May,14 2016 支部予選 '16

"支部予選 '16"昨年末に登録はしたものの、ここ数年はちょくちょく体を壊すので、いざエントリーとなるとどうしようか悩んだ支部予選。
直前の体調は悪くない、波乗りの調子も悪くないが、3日前にちょっとした事故の様なものがあって、今一番調子の良い板をクラッシュして「何か感じ悪い」といった流れ。
5日前の月曜の夕方にここでやって、良いイメージを持っていたのだが、予報に違わず北東のオンショアが強くなり、波の小ささもあって俺には難しいコンディション。

出場するクラスは昨年とレギュレーションが変わって3級のシードが無くなった。
昨年は級無しの人間は決勝まで数えると5ヒートだったが今年は4ヒートに。ただR2はシード選手を含めた5人の2アップだからここが難関。

3級保持者といきなりだから練習?「いや、この波じゃやんないでしょ」とぶっつけでR1のヒートへ。
ゲットすると見た目以上に厳しいのが判る。右のピークはコンスタントに割れるがうねりへ戻り勝ちで肩の続く波でも軽い1アクションがやっと、セットには奥過ぎで抜けられない。やや左は波数少ないがセットが切れるのはこの辺り、だからといってセット狙いでいいかというとセットは少ないし繋がり気味でリスキー。

割れるのは突堤の脇、奥を争ってテイクオフを下手すると、突堤のテトラにぶつかる位置で、4人しかいないのに狭く感じるピーク。当然少しでも点を出せる波を取るのは至難、5分経ってもノーライド、ここまでの5分で何本か左でも割れているので徐々に左に移動した。
ようやく掴んだ波は力なく、ボトムからトップで板を返したもののうねりへ戻ってインコンプリート、点にならない。次はセットを捕まえたがダンパーでこれも点にならない。10分経過した頃にセットが入ったが、同じように左に移動した選手が奥からテイクオフ、ダンパーで即捕まったのだが、奥からのテイクオフが無ければこれに捕まっていたのは俺だった。
少し焦っていたがこのことで少し冷静さを取り戻したか、その裏の波をワイドでダンパーと見切ったそのまた裏の波、少し肩が残りそうな波を追いかけ、肩に追いついたのでテイクオフ、少し速いブレイク、緊張と焦りから普段通り出来そうもない、浅いボトムターンからリエントリー、返した辺りから先はうねりが揺れてまともにブレイクしないが、「この波で点出さないと厳しい」としごいて次のセクションを探す、だがそのままインサイドでうねりへ戻ってそこまで。
結局1アクションのみ、後に乗った波もダンパーで点にならなかったが、1位通過。みんなが1抜けと言うが、やってる方は「これじゃ・・・」的な波乗りだから応援に回る準備も始めたが、R1は無事通過。
どうせベスト2ウェイブで(情け無いが)3点くらいでしょ、去年腰サイズでボトム使って縦のリエントリー1発だけの波で3点ちょっとだったから、それより落ちるライディングにチョイ横程度のライディングじゃいいとこそんなもん。支部予選ってもこんなコンディションだとジャッジもどこで差を付けるのか、大変だよね。

で、ここを抜ければ本戦が見えるR2、5人の2アップ。
この頃にはサイドオンの風がドン吹きでフェイスガタガタ、膝~腰くらいのフリーサーフィンなら絶対やら無い波へとコンディションを落としていた。
相変わらず右の突堤脇がコンスタントだが、点になる波は少ない。R1で良い波(普通にいったら良い波じゃないが)乗れた左寄り、たまに1アクション入るブレイクはあるし、みんな右狙いだから一人左寄りへ。一瞬「左で波入らなかったら・・・」と考えたが、自分を信じて行くっきゃないと。すると一人がこちらに来てしまって、右3人の左2人になったがヒート開始。
するとそのこちらに来てしまった方は2級保持のコンペスキルの高い方、何でも乗っちゃうそのコンペスキルでこちらは乗る波無い状態。その奥から?そっからじゃ抜けらんないでしょ?と思っても乗っちゃうからね、10分までダンパーになるセット1本しか乗れてない。時々見る右の様子も芳しくは無いが、何とか1アクション入れているのが見えた。「右へ」とも考えたが今更行っても駆け引き上負けるでしょ、こちら級無しで2級の方に勝つには良い波乗るしか無いわけで、リスキーでも"普段のサーフィンに近いフリーな状況"の中でやるしかない。
が、結局その後もダンパーになるセットとすぐうねりへ戻る腿サイズ、合わせて2本しか乗れず全く良いとこ無しで敗退。こちら左寄りにいた二人でそのヒートの5位と4位を分け合うというお粗末な結果。観ていた後輩からは作戦ミス的なことを言われた。いや、俺にいわゆるコンペティションスキルなんて無い。駆け引きだの混じると余計不利なわけで、リスキーでも自由にやれる状況が欲しかった。でも、その辺りの事が大会で上に行けない理由でもある。

そもそもがここでファイナリストになるには腕が足らない。
その上にずっと大会には出ていなくて、ここ2年くらい?ちょろちょろと出るようになったのは。大会の緊張感も愉しむとか、本気で勝ちに来ている人からすればちょっと違うのかもね。
普段から波を追っかけてやる道場的サーフィンってやってないし、例えば「5分に2本乗る」とか言うらしいけど、そんなガチガチのコンペティションスキルのためのサーフィンはやってない。やはり支部予選レベルだともっとガチで取り組まないといけないのだろう。

ガチでやることと、緩い空気の中でうまくやることとは違うでしょ。
でも、普段の海でガチでっていうかガツガツやってるサーファー、ルールに反していなければマナーが少々悪くてもというような感じ?
奥、奥、奥って抜けられもしない奥からの取り合い?
普段波乗りしてて、そんなことがあるとイマイチ面白くないよね。去年の夏、俺が波追いかけ始めたインで俺の前に割って入ってパドルした方には思わず「マナー最悪」と言ってしまった。

正直、推してくれる人もいたりするけど、それは自分の武器を発揮できたときで、どんなコンディションでもってわけじゃない。だから普通にやっても勝つ確率は低い。それでもなんとなくでもヒートやって、あのライディング良かっただの何だってのも愉しかったりするのだけど、1アクション入るか否かの波を取り合ってやるのは全く愉しくない。
「大会ってどんな波でもやらなきゃいけないから面白くない」って、出なくなった理由のひとつだけど、改めて思った。やっぱり、大会はもういいかな。

良い波のピークにいる人間をリスペクトして、肩からはパドルする人間がいない。
そんなコンディションの海がいいね。

忘れてしまった矜持 Respect

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