浮力故だけのものでは無い筈だが、普通の5'11のスラスターでは縦のリエントリーにちょっと苦労する腰~腹の前述したコンディションでも何の苦もない。
オフザリップで加速する感じをここまで味わえる板はそうそう無いのでは?緩慢なセクションでのカービングにスナップも、そのターンで容易に加速してくれるから失速してワイプアウトとかほとんど無い。
掘れた若しくは壁になる一定以上のサイズであれば、その際どいセクションでのアクションは普通のスラスターに譲るだろうが正にマジックボード。いつものスラスターに戻して驚いたが、wizzard sleeveだから出来ると感じていたことがいつものスラスターでも違和感無く出来たことも特筆する点だろう。

ちょっと板のインプになったが、そのCIの板=Kellyのモデルだけに意識するのはKellyであり、そのラインから動きの発するところ/Inspirationはこれまで特に好きで見てきたKellyよろしくとなってしまう。
マジックボードといっても借り物だけに何れ返さなければならず、次はこの板をオーダーすると考えているが、上がりを待ってるKellyのsemi-proにしてもInspirationを得るならやっぱりKellyからだろう。

怖えぇロング Competition