Mar,11 2007 自浄・他浄

昔からだが、仕事等でも波乗り出来ない自分が波の有る海にいる事が大嫌い。だから、昨年最後に波乗りした時以来海へは行っていない。


けっこう後ろ向きな人間かも・・・

だが、この話聞いた時直感的に、
「行こう」
そう感じた。

波乗り出来ない、ただビーチクリーンだけのため東京から九十九里まで行く、不思議に思う人もいるかも知れない、別に奇麗事でもなんでも無い、
「自分のため」
そう思ったから。

昨夜のうちに集合場所などを電話で確認、ただ、少し風邪っぽいのが気がかり・・・特に風邪等には鼓膜の手術をしたばかりだから神経質なほど気を使う。
手術後は普段より眠りが浅かったりと嫌な感じだったが、今朝起きると耳の下が少し熱を持っていて腫れている・・・いや、風邪っぽい、おまけに外は嵐のようだった。
少し後ろ暗い気持ちも有ったが、ビーチクリーンへの参加は止めた。

後で聞いた話だが、千葉県観光公社に九十九里サーフィン組合の協賛などと、かなり大きなイヴェントとして行われたようだ。
サンライズ九十九里から片貝漁港までの約10kmを行くものだそうだが、片足捻挫している身で砂浜10kmは風邪抜きでもしんどかったかも・・・。


ビーチクリーン
普段はあまり縁が無い、大会とかの後にやるのは当たり前だけど・・・昔みたいに大会なんて出ないしね。そもそも普段からゴミちゃんとしてればビーチクリーンなんて必要無いのにね。

ゴミ袋一袋分集めると、ゴミ袋という新たなゴミが発生する。
俺なんか東京から行くわけだが波乗りは勿論何かのついでではない、排ガス出したりタイヤも減るさ、そうやって少しでも汚染してまでゴミ拾いに行くんだからどれだけ拾ったら見合うの?・・・そんな事も考えた。onehand
普段からやっときゃ良いじゃん・・・

屁理屈     言う人はそう言うだろう。
でもそれって目の前の小事に捉われ過ぎで大事を見過ごしている。地球は地球でそれだけだ、それ以上でも以下でもない。

俺が住む所はゴミの分別などに殊更厳しい、ペットボトルはラベル等を剥す事は勿論、中を洗わないと収集されない。
石油や石油製品が無くなっても人間死にはしないが、汚染された水しか無くなったら人間はおろか殆どの生物が生きて行けない。
中東とかだったら逆で、ペットボトルを再利用するために水を無駄にするなんて考えられないのかも・・・。

あれこれ考えて思考が巡る巡る、矛盾とか・・・色々ね。
でも、とりあえずは、サーファーは遊ばせてもらった礼として、空いてる片手で駐車場まで一つでも。

彼・彼の日 危惧