思い込みと民族性
SURF+ SillyTalk Life In Surfing

思い込みと民族性

Sep,15 2025 思い込みと民族性

思い込みと民族性  SillyTalk SURF+決してCompetitorではないが、大会もサーフィンのうちだから愉しんで勝てれば最高

主義者ではあるが、昔=相当前ね、1ヒート6人でベスト3スコアってのもあったかなって頃とはなんか色々変わってしまって、アマチュアの大会ですら戦略・戦術をが関与する量が大きくなり、愉しむ=乗り合い/オープンな展開を前提とするのは無理ということで、大会は大会で多少考えるようになった。
ぶっちゃければ、当時は6人ヒートでも乗る波はあったからね、近年とは波数が段違い。最近じゃエクセレント1あるか、グッドあって2~3、アベレージ5~6程度のヒートとか割と普通で、実力差大きくないと戦術と運で決まる印象。これで6人ヒートじゃ洒落ならん、4人でも乗り合いなんてあり得ないもの少しは考えること必須だわな。

ここ数年、そろそろ、大会一切やめようとも思っているがそのトリガーとなる事象が無いのでやや中途半端ではある。
昨年コロナ罹って以降息上がる状態で心疾患の嫌疑すらかけられもしたが、そのリハビリで小波ならたくさん乗るってとこから始まったが、それは大会でも役に立つものでもあった。
乗れず=スコアメイクできる波に乗れず負け以前に乗ってないで負けを、乗ったけど(スコア=質)足らずとして、ヒート毎戦術も「スコアメイク優先」「ヒート全体の流れから外れる」「セット優先」とか考えながらにした。
8月にあったメーカーさんの大会ではきついマークにもあって、need1.3を乗れず負けた(結局3分半くらい割れなかったからマークなくても一緒だけど)が、それはそれで足りないものも見えた。

それと、多分コロナ禍以降かな、大会では無駄に緊張するようになったが、オープニングラウンド1は無練でというのは変わらずで、ここを上がると緊張はある程度緩む=多分海入れば緩むのだろがやらないのは大会嫌いの面倒くさがり=オープニング勝てなきゃ先はねーよってノリに由来するんだろう。
この緊張とかはその多くが「思い込み」などによるもので、ストレスなどによるものも多く関与するのだろうが、厄介だ。

昨日は、以前2位まではあるからそれ以外は全部要らない(これがもう既に余計な思考だね)って大会で、(コンディション的に)良い波乗れれば勝ちって要素の大きい大会でもあることから、今年ここまでのヒートとは勝手が違ったかな。
過去に3度色別間違いで乗った本数少なくされたが、それがまた点になってるのばかりだったので、ある種「そんなもん」ってのがあったし、スコアの件も「お祭りだから」って言われたことも有り競技性が高くないって意識も持っていた。個人的には負ければもちろんだが、勝ってすら割り切れないものが残る大会という認識。
何よりちょうど仕事のストレスなどから心身ともに一息で、深謀遠慮とは遠い状態。
やたら人とのお喋りとか多く、なんか入ってない状態だったが、前のヒート見てどうするこうする決めたことがある程度できて2位通過、ある意味ファイナル並みにしんどいオープニングを上がれた。

これで一息。少し安心したが次のラウンド1前もやたらお喋りしてて、前のヒート見てたけど実際見えてなかった。ポジションどうするとか、乗ってるイメージも全くなし、普段のサーフィンだってどんな波悪くても、見えてる波でアクションしてるイメージ立ててるが、ある意味浮足立ってた。
ヒート始まって結構な波取りバトル、こちら奥で板も走ったが、バトルして押し込まれた分テイクオフポジション良くないので結局するーした。
今思えばこれ乗っちゃう方がマシだったかもしれないし、これを譲ればこの後に入るセットをこちらが乗れていたかもしれなかった。
結局その後、やや小ぶりながらフェイスの立つバックハンドでチェックターン(その程度で3点くらいオープニングでは付いてた、NSAクライテリア2割マシくらい)、先のフェイスにエンドを探すが消えた。その間他の選手は1アクション程度のライドをしていたが、こちらはセット待って終了間際に消える魔球にライドと完全に「やらかし」た格好。
このヒート面子が過去にファイナリスト経験のあるものばかりで、シャバ波で作ってからセットとかあり得ないと思っていたが、実際はアベレージ以下にシャバ波多いもののアクション出来るセクションある波もあったようで、見てなかったことと乗るより待つにしたことで散々な出来だった。

以前のセットで自分のサーフィンして上がるって思考に近いな。

直前のストレスから余計に考えたこともあろうが、くだらん思い込みによる自滅だわな。

一つ収穫は波の取り合いでバトルすることを普通にやったことくらいかな、昨秋から大会ごと一個ずつなんか「大会用」に得てる感じ。

思い込みって奴は考えれば考えるほどマシマシだから性質悪い、そのへんはある意味バカになりたいとも思うけど、人生の中ではその思考力は大きくプラスになるから何とも言えないね、都合良くは行かない。

そういえば、サッカーにおいての思考で、海外ではシュート=点を取ることを第一に育成するが、日本ではなんか足元の技術や戦術だのが優先されるとかで、日本に本格的なCFが育たないのは(漫画の影響もあんのかもしれないけど)そうした文化的な要因が大きいと目にしたことがある。
今年のCSだかの際に、コーチ陣が日本人は大きいのが下手っていってたけど、それは環境が大きいのだろうが、コンペ志向って特にアマチュア頃は15分で作らないといけないから必然アベレージ以下の波に行く、そういったものもあるんじゃないかとも思う。
だから一つ大きいのはヒート時間じゃん、最近じゃどこの海でも波数少なめでその中でどう作るかが大きい。せめてNSAもISAやアメリカのNSSAが多く採用する20分にするぐらいじゃないと、ちんまりしたヒートばっかになって、結果上がこじんまりとしたものばかりになりそう。
セットの大きい波で、そんなサーフィンの根源?前提?よりもスコアメイクのための技術・戦術ばかりだからなんかな、サッカーじゃゲームは作ったがスコアレスから一つのカウンターで敗戦って日本じゃあり勝ちだけど、大本は結果より過程・技術/戦術重視ってことだよね。
民族性なのかは置いておいて、こと育成ってなったら民族性とは切り離さないといけないけど、結局その大本を考えればいろんな大会が採用するNSAのルールの問題でもあるよね。
本当、日本人ポイよな、こちらどっぷり日本人だもの、乗ること疎かになっては勝てないよね。でもコンペのための何かも引き出しの一個でしかなく、使う機会も少ないからね、せめて思い込みを誘発するストレスなどを減らすようにできれば良いかな。

次の大会は寒い時期で嫌だから迷ってるけど、どうしようかな。

大会のサーフィン