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Two Happy#4 by Channel Islands Surfboards

Feb,16 2025 Two Happy#4 by Channel Islands Surfboards

Two Happy#4 by Channel Islands Surfboards   FunToSurf SURF+気に入ると同じモデルを乗り続けるインプレッション。
4本目のTwo Happy、Happyと類似モデルのCIpro系とはもともと同じボードだそうで、同じようにシングル/ダブルのCI2.proとはどちらでも良いかなと思うが、微妙に小波対応(日本だもん)しそうなHappy、とりわけ日本のビーチブレイク事情により合いそうなTwo Happyに流れているボード選びからの試行錯誤。
今回は#3の際の(ユーザーには不可抗力だが・・・)違いを踏まえ、新たにデッキ6oz1層という選択肢が増えたことからサンディングなどによる誤差、#2と#3では書かれている数字上同じだが、レール・テールの厚さと板の重量そのものが違ったが、その誤差(本当に誤差なのか、場合によってはThickness 2 1/8オーダーが2 3/16で上がったのかくらい違った)を減らすためにシェイプは変えずラミネートなどを変えてみた。

コンセプト

過去3本、同じディメンションでオーダーしているが、#2#3の厚さの違いが顕著で、ボード自体の重量も200gほど違った。200gってボードの重さの違いにしては結構大きく、単純な重量差ならPUとEPSの違いに近いものがある。
持った感じ、特にレールを持った際の厚みも何となく違うが、実際テールのストリンガー部分などで1mmから厚さが違っていた。#2は1年でデッキベコベコで、#1はそれ程でもなかったことや、FredRubbleのSpineTekのおかげで少し出番が減ったとはいえ#3もフットマークはしっかりあるが、ベコベコにはなっていないので、こっからは想像だが#2は4oz一層かサンディングでそれに近いものになったということかと。
#2に比べ#3は小波、腰腹での反応悪く、厚く押さない腰腹では重さが目立った。4oz一層では1年を待たずベコベコが想像できるので、強度は4oz2層nと同等だが、重量・厚みをセーブできる6oz一層にして、軽さと重さそれに強度のバランスを取った。
正直、浮力にならない厚みは要らないって思う、サイズそこそこで使う板なら尚更かな。

Dimention

Two Happy#4 by Channel Islands Surfboards   FunToSurf SURF+5'7 18 3/8 2 1/8 23.3リットル 2480g(デッキパッチ貼り・WAX塗布後)。
初見で持って触って少し薄いかな?軽いかな?って印象だったが、実際#3と触り比べるとやはり薄いしテールストリンガーの厚みも1.5mmほど薄かった。重さが2480g、#3の2550よりは軽いが#2の2340よりはちょっと重い。
軽さ信奉ではないが、#2で頭オーバーとか頭半も問題なかったし、小さくなったエンドや間の短いセクションでの取り回しは具体的な重さは少ない方が良い。
やや重く厚い#3から#2に近づけようと考えデッキ6oz一層にしたが、そこまで軽くならなかったものの、テールは#2より微妙に(0.1mm未満で)薄い、でもセンター中心に#2より少しボリュームがある。#2と#3の間くらいかな。#3はそれで胸以上か仙台みたいに押す波なら良かったし、逆に頭超える波だちょうど良い感じもあったので、#2と#3との間のこれでちょうどいいのかなという感じ。
ということで春に上がることを想定してオーダーしたが、今回は通常納期で上がってきた、春(ジャーフル時期)までまだちょっとあるし、今は体力造りしながらなので#3メインでFredRubble#7併用で、この板のインプはも少し先かな。

1st インプ

Two Happy#4 by Channel Islands Surfboards   FunToSurf SURF+基本寒い時期、セミドライの時期は体が動かないのでおろさないのだが、セミドライでも水温的に冷えないことから"いい波"狙いでおろすタイミングを見ていたが、結局使いたい誘惑に負けて、ほぼダンパーに混じるL中心のショアブレイクに切れ目を探すコンディションでおろした。
サイズは腹~胸だが、ミドルでの反応悪く腰~肩がイン寄りの同じ場所で割れる上、複雑なカレントも入っていて形になり辛い。人はガラガラ、もの好きでないとやんないかなってコンディションだから来れば全部自分の波、とはいえアクション入る波は10分に1本程度で、纏まるとダンパー、よれてブレイクのタイムラグがあるセクションがあればリエントリー程度。
まぁ、4本目でディメンションも同じなら最初から手の内入るってものだが、これまでの3本すべて重さ、板の重量と乗った感じの重さが違っていたので数本は様子見。
最初の波のリエントリーで割れてからモサっとなったことからちょっと乗っかっちゃった感じになったが、咄嗟にテールを気持ち押し込んだらフローターライクに前に出た。数は少ないし短いが、乗っていく間に普通に乗れるようになったが、風が入るなどコンディションが良くないので移動。
移動した先もサイドオンが入っていてやや潰され気味だが、フェイスがあってワイドが多いが形にもなる。サイズは腰~肩、腰は消えて続き辛く肩はダンパーが多い。ダラダラしたセクションが多く、イン寄りでワイドに繋がる感じが多いが、セクション見つけてリエントリー、厚めならカーヴィング。全体に薄く軽かった#2に近いかな、センターのボリュームはこちらの方があるが、ノーズやテールは#2と変わらない感じ。センターに少しボリュームある分対応範囲は広いかも、逆に大きいとき軽すぎかもという印象。
Happyのそもそもの流れからして、風の入りやすい日本のビーチブレイクでは性能を発揮しきれないかなと思うが、面の悪いブレイクでも全然いける。
今回特に感じたのが、前足軸にして後ろ足で回すのが楽になった印象で、トロい小さい波では基本埒外だとは思うが、軽かった#2よりも好印象。

2nd インプ

Two Happy#4 by Channel Islands Surfboards   FunToSurf SURF+セミドライ着ていて新しいの試すにはちょっと体が重いって時期だが、新しい板が調子良いってなればそちらへ行っちゃうわな。
サイズは腹・胸~肩、たまーにワイドが多いが頭で弱いサイドかオフ、やや厚めでうねりが左に流れ、ボヨつききつくバックウォッシュも入るが、形になる。
それだけで良い波ってコンディションではない、見極めとポジションは必須だし中間のバックウォッシュがきつく、そこでのアクションはインコンプリート率高めだが、そこそこ愉しめるコンディション。

前回使ってほぼ手の内入れた感はある。難しいというか、良くないショアブレイクライクなコンディションから入ったので、波のサイズとパワーなんかがどうかというところ。
少々重い#3に対し軽めに上がるようデッキ6oz1層としたが、100gの重量差以上に軽く、この辺りはシェイプとラミネート+サンディングの違いかなと言う感じ。
特にシェイプに関してだが、センターは#3に近いがノーズとテールは#2に近い、実際厚みを計測するとそれだけ違うが、サンディング誤差にしては別物くらいの感じなので、FredRubbleでもあったが、微妙にシェイプが変わってくるってことかな。
でまぁ、軽さがあってよく動くが、適度な重さもある。だから頭オーバー~半くらいになると軽すぎかもしれないが、肩・頭程度でも軽すぎないかな、日本のビーチブレイクなら。
前足軸にして後ろ足で回すターンが良く、少々もっさりした胸~肩でも回しきって置いてかれない。
ボヨつきなどではまるとテールがシャープに回るし、エンドでのロールインは少し押し込むだけでもブローするから愉しいね。ただあくまでもそこそこ押しのある腰~肩・頭くらいでの話だけど。
印象的なのが、#3と同じ長さだが、とても短く感じること。
これは軽さがあるからだろうが、多分、競馬の「小さい馬が大きく見える」「大きい馬が小さく見える」的なものと似ていて、調子の良いものは感覚が現実を霧消するというか、そんな感じなんだろう。
正直、これなら1inch上げて5'8でもいいと思う。

FredRubble#7 by Channel Islands Surfboards