Mar,01 2007 彼・彼の日
人間的には尊敬も信用も出来ない人だった。そして、その苛烈な言動故だろう、離れて行く者が多かった。
だが、サーフィン・海へ向かう姿勢は尊敬出来たし学ぶ事が多かった。
今でも、
「俺はあの人を超えられたか?」
そう思う事が有る。
何を超えるの・・・?
どこを超えるの・・・?
超えれば良いってものではないがそう自問してしまう。
今でも忘れられない、あの人のライディングがある・・・まだ、テトラが入れられる前の鴨川・河口でのラウンドハウスからフィニッシュへ至るまでの一連の動き・流れ。
今の俺を見たらあの人はなんと言うのだろうか、「バーカ!生きてんだから波乗りできんだろ!」きっとそんな事を言われるのだろうな・・・。
絶対、まだ、もっと波に乗りたかったに違いない、俺はあの人の分も波に乗り続ける。
あの人を送った日、そう誓った。
Aug,31,1988 At kamogawa sea world rider (管理者)改めて思う
No surf,No life.
理解できない、
おかしい、
キチガイじみてるってさ。
俺は、
こんなにもどうしようもなく、
楽しくて
官能的で
熱くなれて
心踊る
そんな波乗りが
好きで仕方ない、
止められない・・・
そんなものに
出会えて幸せ。
でも、奪われたら・・・
当時は今より混雑していなかったのは勿論、ビーチが広く、色々な所で波に乗れた。
サーフィンも波も海もビーチも人も、もっと広かった。
あの頃は良かった・・・
俺も少々秋を重ねたか・・・?
未来の俺が今年の俺を思い出して
「あの頃は良かった」
そう思える様に。