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サーファーズイヤー手術と予後 闘病記

Dec,22 2004 サーファーズイヤー手術と予後 闘病記

最初の診察
2004年1月に耳鳴り等の不調(今回手術したのとは逆の耳)が有り会社近くの耳鼻科(千代田区の三井記念病院、過去に良い病院のランキングで上位になった事も有るようで名前は通っているようです。また、医師志望の人がブランド・威光を求めに研修先に選ぶことが多いようですね、とあるBBSでそう書かれていました)へ行ったところ、「サーフィンやってるでしょ」耳を見るなり医師から言われました。
まあ、多少意識はしていたし程度の軽重こそあれなってないわけは無いと思っていたのですが左耳については手術を勧められました。この時の耳鳴り等の不調はストレス(精神的・眼精疲労等)から来る物との診察だったのと、聴力検査で異常は全く無いので勧められたサーファーズイヤーの手術について「いずれ・・・」と言って逃げました。
ただ、それまでは頭のほんの片隅にしかなかった"サーファーズイヤー"が現実と結びつき、綿棒や耳掻きが外耳奥に触れると痛いと感じる様になっていた事が自覚症状と思うようになりました。
水が抜けない
8月、一番サーフィンしてて気持ちのいい時期。
茨城でのサーフィン後、水が抜け辛いのはよくある事でもこの時は何かに堰き止められたかのように水が抜けず、聞こえが悪い、音がくぐもって聞こえる。
翌日、やむなく耳鼻科へ。耳鼻科には常設された吸引機で水・耳垢を吸い取り快癒。医師の所見は「サーファーズイヤーで外耳道が狭くなっているので耳垢が溜まり易く、入った水の影響で耳垢が外耳道を塞いでしまった為」との事。
完全閉塞は別として、症状としてこのような状態になることは多いようです。この時も手術を勧められたが先送り=逃げました。
サーフィンと耳
8月の耳鼻科での診療以来多少耳には気を使うようにはなりました。
・綿棒は外耳道に傷をつけやすい=外耳炎の元なので良くない。
・水が抜けないとき耳抜きをしますが過度の耳抜きは鼓膜を破る事もあるので程々(?)に。いや、これ無意味な行為ではないでしょうか?確かに若干の圧力がかかり水が動くかもしれませんが、内耳や鼓膜を痛めるだけではないでしょうか。
・外耳道は粘膜で出来ている上分泌液等で湿り勝ちなので雑菌等が繁殖し易く清潔を保つように。同様の理由から耳栓は良くない。
等々。波乗りしてる人間にはそれこそ耳の痛い事ばかり。耳栓駄目で綿棒駄目、耳垢取りたければ耳鼻科で吸引が一番のようですが行けば行ったで医師から色々言われますから困ったものです。
外耳炎
とりあえず水が抜け辛い以外は痛みも無く、聞こえも悪くない。サーファーズイヤーの手術なんて「いずれやらないといけなくなるかも・・・」程度にしか考えずにいました。
ところが、10月の前半に度々耳に痛みを感じるようになり、診察を受けると「外耳炎」との診断を受けました。
通常抗生剤の投与等で1週間程度で治る症例がほとんどだそうで、私の場合も抗生剤の投与治療(点耳薬)で「しばらく様子見て調子悪かったらまた来て下さい」といったものでした。
稀に中耳炎を引き起こしたり、慢性化したりするようですが外耳炎とはそれほど重い病気ではない様です。
診察2日後の夜から痛みが恒常化し激痛に変わり、夜眠る事の出来ない状態が2日ほど続きました。再度診察を受け、ロキソニン(鎮痛剤、市販の鎮痛剤が効かない強い痛みに使用。怪我などでよく処方されます)を処方してもらいました。
この時の外耳炎の状態は「ただれている」との事で、前回診察時の「腫れている」のとは違っていました。この状態が外耳炎の症状の軽重の中でどの程度なのかは解らないし聞かなかったので良化・悪化の判断はつきませんがよい方向に向かっているとは思えず、海へは行かないようにしました。
ロキソニンの処方は受けましたが、あれ以来激痛に見舞われることも無くなり痛みそのものもほとんど無くなったので2度目の診察の1週間後海へ。
耳を気にしながら、激痛で眠ることが出来なくても仕事は続けていましたのでその疲れ等が相まって、波には乗れても体が付いて行かない感じ(動体視力最悪って感じで波には乗れても波が見えない?波待ちしてて少し酔うし、波が見えても景色程度で認識が薄いというか不思議な感じ。アップスですらまともに出来ない)で、外耳炎だのサーファーズイヤーよりそっちの方が怖くて再び耳鼻科、更には眼科・脳外科と診察を受けました。
診察結果は目眩でもなく眼科的にも脳神経外科的にもおかしな所は皆無。考えられるのは極度の眼精疲労・ストレスによる異常で(確かにピントフリーズとか有ったし)、特に病的な物は有りませんでした。
しかし外耳炎は治っておらず、痛みは無くてもサーファーズイヤーで狭い外耳道が外耳炎による腫れでほんの点くらいしか開いていませんでした。
週1回の診察を受けていましたが良化に至らず、医師から「サーファーズイヤーの手術をして狭くなっている外耳道を広げないと外耳炎が治らない」そう告げられました。
煩悶
伝え聞く手術・予後は入院1週間・サーフィンは1ヶ月出来ない。私が告げられた内容も同様でした。
まだ、サーフィンするしもちろん冬だって行くし、まだ、波乗り足りない。1ヶ月のブランクは取り戻すのに大変(体的に)だけど先を考えればいずれ必要なことかもしれない。周りにこの手術の経験者はいないしネットで調べても情報は極端に少ない。受診している耳鼻科、年間の手術件数は100件を超え腕も良いらしいが噂は院内でのもの。サーファーズイヤーの手術をした事の有る医師もいるが予後不良は起こさないか?海への復活は大丈夫か?丸1ヶ月良化の兆しの無い外耳炎、停滞した耳の状態が手術することで前へ進むなら、でも、何か有ったら、人づてに聞く失敗例・予後不良。
悩んだ挙句手術する事を決断しました。
手術するなら・・・
手術を決意して医師へ相談。最短で2週間後の手術が可能だと言われたが、丸1ヶ月波に乗っていないのにプラスアルファで更に1ヶ月なんて冗談じゃない!
体調不良で楽させた分も有るけど体重も増えた。最低1ヶ月海に入れないのならその前にやっとかないと、外耳炎?どうせ手術するんだから大して変わらないよ、との発想で1ヶ月後にしてもらった。
医師には手術までの間海に入ると正直に言った。当然止めろと言われたし、やるのは勝手だが外耳炎を酷くされると手術自体出来なくなる可能性も有ると言われた。そりゃあ俺とか、素人がその道のプロへ物言うのも変だけど、今年何度と無く体のあちこち壊れた時に共通してたのが"ストレス"でそこから出てくるのは自律神経失調、「あるある大辞典」の自己診断じゃそれも有りだし。
それ考えると、サーファー病気は海で治すとか海行けば治る、ってのはあながち的外れでもないと思う。
入院・手術~予後   闘病記    
入院は手術の前日からでした。昼から病院食、午後に術前最後の診察と手術の説明、麻酔医からの説明等。
全身麻酔のため夜9時以降は一切飲み食い禁止されました。自身初めての入院ですが空調が良く出来ていて(?病棟内は妙に気温が高くTシャツと短パンでOK、いわゆる機械的な暖房で喉荒れとか心配したんですが湿度も適切な設定らしく快適)割と環境が良かった。看護師の女の子(一部女の子と呼んでは失礼か?)達はなんだか良く気が利くし。
大部屋だけど深夜の爆音(お互い様だけどこういう人は個室にして欲しい)以外は快適かな?看護師の子が年に1件くらいサーファーズイヤーで入院してくるとかって言ってた。この病院で耳の手術は年間100件位だそうだけど、そうすると1%程度はサーファーズイヤーの手術?俺の知る限りの事から考えるとそれってすげぇ高確率だよ!
手術当日
前日からの流れで飲み食い一切禁止、その上朝から点滴。向かいのオヤジの食い物が羨ましい。手術は午後一からだから結構それまでが長い。手術や予後の心配もこの期に及んでは開き直ってる、と言うより失敗とかマジ有り得ない位に思っていて妙に冷静。血圧もいつも通りだし。
手術室へ呼ばれた。手術着の下はスッポンポンなのでさらされないように注意、点滴したままストレッチャーに乗せられ手術室へ運ばれた。
手術にかかわるスタッフがせわしなく挨拶してくる、応えながら手術台へ。病室からしてあった点滴に麻酔を点滴されてすぐ(らしい)落ちた。気が付くと喉と尿道に違和感・痛み当然耳にも痛みを感じていた。朦朧とする意識、主治医が俺を覗き込んだのに気付いて「あぁ、終わったんだな」と思った。
術式(?)等
耳の手術と言えば切開する場所は耳の後ろからで、サーファーズイヤーも例外では無いそうです。耳周辺はたくさんの神経が通っていて脳外科との絡みも少なくないそうですが、そんな事から切った貼った(手術です)するには腕が問われるそうです。
で、耳たぶめくって外耳道の皮を骨から剥離して外耳道の骨に行き当たるそうです。骨腫は特殊な機械と小さいノミのような物で削り、外耳道の皮膚を戻します。骨と皮膚がうまく癒着するよう詰め物をするなど処置を施して縫合するそうです。骨腫が鼓膜に近い所に出来ている場合は衝撃等で鼓膜に傷を付けたりする事も有るそうです。今回の手術で実際そうなったし。鼓膜は鼓膜形成術(中耳炎の手術とかこれをやるらしいです)で再生するように施すそうです。
伝え聞く所ではサーファーズイヤーの手術は2時間程度と聞いていましたが、術前の説明では3~4時間と説明されていました。昔に比べて簡単になったと言われますが、この時間のかかり様は術式か医師の腕か細心の注意を払いながらの結果なのかは解りません。少なくとも鼓膜形成で小1時間位はかかるらしいので1時間はそのせいでしょう。ここの耳鼻科部長の先生は伝音系の手術には定評有るそうだし、心配性で小うるさい患者だけに慎重にやった位に思ってますが。
結果として1ヵ月後に海へ入れて予後不良無ければ何でも(?)良いんです。
術直後
気が付いたのは病室ではなく手術室で(この病院では麻酔から覚めるまで手術室を出ない方針だそうです)、全身麻酔後は酸素マスクを使ったりするそうですが喉と尿道の痛み・違和感と耳の痛みと朦朧とする意識の中で酸素マスクをひたすら嫌がっていました。いい大人が下半身丸出し(だったかも)でいやいやをする姿は後で思えば冷や汗物でこの時の看護師には頭が上がりません。全身麻酔で気管挿管、4時間の手術だったので尿道カテーテル。共に痛みを伴います。尿道はトイレの度痛いです。ただ、何れの痛み(耳含めて)も激痛では無いです。
病室へ戻ってからは抗生剤の点滴、24時間ぶりの夕食はささやかな流動食でした。痛み止めは絶食してた胃に注意を払い座薬で。痛み止めが効いてからは楽になり再び落ちることが出来ました。
術後1日
看護師の女の子の「おはようございます」の声で目が覚めた。時間的に鎮痛剤の効果は終わっててもおかしくないが痛みはそれ程でもない。我慢できるレベル。耳鳴りも有るがこれも大した事無い、外耳炎酷いときの耳鳴りの方がやばい。
治り自体は鎮痛剤使わない方が早いらしいが傷みを我慢するのも良くないから、と言うことで座薬にて鎮痛剤使用。食事は朝はおかゆ中心だが昼食からは通常の病院食へ。朝ちゃんと食事が取れたことで点滴は撤去、抗生剤は経口に変更。午後に診察、ぐるぐる巻きの包帯撤去されるも耳周辺はガーゼやらテープやらで保護されていて鏡を見ても自分では細かい所まで見えない。就寝前少し痛んだのでまた座薬鎮痛剤。看護師さんには「やりましょうか?」と聞かれるがされてみたい気持ちより醜態さらす怖さ(x_x)が先にたち拒否。就寝後、ふと気付くと血の混じった水が耳から顎をつたってたれてきた。そう言えば術後に医師から、血の混じった水(滲出液)が出てくるって言われてた。大した量でもない、ティッシュで拭いて再び眠りに。
術後2日
個人的な勝手な思い込みでは術後2日目は手術翌日より各段に快方へ向かっているはずでしたが・・・。変わらない。痛みも強くは無いが有るし。でも、尿道と喉の痛みはこの日までに無くなった。
術後3日
耳からの水も少なくなり、医師の診察も「経過は良好」とのこと。痛みも時間的に短くなり座薬から経口薬へ変更。術後すぐとかは当然って思っていたんだけど、手術した側の耳、外の音が殆どというか全く聞こえない。手術した側、自分の声がやたら響いて会話がしづらい。術後3日目なら外耳道に綿球が詰まっていて入り口保護してあっても少しくらい聞こえてくるかな?と思ったけど状態変わらず。
術後4日
昨日あたりから体の調子が普段に近い物になったと感じていたら、昼寝のし過ぎか夜眠れず寝不足。
白衣の天使の「おはようございます」も悪魔の咆哮にしか聞こえない(@_@)寝ても寝足り無い体調よりはましだけどね、って言うより耳以外は戻ってくれないと困るし。退院も近くなってきた、痛みもたまに疼痛来る位。そうなると予後の心配。某プロがサーファーズイヤーの手術をして・・・方耳聴力を失ったとか、調子悪いとか、本当なの?悪い噂?些細なことがヒレついて大きくなってるだけじゃない?って思う。プロがってところが話に重み持たせる。プロ以外でも予後術後の感染やら何やらで調子悪い人の話とか聞いてるし、最短でも後6週以上は完治までかかると言う所見(術後6~8週)の中で自分は平気?との心配。ちなみに中耳炎手術の場合は水は入れるまで2~3ヶ月だそうです。担当医師との話の中ではそういった予後不良は有り得ない位の物らしい。
術後5日
体調良くなって来てるのに暇なので昼寝するからまたもや寝不足。耳の痛みは稀に来る位、耳鳴りも無くは無いけど酷くない。
術後6日
今日の診察で縫合した所を抜糸、外耳道に詰めてあった綿球等を撤去。しかし、外耳道に詰めてあった綿球等の除去中に痛みからか貧血起こしまくって全部除去できず。本当の激痛とかそこまで痛くは無かったけど、何故か血が下がりまくって駄目でした。それでもあらかた除去、外耳道を吸引機で掃除したところ患部は綺麗になっているとの事。少し安心したが、大分聞こえがよくなる筈(医師談)が変わらない。滲出液の状態等で劇的に変わらない事も有るそうだが少し不安。まぁ痛みに負けまくって・・・全部取ってないし。
術後7日
退院予定日、朝一で診察。昨日取り残した耳内の物を全て除去。痛がり(医師に言わせると、小さい時に外耳道の怪我+鼓膜に穿孔作ったことがあり、その治療も含めてトラウマが有るみたい。だそうで・・・)だからあまり痛くならない程度に吸引機で吸引。聞こえは変わらない。音叉等で色々試したところ問題なく、滲出液の量が減って乾いて来るのと、中耳側に溶ける詰め物して有るからそれが溶けてくるにしたがって聞こえが正常になって来るとの事。少し安心したがそうなるまでは少し会話が不自由。
昨日貧血起こしまくってから体調が良くない。すごく体がだるい。そう言えば夜も良く眠れたしまだ眠い。それでも経過は順調との事なので予定通り退院しました。
術後7日で少しずつなんですよね、良くなって来るのが。素人の希望的観測ではどっかで劇的に良くなる1日が有ったりしたのですが・・・。病気はそんなに甘い物じゃ無いです、といいますかこの程度(?)の手術でも体には相当負担だそうです。
術後8~9日
術後7日目に退院してからPC向かいすぎたからか?更に調子悪い。一言で言えば空間認識がいい加減?ピントフリーズや目眩みたいな感じも。外出してみるが車の運転は少々危険。少量の滲出液有り。血が混じっている。
術後10~12日
耳の状態は特に変わった様子も無い。体調は変わらない・・・、と言うよりやや悪化した感じ。入院中の方が全然良かった、退院前日の貧血から良くないね。眼精疲労が酷い感じ。PCもテレビも控えめにしないと・・・。耳の閉塞感・聞こえの悪さに頭左側の感覚の薄さ、ボーっとした感じと目眩のようなくらくらする感じ。入院中は触らなかったけど、耳たぶの感覚(触覚)が無い。全部じゃなくてちょうど手術で切開した辺り。つねっても殆ど痛くない、切開後だから仕方ないと思うけど、あせるね。これも切開した後だからだろうけど、左頬の上、目の下辺りから耳の上にかけて少ししびれる。何か退院してから色々な事に対して意欲が湧かない?遊びとか誘われても体持たないし気分的にそんな気にならない。12日目には滲出液無くなったと思う。
術後13日
体調不良はやや回復。退院以来初の診察。最近の不調を一通り訴えるが別の問題との事。マジ?確かに前になったことの有る症状に似ていて前回は酷い眼精疲労等が原因らしいと言われたけど、今回もっと酷いし明らかに耳いじった後で、原因他で探す方が無理ってもんでしょ。術後の経過良好だったし、入院後半は体力もかなり戻っていたから直接的な物は無くても間接的・遠因的な部分は有るのでは・・・。仮に直接的な影響があれば症状は目眩とかそんなレベルじゃなく激しい頭痛とか痺れとか顕著らしいですが、ばっさり無関係とか言われるとこっちは何も言えないね。医者に掛かっていながらにしても自身の身は自分で守らねば・・・ですか。外耳炎自体サーファーズイヤーを治さないと治らないと言って手術をさんざん勧めておいて無責任?手術した場所が場所なんだからあらゆる可能性とか考えて欲しいね。
診察では現状の説明無し、特に悪い様子も無いみたいですが良いと言うことも無い?再び外耳道へ狭窄防止の為のスポンジ状の物を挿入、入れた時痛い。聞こえは変わらない、退院前に除去した時に良くなってなかったし当然?スポンジは乾いたままでは痛いので点耳薬を併用、同様の点耳薬を処方。骨腫は削っても、その後に皮膚というか肉芽で狭窄する事が有るそうで、術後の経過としては最悪の部類だそうです。それを防ぐためらしいのですが、1週間前に手術中に詰めた物除去して、今日の診察では狭窄等は見られないと言っていたのに何故?です。病院も年末・年始の休みに入るそうで、次回診察までこの状態です。


術後14日
今日で術後丸2週間。前日の診察時、再び耳内へ物を詰めたせいか時折痛みが出るようになった。持続しない痛みなので鎮痛剤などは不要。あくまでも個人的な、医学的な部分を一切無視した予定では術後10日目から仕事復帰して、2週間後から筋トレ等開始して海への復帰に向けて備える予定でした。甘すぎ?確かによく言われる海への復帰は術後1ヶ月以上、その経過等は一切知らなかったし様々な要因で予定も変わってくる物でしょう。でも今現在とても仕事にすら復帰できる状態では無いし、車の運転も危なくて出来ない。昨日から少し体動かすように(ウォーキング程度)したけどまじやばい。術後1ヶ月で海復帰とかじゃなくて、この変な状態元に戻るの?そんな状態。昨日の診察時耳鼻科部長の先生も診てくれたけど、「早く海戻りたいんでしょうから・・・」と言われても「海どうのこうのじゃなくてこの変な体調元に戻るんですか?」って返したし。ここに来て病院の診療に対して懐疑的・否定的。そんな事書くためにこのページ作ったわけじゃないのに。今、回りの人間にサーファーズイヤーの手術について聞かれたら「絶対やめとけ」だね。アメリカでは$9000位掛かるけどレーザーでやってくれるところも有るらしいです。入院なしの日帰り処置、海への復帰は1週間後だそうです。渡航費とか合わせれば¥1500000近くは見ないといけないでしょうけどそっちの方が切らないし確実です。


術後15~16日
時折あった痛みも減ってきているようだ。目やその辺の不調は変わらず。頭くらくらだから本当やばい、いちいち体が揺れる、外出などはしてられない。体力も落ちてる、すぐ肩で息をする。療養と割り切ってるから特に何するでもない、寝ている分には問題ない。こんな今の自分と、何も無ければ今日明日でも海行ってしまう様な自分とが同じに思えない。「海へ戻れるの?」ただそれだけ。


術後17~18日
痛みの程度・頻度は変わらず、時折ずきずきする位。耳垂れ?らしき滲出液、点耳薬残ってたのかもしれない。以前のように血が混じることはない。体調も更に回復傾向、頭くらくら等は動いたり運転すると良く解るが、安静にしているので不明。仕事への復帰時期を模索するが、快癒(海への復帰がOKとなる)はしなくても頭くらくら等と、この強烈に耳詰まってる感じのが無くならないときついか?本当、この状態でPC向かうと体調悪化する。


術後19~21日
体調不良も回復傾向。耳の状態たまに痛み来るのと、若干の滲出液(耳垂れ)。
ちょうど正月休みだからいいけど、そうじゃなかったらもう3週間仕事休んでる事になる。個人差とか有るだろうし、ましてや炎症(外耳炎)併発していたからそんな簡単に良くならないにしても長すぎ。他人には勧められない手術。


術後22日
久々の診察。前回再度外耳道へ詰めた物を除去。但し、炎症の程度が酷ければ狭窄防止のために再度綺麗な物を入れ直すとの事。
再度入れる程酷くは無いが炎症で腫れている。カメラで画像を見せられるが確かに外耳道真っ赤だ。詰めてあった物除去しても聞こえはあまり変わらない。いくらか外の音聞こえるようになったが、くぐもって聞こえる。炎症(腫れ)収まるまではこの状態が続くとの事。


術後23~25日
仕事への復帰を果たすが騙し騙しで能率悪い。休憩上手く取り入れながらでも体力的にきつい。方耳不自由の上に良くなって来たとはいえ頭くらくらもする。普段通りに勤務は出来ないが仕事へ少しずつ戻るようにした。耳の状態は変わらない。炎症・腫れが引く=聞こえが良くなるって事らしいから、すごく自身で自覚できる。果たしていつになったらすっきりするのやら・・・。


術後26~27日
特に耳の状態は変わらない。体調も良くない。今日は休日(連休)だが仕事の疲れがまるっきり抜けず溜まるばかりで最悪。朝幾らか良くても夕方には体調最悪。本当、思っていたより回復してこないから無理して仕事出るのも止めようと思う。


術後28日
仕事への復帰を果たして以来本当に体調が悪い。治す過程で多少の無理も必要かと思うが、遥かにそれを超えている。決して重労働ではないのに・・・。
耳の方は状態変わらず。耳垂れは減ってる感じ。


術後29日
診察日。腫れは1週間前と変わらないとの事だが、外耳道は拡がっているので再び狭窄防止の詰め物を入れずにすんだ。聞こえが悪いのと閉塞感、鼓室形成時に鼓膜を綺麗に張らせるため付けた物が無くならないと改善しないそうだが、術後4週過ぎたので早ければそろそろ無くなって改善してくるとの事。頭くらくらするとかの不調も、眼科・脳外科で2ヶ月前に検査した時に異常なしとされているから、耳の閉塞感等が改善されれば治るんじゃないかと思う。


術後30~31日
朝目覚めた時は良い感じに思うのだが、寝ている状態から体起こすとくらくらきたりするしピントフリーズや目眩みたいな感じも有る。退院直後とあまり変わらない。痛みは日に一度有るか無いか、耳垂れも以前より減っているし外耳道を流れる(?)感じがしなくなった。
容態的に1週間前といくらも変わらないが2週間前とならまあまあ良くなっているという程度。少し聞こえは良くなってるかな?久しぶりに車を運転してみたがまだ運転中の認識力というかに欠ける。揺れるとその瞬間見えてるものが見えてない状態になる。まだ運転は危ない。予定ならそろそろ海への復帰を果たす頃だったがまだ等分出来そうに無い。


術後32~35日
前日あたりは聞こえが少し良くなってそのせいか気分も良かったのだが一転して今日は聞こえも悪くなった(戻った)し体調も優れない。退院直後に近いくらい。本当、最悪。痛みも復活傾向、日に何度か疼痛が有る。


術後36日
診察日。聴力検査をするが、高い音を中心に手術した側の聞こえが悪い。感じる耳の状態・体調に変化無しだが外耳道の腫れは先週に比べると少し良化。良くなりかけた聞こえが悪くなったことを話すと、内耳が少し腫れているのが原因との事。ステロイド(だったと思う、血糖値上がるやつ)の処方を検討されるが結局処方無しに。耳鼻科部長の先生はあまり薬出したがらないと言うか自力で治すように差し向けられる感じ。体調不良等についても話したところ、目眩の検査をしてくれたけどやはり目眩は無い。耳鼻科の範疇では直接原因となる物が見当たらないが治療期間が外耳炎発症した頃から数えると4ヶ月になるし、感覚(聴覚中心に)不自由だったりストレスもあるはずだからと神経科で少し診てもらうよう勧められる。また他の診療科目増やすのは嫌だけど、今の状態続くことの方が困るので受診してみることに。自律神経失調症とか思い当たる節有る、波乗りは勿論、酒もタバコも色々我慢しすぎてたし眼科・脳外科で異常なしとされたのはほんの2ヶ月位前だからそれしかないって感じ。
でも、後で良く考えたら何で内耳が腫れるの?でしょ、中耳には何らかの影響有ったにしても内耳とは・・・。別段酷いこととかでは無いようですが次回の診察で詳しく聞いてみないと・・・。


術後37日
耳の状態、体調共に変化無し。痛みの回数増えてきた?かな?


術後38日
耳鼻科で勧められた神経科の診察日。神経科、いわゆる精神科と心療内科。まず問診、精神的な事に関する質問が多い。次に心療士に症状(耳鼻科の範疇含め)や仕事・家庭環境など聞かれる。そして医師の診察。診断は身体表現性障害、過覚醒・ストレスによる神経バランスの狂いによるもので、いわゆる自律神経失調症状。この症状は部位を限らず手術後に結構なる人いるらしいです。具体的には痛みや症状などに引っ張られ脳や神経が通常よりも覚醒した状態になり、普段なら気が付かない・気にならない微細な症状などに敏感になっている状態だそうです。そんな状態になると神経のバランスが崩れ知覚的な部分で狂い等が生じ、その知覚的な狂いが目眩みたいなものとか頭くらくらとかに繋がっているそうです。手術や術後の療養においての制限(海は勿論禁酒禁煙、激しい運動禁止等)や仕事などのストレス、先の見えない耳の状態もストレスになるので良くないとの事。自覚症状から耳の状態については何時治るとか聞くだけ無駄くらいにしか思ってなかったけど、診察時毎医師から明快な診断(?)とかも聞いて無いし。一昨日言われた内耳の腫れも何でとか何なのか何も聞いて無いし言われてない。まぁ耳治れば自然とそんな自律神経失調症状も無くなって来るとの事ですが、通常の生活に戻す(仕事はストレスになるので良くないが、体を動かす事など)ことでその狂いを治していかないといけないとの事。薬の処方も一つの方法として言われましたが、医師の所見で必要ない位に言われたし精神安定剤とかの類なんかに頼りたくないので断りました。海戻れない(今この状態で海入っても波乗れるか怪しいし)からウォーキングから初めて走るとか筋トレ辺りか。本当に厄介な事になりました。耳の症状がもう少し軽くなってくれれば体も動かし易いのですが・・・。
耳の状態はあまり変わらない。痛みの回数増えたが鎮痛剤は不要。


術後39~40日
耳の状態はあまり変わらない。一時期無くなりかけてた痛みが戻ってきたが、痛みの質が疼痛から刺すような痛みになってきた。他の部分(過覚醒等による症状)も変わらない。最近敢えて歩くようにしたりしてたが、神経科の所見に習い筋トレも開始。ただ何をどういう風に鍛えたら良いものか?パドルに関わる部分は勿論だけどどうしたら良い物か・・・。
体動かして気が付いたが体動かした時の方が頭のくらくらがきつい。朝目覚めて起き上がる前はくらくらも感じないが起きると感じるようになり、体動かして酷くなる。血圧に比例?本当に過覚醒だけ?自律神経系の不調でこんなになるのか?


術後41~47日
耳の状態、痛み日に数回あり、耳鳴りも変わらず有る、耳閉感ほぼ継続的に有り、聞こえは時折術前に近くなったように感じるが続かずくぐもった感じが長いし右と比べると自分の声が響く感じ。スケボーに乗ってみたが路面の振動がそのまま骨伝導されるみたい。やはりまだどこか伝音に不調有るようだ。耳以外の不調は若干改善されたと感じるが、良し悪しの波が大きく短い。少しはましになったがまだ体使うと後に残る。まじ体力無い。


術後48日
術後7週、入院前に医師からもらった手術式・治療の指針みたいな物には治癒まで6~8週と書いてあったが後1週で治癒?怪しいね、自分の体だもん医学の知識は無くても解る部分は有るでしょ。
診察日。10秒も見てないけど、「滲出液等無く乾いているし、外耳道も広い」との事。前回(術後36日)の診察時と同じコメント。神経科での診察に話が及ぶが薬(精神安定剤とか)の使用を勧められる。「切れの有る物や、弱い効き目が持続する物等」神経科でより詳しく説明してくれた。ストレスと感じないストレスも有るそうで、頭がぼーっとしたりくらくらしたりの症状はあくまでも神経的な物だそうです。前回診察時の内耳の腫れについては何が原因とか明快な返答は無く、しかし内耳の腫れが頭くらくらする事の原因である事は無い、そして大丈夫との事。術後4週頃にくらべ最近痛みが戻ってきた事に対しては、皮膚はがして骨削ってるんだから痛みは残るとの事です。
神経科で診てもらってる部分については自分でも思い当たる節有るから神経的な失調だと思うが、内耳が腫れていて全く神経的な失調と言われても信じられないね、痛みの件も殆ど治まったのに増えてきて痛みの質も違ってきて「それだけの手術だから」と言われても本当に大丈夫?って感じでしょ。治癒まで6~8週という所見が有って、もう7週。早ければもう治癒している頃だけど先見えない、でも耳の手術後の経過としては早いとか言われた。???
違う病院で診てもらうのも良いのかもしれません・・・。


術後49~52日
耳・その他状態に変化なし・・・。


術後53日
神経科を受診してみる。そんな日に限って何故か調子が良い。神経科の医師曰く「良い傾向」だそうで、調子の良し悪しの波が激しいことも有るがそんな波を繰り返しながら快方へ向かうらしい。耳鼻科の部分と神経科の部分どれがどっちか解れば治療もしやすい?らしい。


術後54~58日
ほぼ1日おきに調子の良し悪しの波。一時期増えた痛みは再び減少傾向。


術後59~62日
仕事へいわゆる復帰はしていないが、顔も出してるし無給だけど仕事自体少しはしている。耳の状態は変わらず耳閉感等有るし痛みもたまに来る。風邪をひいたらしいが酷くはない。耳鼻科的に酒止められたままだが飲んでから寝たら翌日妙に頭がすっきりしていて調子が良い。ただ頭のくらくらは残っているし、眼精疲労に比例してる部分も有るように感じる。PC長時間向かった後はくらくらが酷くなる。自覚症状からすれば頭のくらくらは耳・目・神経と全てがあわさってのもだと感じるがどうなんだろうか?


術後63日
耳鼻科の診察日だが神経科も併診。頭のぼーっとした状態が軽減・減少しているが目眩のような症状と耳閉感とかはあまり変化無い事を話すと、回復傾向にはあるとの事。医師の話から察するとこのまま回復していけば問題ない様な感じに取れるが全てが神経的な失調のように取れる。神経科の受診以来回復してる部分と変化無い部分と有るのだが本当に神経的な失調なのだろうか?
耳鼻科の診察。予想はしてたけど、少し見て耳垢取って終わり。「症状は?」と聞かれるが「痛みが減った以外は前回と変わりなし」と答える。内耳の腫れはどうなったか聞くと腫れは引いて大丈夫との事。医師のコメントは「(外耳道)広くなっているし乾燥していて良い」「赤み(炎症)は有る」との事。それと「運動をしても大丈夫」「耳栓をしていれば海へ入っても良い」との事だが、軽めの運動は神経科の勧めもあってすでにやっているがきつめの運動は耳閉感・聞こえの悪化、頭がぼーっとする等の症状があったのでやってない。軽めの運動を始めた事は伝えたつもりだったし、だいたい今更耳栓して海入る位なら手術自体しないっつーの!外耳炎の治り悪いが聴力に問題ないし、サーファーズイヤーも酷いと言っても完全閉塞にはまだ遠い状態で手術決めたのは耳栓したり外耳炎の再発気にしたりしながら波乗りしたくなかったからと、外耳炎酷いときは体調も悪く波乗りも酷い調子の悪さでそんな状態になりたくないから。今この体調の悪さでまともに波乗り出来ると思ってないし、ましてや一番水温きつい時期にこんな体(基礎体力まるで無い)で海入って平気とも思ってない。「完治するまで海へは入りません」と返答すると「何を以って完治と言うの?」だって。診察の間隔も1ヶ月位取って構わないとも言われた。完治ってのはもう受診しなくてもOKな状態、以前のように波乗りも仕事も酒もタバコもあれもこれもOKになる事・・・生活そのものが元通りになる事でしょ?そして受診間隔のスパン長くしていいという事は当分治らないという事でしょ!治癒見込みの期間だってもう過ぎてるのにおざなりに感じる診察で自覚症状毎度訴えても検査も無い。やったって言う検査だって目眩の検査と聴力検査一回だけで、目眩は問題なくても聴力は高音中心に戻って無い。その検査から3週以上過ぎても聞こえの悪さは変化無いのに再度の検査とか無い。
神経科の受診時に「今の心配事は?」と聞かれて「耳の状態」と答えたが耳鼻科の担当がこの医師である事が最大の心配事だ。


術後64~66日
耳の症状に変化なし。前回の診察、医師とのやり取り以来治療の仕方に不安がより大きくなった。ストレス溜まる。そのせい?頭ぼーっとしたりくらくらする症状はやや悪化。


術後67日
神経科を受診。現在ある症状についていわゆる耳鼻科の領域、神経科の領域について質問するも「複雑に絡み合ってると思われる。区分けするのは難しい」との事。耳の状態に変化なし、更に体調は悪化。


術後68~71日
耳の症状、痛みが減ったが耳閉感・耳鳴り等は変わらず。体調は4週位前に戻った感じ。


術後72日
ここ4週くらいは回復見込みも何も無く、かといって検査も無い。自分の体だから感じる・解る部分は有るけど、医師に聞いてもろくに答えない、悩む。
他の病院で診察を受けてみた。神尾記念病院、耳鼻科専門で評判は高く設備等相当のものらしい。内科等も有るがあくまでも耳鼻科に付随する形のものという事でセカンドオピニオンとしては申し分ないと思う。
レントゲンを撮り、聴力検査。後はお決まりの問診と視診。この病院の医師曰く、「治癒見込みは他院での手術なので答えられない」当然の答えだね。「耳鳴りは手術で骨を削るときドリルを使うがその騒音による負担で、騒音難聴になっていると思われる。人によっては時間を経ても治らない事もある」との事。耳閉感については、「術後3ヶ月位までは肉芽で耳が詰まる事が有る」との事で、3ヶ月前後は治療期間を想定しなくてはならないそうです。手術による騒音難聴の後遺症のリスク、肉芽の発生による回復の遅れのリスク、共にその病院では術前の承諾を取っているそうです。もう少ししっかり病院選べば良かったようです・・・が、こうなってしまってはどう治すかを考えるのみです。他院で手術をしているのではっきりとは言えないが、検査で見る限りは大きな問題等は無いとの事で引き続き手術をした病院で診てもらう事を勧められました。今の状態がその病院で手術したなら想定内であれば当然の見解だよね、ましてや他人の尻拭い(?)なんて嫌だしね。でも今の耳の状態が解っただけでも良かったし、後3週くらいの我慢かな?と思えば先見えないよりよっぽど良い。


術後73~76日
他院での診察でまだ先があるものの、先が見えてきた感じ。耳の状態・体調共に変化無し。


術後77日
耳鼻科の診察日。再度幾つかの質問をする。耳閉感については耳管(耳と喉を繋ぐ管)が閉じているとの事。耳菅を広げる効果も有る薬(アレジオン)を処方してもらう。改めてサーフィンの許可出るが外耳への水の浸入には注意するようにも言われた。波乗り許可がでても歯切れが悪いがどのみち現状の体調・体力では「とても無理です」と返すのみ。ストレス溜まってその部分が大きいと考えられてるからか、ストレス軽減が優先されたようだ。


術後78~83日
体調は日毎に悪化、またあのくらくらする感じが戻ってきた。耳菅を広げる効果の有る薬を服用するも効果の程は???だし、日毎耳閉感も増してきた。容態が多少の上下を繰り返しながら快方へ向かう範疇の戻りではない、どうなってるの?服用している薬も効果は無い?はぁ・・・ストレス溜まる・・・。


術後84日
耳菅は耳とどこを繋いでるのか調べていたところ、感じている症状と合致する病気を見つける。耳菅開放症という病気で耳菅が開きっぱなしになるのだが耳閉感・自声強調等が主な症状でストレスが原因となっているケースが多いらしい。頬の上の方がしびれるのもこの病気にある症状で、未だに調子悪い時にしびれるのは切開したからではなくてこの病気のせいかも。この病気についてのサイトを開いている先生宛てメールを送り問い合わせた所、疑いあり・都内にもこの病気に詳しい先生がいるので診察を受けては?という事でした。神経科領域での疾患で外科的な治療が見当たらなかった物が場合によっては外科的治療で改善が望める病気である可能性が出てきた。神経科での診察を受けたので、この事について聞いてみると元を正せば精神的な要因だから神経科での治療に変わりは無いとのことでした。薬物療法について聞いてみてもそれ程(薬物療法が必要なほど)重くないので薬物療法は必要ないとの事でした。


術後85日
前日の耳菅開放症に詳しいという杉並区の耳鼻科(開業医)を受診。聴力・鼓膜の動きや耳菅の動きなどを検査。結果は、耳菅の働きが少しおかしいものの耳菅開放症とは認められないが症状の酷い時は耳菅開放症となっている疑いが強いとの診断でした。慢性的に感じている耳閉感や耳鳴りは別の要因で起きているのだが、考えられるのは手術で外耳道広げてあるが健常状態と比べるとまだ外耳が張り出している部分が有り、そのせいで若干の難聴と耳閉感が出ている事、耳鳴りはストレスで内耳が異常を起こしている可能性があるそうです。耳菅開放症の疑いも残しているので投薬による治療を勧められ、受けてみる事にした。耳菅開放症でよく用いる漢方薬だが、若干ながら神経的な効能も有るこの薬ならストレスのチェックで溜まりやすい言われたので使ってみて悪くは無いだろうと思う。


術後86日
退院以来なのだが、どうも鼻の通りが今一良くない日がありここ2~3日は息苦しさで良く眠れない。寝不足から体調が良くない。前日処方箋もらった薬を処方してもらい使ってみる。すぐには効果でないだろうけど・・・。鼻の通りだが耳菅の働きがおかしいとなれば繋がっている鼻もおかしくて不思議は無い。因果とあるのかな?


術後87日
前日寝不足のせいで今日は良く寝たが体調今一つ良くない。出先で久々スケボー乗ってみる。サーフィン練習用のものだがぼちぼち乗れたが息が上がって苦しかった。
大あくびと唾を飲んだ事で耳が通った。共に一瞬だが耳が通るのがこんなに爽快だとは!おまけに耳閉感が軽減する時間が有った。薬の効能?外科的要因で耳閉感や軽い難聴が起きていると思ったがどうなんだろう。
術後88日
前日同様症状が軽い時間が有るが耳の抜けは一度しかない。耳抜けたのは処置のおかげか?


術後89~91日
ついに術後90日を過ぎた。どんなに長患いしても3ヶ月がいいところだと思っていたが前週の処置・投薬での軽減以外は1ヵ月半位は良くなった感じもないし、手術した事を後悔している。そもそも外耳炎、激痛を伴う時もあったしその不安を抱えて海入るのが嫌で、医師もサーファーズイヤーが炎症を治まらせない原因としていたからの手術。今現在有る症状なんて元々無かった、手術で作ったような物。術前にあれだけ予後の心配を医師に話し大丈夫と言われてたが、医師の大丈夫なんて口癖の類だ。聞こえの悪さも原因に一貫性が無くマジ適当だよ。だいたいが最近の診察、症状を治すというより慣れさせる為のものに感じる。確かに左右差無くなれば和らぐ部分が有るのはヘッドホンした時感じたからね。訴える症状に対しての検査が無いから言われる事も内容が薄っぺら。でもそんなんじゃ絶対納得いかない。
直接命に関わるものじゃないけど普段の生活に支障が有るし、この先こんな症状抱えたまま過ごすなんて考えられないしそうなったらと思うと不安が襲う。まぁそのためにカウンセリング受けたりするための神経科だけど、今日の診察じゃなんだか答えに困っている感じ。


術後92~93日
耳の状態、体調共に変わりは無い。調子の良いときは耳閉感が軽くなる。


術後94日
耳鼻科の診察日。聴力・鼓膜の状態の検査。鼓膜の働きに異常は見られずだが聴力は変わらず高音の聴力が特に落ちている状態。他院での診察や処置を一通り告げる。鼓膜の働きに異常が見られない事から耳菅の働きがおかしいのでは?との事だが、今月を最後にこの病院を後にするとの事だそうで、以前見ていただいていた先生へ変わる事になった。とりあえずサーファーズイヤーの手術・治療そのものは問題ないらしいが・・・。他院での診察では外耳部分での異常が耳閉感の原因と言われているし、そうじゃないとしてもこの症状を発症したのはサーファーズイヤーの手術・治療によるものだからその辺を探って治療に当たってもらわないと・・・。とりあえず今日は主治医の交代で中途半端。また先に伸びた・・・。
診察の前後暫くの間妙に疲労感強く調子悪かったのだが、夕食後位から劇的に快方へ向かう。耳閉感・耳鳴り若干あるものの大して気にならないレベルで頭もすっきりしている。このまま上向けばいいのだが一晩寝てどうなるだろ?


術後95日
一晩寝たら元に戻った・・・。でも、まぁ漢方の処方受けて以来劇的には良くなってないけど、平均軽くなってきてるから根気が必要か?


術後96日
暇だし、お彼岸なので墓参りへ出掛けた。気分転換にもなるし。一族郎党ではないが親戚がぼちぼち集まってお墓へ。お墓は館山に有るのだが、連休という事でめちゃめちゃ込んでてようやく夕方に着いた。墓参り済ませた頃にはもう暗くなっていた。俺の感覚だと館山なんて日帰りなんだけど、ゆっくりしたかったので親戚ともどもいこいの村館山に泊まった。


術後97日
いびきのうるさい親戚がいて寝不足。耳・体調共にあまり変わらず。平砂浦南パラ周辺を散策してみた。北西の風でサイドオフ強い。べたーっとした波でロングなら遊べるがショートは面白くなさそう。なにせ3ヶ月波乗りしてない・・・イメトレしたりぶらぶら。サーフィンは小脳で覚えるから、ブランクあっても体が出来てて小脳の引き出しさえ開けば元通りのサーフィンが出来ると思ってるけど、カットバックのイメージ湧かない・・・大丈夫かな?術後からずっと追ってくるとかなりスローなんだけど回復傾向だし、リハビリサーフィン用にシングルフィンでもオーダーしようかな等と考えてる。ロブマチャドの影響有りだけど、何か楽しみとか無いとね。


術後98日
耳菅開放症に詳しいという病院での再診。鼻から耳菅を通り中耳へ針のようなもの通すし処置。機械での検査では耳菅開放は認められないが簡単な耳菅開放症の検査では疑い有りとのこと。耳菅を閉じさせる薬を使うが耳閉感収まらず、通気をすると陰圧が解消されてか少し良い。
結論は耳菅開放症ではない、これは治らない、当院では処置の施しようが無いと非常の宣告。多少予測はしていたがショックだ。耳栓してるのとは訳違う。中耳の内圧と外気圧の違いか?圧迫感のような感じが非常に辛い。注意力散漫で落ち着いていられない、そんな状態が延々続くの?かなり調子良かった時も有ったから治らない事は無いと思うし完治しなくても軽減すれば後は慣れの問題になる。理屈は解っても病理が無い=処方が無い、つまり時間任せでもし絡む物が有るとしてもそれは内科的な体調だったりと直接の因果関係の無いもの。治らない理屈は無いにしても当てにならない。気持ちを整理しようとするが整理がつかない・・・。


術後99日~
良くなった時は確かに有ったからその状態が続けば良いだけ、と理屈では思う。でも処置・処方の無い状態、先の見えない不安、仕事や普段の生活に差し障り無ければそんなに気にしないけど差し障り有るから最低限症状の緩和がされないと仕事も波乗りも何もかも問題が生じる。そう思うと本当不安で仕方が無い。いらん事まで考えてしまう。超マイナス思考。交感神経が高ぶり続けて不眠にもなった。当初頭がぼーっとするとかでかかって「身体表現性障害」と言われた神経科、すっかりこの事でのカウンセリング中心になってしまった・・・。精神安定剤、必要ないと言われた。じゃぁ使ってる人はどんなに精神的にやっつけられてるの?不眠続けば体も壊れてくる。とことん寝なければ交感神経の高ぶりに勝る睡魔が得られると開き直るが、それでも眠れない。精神安定剤使わないなら自前で?つまりセロトニンの分泌を促させるように差し向ければ良い、あるある大辞典のサイトをチェック。沈みがちな気分を振り払うため、どの道落ち着き無いならとウオーキングとか外へ出る。
自己申告うつ病。
神経科の医師はただの思い悩みだと。元通り波乗りしたい、飲み会とか楽しい事もしたい、仕事だって楽しいと思える瞬間が有ったからまたそうなりたい。まだやりたい事たくさん有る。耳鼻科の医師曰くサーフィン解禁と言っていたし「海行きゃ直る」、鼻かぜ程度なら良く使う言葉だしよくやる行動を思い出して少し開き直った。心配して周りの人が話し相手になってくれたり一緒に出掛けてくれたりもした。ただ感謝。気力・体力共に上向くが回復は少しずつだ。海も戻ろうと思うが元通り乗れるかとか体力的な部分とか不安材料が多いからやや及び腰。水温的に楽になるゴールデンウイーク頃に戻る目標を立てた。
退院以来最高に良い体調、気力もかなり戻った。が、何故か耳の調子は悪化。耳閉感はきつくなるし耳鳴りも強くなった自声強調も強くなった。違和感としていた物が痛みと感じる時もしばしば。以前は耳の調子と体調は比例する位に思っていたけど、逆行?せっかく気持ちも乗ってきたのに?


術後125日~141日
神経科での受診。思い悩みは特に無い、不安は症状有るから無い事は無いが大きくは無い、体調は退院以来最高かな?気力も戻ったけど耳の調子だけ酷くなった。つまり耳鼻科での領域以外はもう悪いと思っていませんからここへ来る必要は無いかと思っています。と告げるが一応次の診察の予定を立てる。
耳鼻科での受診。症状が酷くなっている事、自分では耳菅機能に問題ありと思っている等と話す。耳菅開放症の検査で耳菅機能には問題無かったと返される。俺としては症状が強くなっていてサーフィンOKと言われても他耳鼻科での検査では微妙に耳菅機能の障害も言われていたし、耳菅機能に問題が有ると中耳炎になりやすいとかあるらしいので心配だ。しかし前の聴力・鼓膜・耳菅検査で特に悪い事が現れなかったことから取り合ってもらえない。その検査後に自覚症状では悪化してるのに・・・それに俺に言わせりゃとことん検査しての結果じゃないだろ!耳菅機能の障害は鼻に問題有る事も有るらしいが俺も退院以来鼻がつまり気味だからその辺の処置を希望するが退けられる。理由としてにここは2次医療を行う場所でそういった1次医療的処置は行はないからだそうだが、何処か開業医を紹介するといわれた。
非道いね。
外耳炎長引いて、長引く原因はサーファーズイヤーで外耳が狭くなって通気が上手くいかないからで、サーファーズイヤーの手術をして外耳道を広げてあげないと治らないと言っておいて、手術~全治まで6~8週と手術の承諾書に書いて有るけどサーフィンの許可出たのは11週後。今の症状が手術と直接関係有ると証明できる物は無い、素人だもん。でも関係ないと証明出来る物もないでしょ?この症状(耳閉感とか)に対しては「溶ける詰め物が溶けて無くなれば」「手術中鼓膜に傷を付けたので鼓膜再生術をしたが鼓膜再生のためにに裏打ちしたからその裏打ちした物が消えれば無くなる」と言われて結局うやむや。もっとも検査結果では異常なしだから当然といえば当然、だけどとことん調べるって検査じゃないでしょ。少なくとも手術以前には無かった症状で、術後すぐから訴えてきた症状だよ、手術部分だけ治ったら検査に現れないから、1次医療はやらないからもう診ないっておかしくない?無責任だよ。
掲げてる崇高な病院理念は何?こんな病院で手術を決めたのが悔しい。
以前受診した神尾記念病院でもう一度診てもらおうと思う。
神尾記念病院では以前受診したときこの耳閉感等に対しては「肉芽が原因ではないか?」と言われたが、手術を行った病院で継続して診てもらった方が良いと言われていた。三井記念病院での主治医を信頼できなかったし、手術は成功した・考えられた合併症も無かった、それでもこんな状態になった理由を知りたくて受診しただけだったけどやっぱ応対が冷ややかに感じられた。
神尾記念病院での受診。受診のタイミング上以前診て頂いた先生とは別の先生に診て頂いたが・・・ただ冷ややかな応対。自分が先生の立場ならそうなるかな?とも思うけど、理念と現実のギャップはここにも?現在何の処置も投薬もしないで症状が悪化しているから快方へ向かっていた時の、症状が軽快した時の処置・投薬をしたいだけなのに。神尾記念病院は設備等も優れていて治療法も先駆的(日本では)な所も有るから耳鼻科3軒掛け持ちで回る事の非合理を考えればここでの治療が一番と考えたのだが・・・。あまり効果は期待できないと言われたが、ガス治療(中耳や内耳の血行を良くする等をして自然治癒力を高める療法で国内はここにしかないらしい)をする事のみ承諾してもらったが検査すらしてもらえない。望んでいた処置等は「やってもらった病院でやってもらえ」と言われるのみ。
一番調子の良かった時期にしていた処置などを再度するために「当院では処置の仕様が無い」と言われた耳鼻科へ。とりあえず「ここで処置・処方してもらってるときが一番調子良かったので・・・」と話し処置・処方をお願いする。耳と耳をチューブで繋いで自声強調を調べるとやはり響いてるし、極軽いが鼓膜の陥凹もみられるとの事。鼓膜の陥凹は中耳炎の元になりやすいが現時点では中耳炎は大丈夫らしい。通気をして欲しいと頼み、通気してもらう。通気しながら唾を飲み込むと耳が通る。その間だけは通気の雑音が大きくなるしこもった感じが無くなる。これだけはっきり差異があって検査に出ないって不思議でしょうがない。以前処方してもらった漢方と鼻の炎症を取るための薬を処方してもらう。次は3週間後だそうだ。
薬のせいか、たまたタイミングか?唾を飲み込んだ時耳閉感が少し軽くなる時が有る。良化傾向?薬にしても処置にしても効果を確認するには長いスパンで見ないといけないから一概に良化と言えないが・・・。


術後142日
GW真っ只中。風が入ってそうだが波はまぁまぁ有りそうだし、冬場はサボってるサーファーも堪能しているのだろう。
「海へ戻る」という目標・・・。自分の中心と言って過言では無いサーフィン、早く戻りたい、戻らないといけないという気持ちと耳の違和感等からくる集中力の欠如やそれら症状の副次的な症状が有る上で元通りのサーフィンが出来るのか、出来るようになるのかの不安、耳や鼻は本当にサーフィンして大丈夫かといった不安。手術をした後悔の念。普段なら・・・どうしているといった想い。そんな気持ち・希望・不安が入り混じって葛藤となっている。前に進むため、不安を拭い去るため、海へ帰る準備をするのだが時としてそれらがとても虚しい行動に思える時がある。
海へ向かうにあたって筋トレとかはやってるけど一番いいのは水泳だからね。プールで泳いでみた・・・。クロールで息継ぎの時耳に水が入るが普段から耳閉感が有るから水が入っても解り辛い。でも「ツー」と水が流れ出てゆく時はその感覚で解るし、何てったって術前はこんな風には抜けなかったっけ。50mで休憩入れないと駄目・・・筋トレしてても体力的には相当落ちている。鼻→鼻腔→耳菅→中耳の順に水が入って来たがそれから唾を飲んだ時の「ぱちっ」という音が響かない、湿った音になり時として「クチャクチャ」といった怪しい音に変わってきた。鼻から入った水が中耳まで達するのは聞いた事が有るが、今のこの状態でそれは大丈夫なのか?プールから上がって耳鳴りが強くなっているのに気付いた。違和感も強くなってる。頭を動かすと「ガサガサ」と耳に水が入ったときの音がする。時間が経ってからだと耳閉感とか有るので水が抜けたかどうか解らない。


術後143日
不安が有るのでY耳鼻科へ行ってみた所、外耳炎・鼓膜炎との診断。「一過性のものですぐに良くなる。中耳は大丈夫」との診断。外耳道内に耳垢がたくさん有るので除去し軟膏を塗ってもらい点耳薬を処方してもらった。耳垢を除去していて痛みを感じたが、ここ3~4週間違和感が強くなったと言うか若干の痛みを感じるようになった場所と一致している。一連の処置の後は表情を大きく動かしたときに感じる耳奥の痛みは突っ張る感じが無くなった。神尾記念病院で最初に診てもらったときの所見は「耳閉感等の症状は肉芽によるものではないか」だったし、Y耳鼻科の先生の最初の所見も「手術で広げたといっても普通の耳と比べれば外耳道が張り出している所が有るからそれが原因かも」だった。違和感や痛みの場所が外耳だし、その辺りきっちり調べる必要があるのか?それにしても今回の外耳炎は、プールの水が妙に目にしみて眼も真っ赤だったからプールが原因?プール程度でこれじゃ海やばいんじゃ・・・。過去にプールでこんなに眼赤くなった事無かったけど・・・。
サーファーズイヤーに併発する外耳炎、再発が普通の人より多いらしいし治り悪いから手術受けたのに、プールちょっと入ったくらいで再発?本当これじゃ手術無意味、余計な症状引っ張ってくるし最悪。最初外耳炎になったときは、痛みを感じ始めて3日目位から激痛になったが今回は大丈夫か?


術後144日~149日
色々考えすぎるのはストレスになるから良くないが、一番肝心な手術を受けた所の医師がまともに取り合ってくれないし他の病院も他院の見解などを取り合わず自説(?)を並べるばかり。そのくせ診察そのものを避ける傾向に感じるから自分であれこれ調べたりしなくてはならない。何処かあらゆる角度から事細かく検査・診察してくれる病院は無い物だろうか?耳鼻科に関しては難民状態・・・。外耳炎再発して2~3日後位からだろうか、聞こえが良くなった感じがする。手術をした側、音がくぐもって音の方向とかがやや解り辛かったのが少しはっきりした感じ。良化傾向か?
仕事を少しずつ始めているが時間は有るし、この際他の悪い所も治そうと思い「良い」と紹介された接骨医へ行った。腰痛は勿論だし首も軟骨ずれてるし膝も悪いからね、サーフィンから離れているから以前のように痛みとか感じる事は殆ど無いが良いに越した事は無いから。そこは柔術系の処置とか有りの整形外科だか何だかでなので、想像してたのは「バキバキ」と入れるいわゆる成体だがそういったヘヴィな事はされず整形外科の手法だった。電気で筋肉を刺激し暖めてマッサージをしてもらったがマッサージはあまりの心地よさにすっかり癒されてしまった。なにせ昔から悪い所をろくに治療もせずサーフィンで酷使してきたから治らないのは解っているが、少しでもましになればOKでしょ。


術後150日
久しぶりに手術を受けた三井記念病院の耳鼻科へ行った。行った理由は耳鼻科に関して難民状態だし、やはり手術以来の症状とくれば手術をした所が診るのが道理。ここ最近の応対を考えるといく気も萎えるが本当に手術は上手くいったのかという疑念もあるし、応対が悪けりゃカルテと手術前日に撮ったCT画像と手術記録をいただいて行くだけさ。
違う科の先生との連絡・質問に患者が手紙を持って行くような縦割り的病院と思っていたが神経科から耳鼻科へ"振り"が入っていたような感じで応対が柔らかい。まず、他院ではまともには取り合ってくれないので改めて原因の究明等を願い出、外耳炎の再発を告げた。
外耳炎については「(鼓膜を含め)炎症は見られず綺麗になっている」そうだが感じる軽い痛みやツッパリ感・押圧感は外耳炎再発以来の状態と変化が無い。今回の外耳炎の原因と考えられるプール、再度プールで泳いでみて直後に診察に来いと言われる。
違和感等については手術をすれば当然付きまとうものと(今更)言われたが、痛みは術後~2月の間反復したりしながら3月にはほぼ感じなくなっていて、4月の半ば位からまた痛み出しプールで更に悪くしたもの。手術に付きまとうものなら術後以来継続的に無いとおかしい。痛みや押圧感は外耳炎・鼓膜炎と言われた時とあまり変わらないが炎症はみられない?そんなんで大丈夫?外耳と鼓膜見ただけでしょ、これだけ症状有るんだし症状酷くなったと言った先月も検査とか一切無いしね。それで納得するわけ無いじゃん。
ずっと訴え続けていた耳閉感・自声強調・耳鳴り・違和感については改めて問診を受けたが内容に乏しい?感じ。症状の重いときにこうすると軽減するときが有る等も伝えるがあまり参考にはならないようだ。耳菅がどうのと言っていたが検査等の話は出てこない。鼓膜から内側、いわゆる中耳以内は一切いじっていないと言われたがそんなのは当たり前って言うか逆にいじってたらおかしいから聞き流す。が、良く考えたら前の主治医は「鼓膜の内側に溶ける詰物~」と言っていたが・・・。主治医と執刀医が同一人物じゃないからね、怪しいと思ったけど手術は「チームを組んで行う」そうなので心配はしていなかったけど言ってる事違うんじゃない?
2~3日中にプールある施設に行く予定が有ると言うと、「大丈夫だから泳いでみて、翌週明けに診察するから」と言われたのでプールも視野に入れてはいるが、耳閉感とかでも抵抗有るのに痛み抱えたまま入んないでしょ。外耳炎の再発・鼓膜炎の併発は治り耳の状態は問題なしとして、肝心な元から訴えてる症状やその検査とかはぐらかされた感じ?やはり扱いたくない患者なのだろうか・・・でも手術以前は全く無かった症状だから相応対処はしてもらわ無いと困る。ところが今更手術でのリスク(言い訳の類にしか聞こえない)とか言われる状態、術前にしっかり言うべき物でしょ?手術を受けた理由も聞かれたけど・・・「外耳炎、サーファーズイヤーを手術して治さないと治らない」って言われたからで、当時の担当医師共々先生言ったでしょ!


術後151~152日
身内の取り計らいで軽井沢へ行った。はっきり言って方面逆。非日常を取り入れて気分転換って所だけど、軽井沢って旧軽井沢銀座とか何か雰囲気合わない。
ホテルにはプールも有ったがあまり時間が無かったのと耳の調子も今一なので泳ぐのは止めた。帰りの車の中で、(山を下る)気圧変化時の耳抜きに乗じて耳閉感が軽くなる事しばしば。唾飲み込んでもあくびしても調子の悪いときは耳閉感きついままだからね、抜け切らなくても少しは楽になる。


術後153日
予定通り三井記念病院耳鼻科での診察。症状が有るのでプールは止めておいた事を伝えると改めてプールで泳ぐ事を勧められる。海だって大丈夫だそうだが外耳しか診ていないのに大丈夫言われても信じない。症状が有る以上まず検査ありきで、可能な検査を全て行ったうえで問題なしと言われれば症状が有ってもプールでも海でも入る気にもなるが。場所が場所なんだから海は勿論プールですら慎重になる。とりあえず、検査による症状の原因究明と確定、それによる治療法の検討等を強く求めたけど、こんな事3月位にやってなきゃおかしいのに・・・。手術の失敗やそういった事についてなら別だが、いじった部分が問題無ければいかなる症状を発症しても触れたくないって感じ?
今更俺の手術には「反対だった」と言われる。手術なんて誰だってしたくないし、俺の中ではしなくても(外耳炎)治るだろう位の物だったから絶対に手術は嫌だった。でも、長引いて治らず、治すにはサーファーズイヤーで狭くなった外耳道を広げて換気を良くする以外無いと言われて、拒否して、また言われて・・・発症以来一ヶ月以上経過しているにも拘らず治る見込みとかが無くて治っても再発とかも嫌だし心置きなく波乗りするには手術するしかないという気になったから手術を決意した訳で、今更そんな事言ってどうしろと?何で手術前に言わない?最近世間で言う「患者力」が低かった俺に責任有るけど、抗生剤変える事位しかしてもらわなかった。外耳炎て軟膏塗って薬出してそれで終わりが一般的のようだがそれで治らなかったらもっと他に出来る事が有ったんじゃない?病理とか使ってなかったし。
たら・れば、考えたくない。今更、今更で頭にくるよ。前に神経科の先生に「耳鼻科で溜めたストレスを神経科のカウンセリングで減らしてる」っと言った事が有るけど無駄な事だよ。神経科、今じゃ経過報告だけだし。
たら・れば言えば普通なら今頃週2で波乗りしてるぜ、良い季節だしね、他の遊びも仕事も酒もタバコも・・・いつも通りだよ。今更だけど・・・本当後悔している。


術後154~157日
この頃耳閉感・圧迫感が軽くなって、今なら海入って普通に波乗りできそうな感じ。手術受けた側に壁を感じていたが、壁が薄く小さくなって感覚的な視野が広がった感じ。症状少し軽くなるだけで気分も違うね、あ~海行きてぇ!!とりあえず良化傾向だね、もう少しか?
神尾記念病院でのガス治療も1クール(12回)が終わる。外耳炎の治癒と共に既往症も良くなっているのかもしれないが、最近良化傾向なので現在行っている治療は当面継続する事にする。


術後159~161日
良化傾向だった耳閉感、元に戻った感じ。おまけに目眩と言うほどではないが体動かしている時の物の認識が怪しい。前に(外耳炎になって数日後)一度有った症状と一緒かな?それに普段よりふらつく事が多い感じ。海復帰近いぜ、勘弁して欲しいね。
良く考えると色々出歩いたりして疲れ気味だしやや寝不足だからか?何だかんだ言っても通常時より疲れやストレスに反応しやすい体でもあるから?耳閉感と耳鳴りについては内耳の不調も一因ではないかと考えるようになった。内耳はストレスとか疲れ溜まると目眩とか起こしやすくなるらしいからね、4回転回って平気な安藤美姫の三半規管が羨ましいね、「あるある」によると三半規管も鍛えられるらしいけど今鍛えて大丈夫なのか。サーファー三半規管強いに越した事無いでしょ。


術後163~166日
目眩みたいなものとか耳閉感等が軽くなった、と思ったらまた重く・・・。1日おき?では無いが体調の良し悪しに倣ってないから原因が解らない。何だかPCに向かってる時間が長いのに倣っているようで、PC長く使った後や翌日が良くなく、PC使う時間短くすると良くなるように感じる。VTD症候群とか?前に耳鳴りで受診した時PC良くないって言われたし、集中的にやるから余計良くないんだろうな。PC良くないってのは仕事に対して問題ありだから困る。仕事は少しずつだから当然実入り少なく、貯金取り崩し。仕事量増やしていってるけど通院優先だからまるっきり元通りにはすぐにはならない。生活を元へ戻すには今の調子良い時が調子悪い時ってなるよう格上がりしないときついかも。


術後167日
三週間ぶり、Y耳鼻科の診察。外耳道に問題は無く、自声強調も良くなっているようだとの事。以前に比べると若干でも耳閉感等が軽くなった事を伝える。耳菅機能の不調による症状とすれば症状が少しでも軽くなり安定傾向になった事はとてもよい事だそうだ。1日3回の漢方を2回に減らす事になった。鼻炎用の薬は鼻炎がやや重くなったので現状維持となった。
同級生の母親に紹介してもらった整体師の先生の所へ行った。従兄弟に紹介してもらった所は整形外科的手法で時間かかる上に自宅から130KMも離れているため通いきれず遠慮させてもらった・・・。
で、ここはいわゆる整体でバキバキと入れてくれるし優しくもしてくれる。「骨盤が左に開いている」そうで、レギュラーフットのなせる業か?関節技のような体制から引っ張られると、「バキバキ」という音。次は頚椎。これは頭をつかまれて左右に回してやはり「バキバキ」とやられた。とりあえず定位置に戻ったらしいが波乗りしてればまたずれるんだろうけど・・・。でもこういう時じゃないとね、普段だとなかなか時間が取れなかったりでやらないし、海への復帰も近いから。この先生鍼もやっているのでついでに耳の方を鍼でお願いしてみた。病理がはっきりしない事とか有るので「難しい」との事だがとりあえず耳の症状に対してうつところにうってもらった。一通りうち終えると鍼に電極を繋ぎ通電するする。
整体、骨盤は解らないけど頚椎(首)の方は調子良くなった。鍼は一度じゃ効果の程も解る分けない、暫く通う事で効果有るかどうかだけど、本当に治さないといけないのは耳の方だから、期待してしまう。


術後168~169日
首は整体以来軽くなったし本当良くなったね。肝心の耳はぼちぼち、時間によって症状が楽になるから良い方だろう。


術後170日
手術を受けた耳鼻科では2ヶ月位前から波乗りの許可が出ていたが、耳の症状が有るため自重してきた。自重と言うより症状のため波乗りどころじゃないと言ったところだった。ほんの1ヶ月前ですら海へ戻る目標を立てても実際戻る事は想像しがたかった。
周囲の協力も有って試運転ながら海へ戻った。
昨年の12/9以来約半年振りの波乗り。わざわざサイズダウンしてから行ったのだが、筋トレやってきたのにゲットがきつい。体が波乗りの感覚をまるっきり失くしている。波乗りできる嬉しさと以前のように乗れない違和感、長期離れていておまけに手術明けとくれば仕方ないか・・・。それと耳は勿論だがその他感覚器官の調子が心配だったが抱えている耳の症状以外は以前と変わりないようだった。腰~腹の厚めでパワーの無い速めの波、アップスもおぼつかず技が入らず走って抜けるので精一杯だが波には巻かれなかった。ドルフィンの時に入った水はすぐに出てゆくが、耳閉感が有るから残っている気がしてならない。でも、とりあえず波乗りはやれる感触を掴んだ。


術後171日
三井記念病院の耳鼻科での診察。先週CTを撮ったのだが、術前と比較して特に悪い所は無いようだ。ひとまず安心?聴力は2月以来何度か検査しているが変化は無い。相変わらず手術した側は高音を中心に落ちたままだ。耳菅機能は何も言われなかったので特別悪くないのだろう。ここ最近、症状が若干だが軽快した事などを話す。話の中で「人間の体って不思議だね」って・・・先生に言われたって困る。とりあえず検査はしてくれてるがなんかおざなりに感じてるし、耳の奥鼻の奥は本当に大丈夫なのかそれが知りたいのにいつもの検査だけで「大丈夫」と言われても説得力無い。耳鳴りとかはストレスなどが原因でなる事も有るが、自声強調や耳奥の違和感・押圧感(軽い痛み)は何故起きているのか知りたいのに調べようという気が無いらしい。


術後172~174日
耳奥の違和感・押圧感が強くなった。W杯予選見て寝不足なのと仕事でPC使いすぎで体調悪いせいか?


術後175日
再び海へ。前回よりは乗れた。リップへの当て込みも少しずつ出来てきた?でもまだ地に足がついていない感じ。背筋や首の筋肉が落ちているからかパドル云々以前にパドルのために体をそらす事がきつい。でもマジ楽しい、サーフィン最高。


術後176~177日
波乗り復帰して改めて体力の無さというか、体がまだ病んでる?のを感じる。軽い目眩のようなものもよく感じる。体本当に大丈夫なのか考えると不安になる。単純に耳の症状だけならこうはならないんじゃないか・・・・


術後178日
台風のうねりで割れる千葉シークレットを狙う。普段の一宮とかより遠いから早起き、眠い。復帰してすぐなのに海へ行くペースが早過ぎかもしれない、体は大丈夫か?
台風のうねりは予想に反して弱くシークレットはNoSurf、外房で普通に出来た。海は入っている間なんか揺れている感じがしていた。何とか乗れてはいたし、前回より更に感触取り戻した。友人に言わせれば「普通にリップしてる」そうだがまだエッチラオッチラで怪しい。
この目眩みたいなの、PC使いすぎでもなったし、疲労とかでなるのではないか?同じ疲労でもこの程度でなるようじゃ以前の仕事と波乗りと遊びのペースには戻れない・・・。それは困る。


術後179~180日
状態に特に変化は無い。整体と鍼。整体は気持ち良いし実際首とか調子良くなってる。鍼の効果は?だがそんなすぐには出ないだろう。


術後181日
特に用は無いけど神経科へ。最近TVでストレスから来る運動機能障害みたいなのやってたんで、自分の症状についてその可能性を問うが、明快な返答なし。不定愁訴じゃないし、かといって可能性は否定できないし耳鼻科じゃそっちの方だと思ってるだろうし。あまり突っ込んでも答えに困らせそう。
突然だが会社からクビを宣告された。徐々に仕事をさせてもらっていたが復帰へ向けてペースを上げる準備をしていただけに晴天の霹靂?いや、そのくだらないクビの理由に唖然。まぁ病人の復帰をこれだけ待ってくれる会社もそんなに無いし、仕方ないけどむかつく。


術後182~187日
この間も海へは行ったし、良くなった所も悪くなった所も無い。耳は調子の良し悪しの波が落ち着いた感じ。落ち着かれても回復が止まったみたいでやな感じだ。Y耳鼻科の耳鼻科へ。鼓膜が前回診察時より綺麗になっているそうだが感じる部分では変化が無いからあまり嬉しくない。耳菅機能に異常が認められないが、一応耳菅機能の処置をしてくれた。耳以外だが、 PCの使った後は目眩みたいなものあるが寝ると治る。波乗りの感覚は少しずつ取り戻せてる。


術後188日
海へ。大分狂っていたサーフィン感も行く度戻ってくる。ゲットの体力は中々戻らず肩以上のサイズは正直きつい。乗る方はアップスにまだ難有りだが・・・何故か一発技は研ぎ澄まされてきた(?)復帰以来初めてオフザリップしたって感じ。


術後189~198日
整体・鍼をこなす(?)。サーフィン復活以来腰痛が出てきたので腰にも鍼をうってもらいマッサージもしてもらう。背筋が落ちているのが一番の原因のようだ。この間波乗りも2回、以前ほど戻りが大きくないが行く度戻ってくる感じだ。
耳の症状がやや軽くなり、目眩のような症状も感じなくなってきた。高域の聴力が落ちているが、それ以外の症状を感じない時間が多く有った。波乗りもそうだが、飲み会も有ったりでかなりの不摂生?後がやばいかも・・・。


術後199~201日
やはりここの所の不摂生等のせいか?耳閉感・耳声強調・耳奥の違和等の症状が若干強くなる。まぁあれだけ生活リズムぐちゃぐちゃなら全くの健康体でも体調落とすだろうから仕方ない。


術後202日
神経科での診察。診察というより経過報告。ここの所症状を感じない時間が増えた事を話すと、感じる症状全て身体表現性障害による物だと言われた。????。んな都合の良い話・・・体の内の音に過敏で外の音に対しては高音部に難聴が有るなんざ信じられない。まぁ神経系、自律神経失調は以前から軽く有るからゼロとは思わないし目眩なんかはその辺だろうけど。


術後203~210日
波乗りの調子も更に戻ってきた。症状も波乗りでも何でもやりこんでると感じない。治った部分と慣れた部分と両方だろうな、微妙。


術後211日
神尾記念病院で診察。前回から2ヶ月近いから半強制だ。聴力検査の結果、前回(5月)より改善されてる。まじで?あまり変わったようには感じてないけど。鍼打ったり色々やってるから神尾でのガス治療の効果って有るのか無いのかどの程度か良く解らないけどやる前よりは明らかに良くなってる。医師もガス治療の継続を奨めた。この先生最初はガス治療も効果は無いだろうからやらない方が良い位に言ってたんだけど、この変わりようは聴力改善されたせい?とりあえずガス治療継続になったけど、保険の適用外だから\まだかかるな。


術後212~222日
213日目に三井の耳鼻科で診察が有った。神尾での検査結果を受けてここでも聴力検査をしたが変化は無いとの事。聴力検査なんてどこの病院でも同じような物だが三井のはちょっとせかされてる感じでやり辛く、そのせいかも。聴力はさておき、耳以外は大体戻ったが耳は最近回復が止まったような感じさえ覚える。医者はそんなときも有ると言うがどうなんだろ?


術後223~236日
体調も大体戻り多少無理も利くようになり、ここの所海も増えたしと思ったら調子に乗りすぎか夏風邪をGETしてしまった。実際ちょっと無理しすぎたようだ。特に鼻にきていて鼻水でまくりでティッシュが離せない。で、風邪ひくと普通に耳こもった感じになるけど既往(?)の症状と合わさって結構うざい。鼻をかんでいた時、不意に耳貫通、ああ、久々。強くかんではいけないと言われていたが鼻水残ってるのが嫌で思いっきりかんだときの事だが、やっぱ物理的というか外科的になってると改めて思う。最近症状軽くなってきたのと気にしなくなったので苦痛自体以前より小さいが、気にすればしっかりあるわけでそれをどうするかが問題だ。とりあえず神経科の医師へは今回の事はしっかり報告しとかないと。


術後237~245日
いい加減夏風邪長引きすぎ・・・。ここの所耳への治療なども投薬以外してないがY耳鼻科の耳鼻科へ行った。耳云々より風邪で鼻と喉やられていてそっちの方が大事なのでそっち中心に見てもらう。急性副鼻腔炎と急性上咽頭炎だそうで、やっぱ酷くこじらせてた。風邪長引いたことでの中耳炎は大丈夫との事。
後半大分鼻も喉も良くなってきたようだが耳に影響出ていて、耳閉感が強くなっているし違和感も強くなってきた。これだけ拗らせたんだから影響出るのも仕方ないけど、耳自体が回復へ向かわない感じで気分悪い。


術後246~253日
およそ20日振り位に海へ戻れた。病み空けなのにいきなり飛ばしたが筋肉痛と腰痛以外悪くするところも無くてぼちぼちだ。耳の方だが、副鼻腔に入った海水を抜く時に手鼻をかむような感じでやるのだが、やってるとスッと抜けるときが有る。ただ他の症状とか見ると風邪拗らせる前の方が良かった。それでも海入っている時は耳の症状をそれ程気にしないのだが・・・。
夏風邪こじらせている間耳への治療も薬も絶っていたから再開すればまた回復へ向かうと良いが。
三井の耳鼻科へ行った。波乗りしまくってて色々忙しいから通院も煩わしい。言いたい事も聞きたい事も有るが近況報告等おざなりに済ませた。


術後254~283日
254日目、少し耳に痛みが有るので念のためY耳鼻科で診てもらったところ急性外耳道炎との診断。前回のように鼓膜炎を併発している事もなく、症状自体軽いものだそうだ。あくまで念のための受診だし、実際軽いものとの診断だからケアしながら海へは行った。特に問題は無かったし、痛みとか外耳周辺の張りも無くなった。
耳閉感→強くなったが前述したように副鼻腔の水を抜く時に無くなる事がある。
自声強調→気にしない事を含めて良化。
耳鳴り→変化なし
聴力→検査してないが高音部が落ちてる事に対しては通常の生活では気にしない。
違和感→やや強くなる
痛み→外耳炎の再再発以降軽い痛みは日に何度か有る。疼痛とは違う痛みで最初に外耳炎になった時の痛みとは痛さの感じも強さも違う。


術後284~286日
Y耳鼻科から出てる薬も切れたし、日に何度かくる軽い痛みも気になるしここの所の症状の事も有るので耳鼻科へ行った。耳の状態について、軽く痛みが有るので炎症の有無を聞いたが極軽微ながら有るようで、耳垢が結構溜まっていたのだがそれも原因の一端として掃除してもらった。鼓膜に極近く、違和感の原因でもあると言われた。取ってもらった後は違和感少しだが楽になった。
副鼻腔の水を抜く時の耳の抜けについて聞いてみたところ、開き気味の耳管に副鼻腔の水が圧力で入り込みそれが耳管の開きを一時的に抑えるので耳が抜けるとの事。実際耳管開放症の治療では耳管に生理食塩水を注入する事もあるそうで、今回の事はそれと同じ事らしい。そうすると否定されてきた耳管開放症って事?怪しい!


術後286~305日
何故か急に 耳閉感・違和感といった症状が軽減、あ~気分良い!耳鳴りは相変わらずだけど聴力は高音部が落ちてる位で気付かないからこれ位だといいね。ここ何日かは本当心底リラックスする時間が持てるし、春先の最悪な時期の事とかも笑って話せるようになってる♪o(^0^o)♪ここんとこ波はあんまり良くないけど、良い感じ。これまでは波乗りしてないと落ち着かないって言うか、がっつり波乗りする事で耳の不調から逃れてた所が有るけど今はそんな事無い。
290日目に三井の耳鼻科へ行った。ここのところの経過を話すと、「やはり耳管がおかしいのかしら?」だと。耳管機能障害について詳しい東北大学病院では耳管機能障害は検査で出ない場合もあり症状の確定がされず何件も耳鼻科へ行ってようやく耳管機能障害と確定されるケースも多いそうだ。もし本当に耳管機能障害であるならサーファーズイヤーの手術とは直接は関係が無いのかも。手術時の担当医師が言っていた「ストレスと感じないストレス」による間接的な後遺障害・合併症なのかも知れない。果たして?
で、10/4付け毎日新聞に東北大学の耳鼻科医師が「耳管開放症」について語っていたのだが、原因として3kg以上の痩身(症状を持っている人の50%がこれに当たる)の他、耳疾患を上げていた。ストレス以外一連のサーファーズイヤー手術との接点が無かったが、疾患という大きな接点が有ったのが解った。耳管機能は検査でおかしいところが見られずストレスという状況証拠だけではいかにも弱い。大分良くなってきてはいるがまだ症状は残っているし、今まで色々有りすぎたから突っ込んで調べたいと思う。


術後306~311日
ここの所海へのペースは1日おきで、朝近くまで飲んだりって日も有ったし色々忙しかったりもしたのだが・・・。ドルフィン時にチュル~とか変な音(ストローで飲み物をすすっている時に出るような音に似てる)がするようになっても気にせず 海へ行っていた所急に耳の調子が悪くなった。そんな音してるから、鼓膜に穴が開いているか、鼻から中耳方面へ水が浸入しているかどちらかか?ドルフィンしてなったから海水とか絡んでるだろうな、中耳炎とかが心配だが放っておけば治るだろ。しかし耳閉感は殆ど強くなってないが、自声強調が酷くなって気分悪い。唾を飲み込んだ時の音もグチャっとした音に変わっていてそれも気分悪いな。それでも数ヶ月前であれば調子良い方の状態ではあるが・・・耳鳴りと時折有る違和感や痛みを除けば大分良かった。でも今回の事有ってから違和感痛みの場所が奥へ移動した感じだし副鼻腔炎明けくらいの調子に戻った感じで調子の良し悪しの波は有るけどこれほどの退化は無かったからね動揺してる。
っていうか、原因不明とか精神的な物とか治らないとかろくでもない事言われ続けてきて、ずっと精神的に参ってた。効果に疑問が付く治療も「やってみないとわからないし・・・諦めるのは早い」と思って続けてきた。症状に慣れようとかしてもなかなか出来なくてずっと交感神経高ぶった感じ、そんな状態からようやく開放されて心底くつろげる、落ち着ける時間が持てるようになってた。治療も減らしてきてたし止めようとも思っていた。波乗り行って夜飲み会とか、手術以前だったら当たり前だった事がすごく幸せに感じてた。本当、健康って有り難い、何事も健康な体有っての物だと、健康でさえあれば他辛い事とかも何とかなるって思った。想定外に悪くなったからけっこうへこんでるよ。プチうつ?
307日目にY耳鼻科へ行って診てもらった。中耳炎や外耳炎は大丈夫だそうで、耳管開放症の処置と喉が少し腫れていたのでその処置もしてくれた。念のためチンパノメトリー(鼓膜の振動のしやすさ、位置を測ったりする)検査をしたのだが、以前三井や神尾でやった時は確か左右差殆ど無かったのに今回は左右差が多少あった。先生はこの程度の差であれば問題は無いと言っていたが、以前より悪くなっているのは問題。耳に疾患等が無い人の検査結果じゃなくて、疾患抱えている人の結果だし、以前はもっと良かったものが悪くなっているのだからもっと問題視してくれないと・・・。とりあえず様子を見てと言われているが、数日様子を見て良化が無ければまた通院するつもりだ。


術後312~322日
とりあえず今回の悪化、良化が見られない・・・。ずっと我慢して、ようやく良くなってそこから一気に悪化したから精神衛生上良くない。あせるね。再び耳鼻科へ行った。今まで訴えてきた症状に対しこれといった診断がなされず原因不明みたいな感じだったけど、今回「耳管炎」との診断。中耳と鼻を繋ぐ管が少し炎症を起こしている。それでそこが開かないために耳閉感・自声強調等が起こっているそうだ。2種類の薬を処方してもらい「様子を見て」との事。この先生がどうのとかじゃなく、今年色々有り過ぎて医者を信用出来ない俺はネットで色々調べた。


大体合致していて異論は無いね。一安心だよ、だって原因不明なんて事が一番不安だもの。今回の俺のケースだとダイビング中になるケースに似ているね。耳管炎になっている人が潜って水圧を鼓膜に受けると中耳控の内圧が下がり鼓膜に陥凹が見られたり、鼓膜の動きが悪くなり難聴を起こす。通常なら唾を飲んだ時とかに耳管が開いて換気されて元へ戻るが換気されないので戻らない。当然中耳控の通気が遮断されるので耳閉感・自声強調をも起こす。俺の場合はドルフィンした時に圧がかかってなったと考えるのが最も近い。頭オーバーあったから相応の圧力かな?治療は投薬が中心だが中耳控へ空気を送る「通気」で軽快する。ただ通気はそれだけで治る場合もあるが、換気されないので時間を置くと気圧差が起きて症状が戻ってくる、そんなところか。
今回日毎に悪化してる部分もあって、春先の一番きつい症状になる事もしばしば。楽な時(たまにしかない)でも夏の副鼻腔炎明け位。痛みは軽妙だが症状辛い。薬が切れるのと、あまり良化が見られないので318日目に再度受診した。この時前回受診時に耳が少し腫れていたが今は腫れも引いて良い状態と言われた。耳管の他も腫れていたのね、大した事無いから言わなかったんだろうけど。耳管を麻酔(塗布)して通気、ネブライザーやって終わり。大きな物ではないが鼓膜に陥凹がみられ、通気をしたら鼓膜が少し膨らんだそうだ。中耳が少し陰圧になってるってことだ。我慢なのは解ってるけど、あからさまに良化が見られる治療とかって無いものかね・・・。早く海戻りたい。
319日目には3ヶ月に1回の神尾での診察。前回(7月)若干良化した聴力、検査の結果は変化なし。変わらず高音域で聴力落ちてる。耳管炎で音こもってるから変化なしってのは良い方だ。で、一応最近の経過を一通り話して耳を診てもらった。やはり耳に悪い所はないそうで、耳管炎の対処も今ので良いそうだ。少し我慢すれば耳管炎になる前の状態へは戻るでしょうとの事。まぁ、ある意味普通の答えかな、セカンドオピニオン的な答えとも思う。他の患者に比べれば軽く診られるのも仕方ないけどね・・・。


術後323~328日
今回の病状の急な悪化、ここに来て自覚症状も良化してきた。耳閉感は時々で耳鳴りも強くなった分は元へ戻りつつある。自声強調は強くなったり弱くなったりで不安定、痛みは少し減ったかな。
326日目に海へ戻った。病人の体になっているからちょっと辛かったし例によっておっぺけぺーな波乗り。だけど波乗りしてる方が耳も体も調子良い。
「耳管炎」との診断、前は耳管開放症で大分良化したが、今度は耳管炎になったという医師の見解だが、悪化してからの症状は術後以来苦しめられてきた症状のリフレインで、通気をすると楽になるとか一時的に耳管を閉じさせる処置をしても症状に変化が無い事は春先の処置時と一緒だ。思うにずっと耳管炎なのでは・・・。耳管開放症云々と言ったのは当時の担当医師の「耳管が閉じて陰圧になってる~」という発言からだ。この時は「治らない」と言われたが、検査も何も無しで「治らない」と言って放置し自分はさっさと辞めていってしまった。耳管炎は中耳炎等と同様珍しい病気では無く、風邪の後とかに誰でもなる割とありふれた病気だ。都合5人の医師に診てもらった訳だが、手術直後といった大事に囚われ見落としてしまったのでは?
もしもずっと軽度の耳管炎なら、術後の担当医師が普通にしっかり診ていればとっくに治っていたのかも・・・。「耳管が閉じている~、陰圧で~」とまで言っておきながら検査も無かったのは何故?後遺症になるから?辞めたのは病院の保身のための厄介払いか?少なくとも俺は神経科行ったり他の耳鼻科通ったりで金も時間も使ったし治癒の遅れと通院の必要から会社クビにもなったし色々失った。何より原因不明とされたことで本当に不安な日々を過した。耳の症状が少しずつでも良化していなかったら神経科へは今も通っていただろう。
とりあえず近々に三井での診察が有るからこの辺ははっきり突いて行かなくてはならない。


術後329日
三井での診察へ行った。ここ最近の状況を告げた上で他2院はセカンドオピニオンとしての役割程度にしか考えてくれていないと感じるし、耳管炎となれば最初に耳管が閉じていると言ったのは当時の(三井の)担当医師で、検査もせずに「治らない」と言っただけで辞めてしまった経緯があるので現在の担当医である耳鼻科部長に診てほしいと願い出た。返答は「耳鼻科の中でも得て不得手があり、耳管は私は得意ではない。(Y耳鼻科の)先生は耳管を得意としているのそちらで診てもらってほしい」とあっさり逃げられた(?)頑なに鼓膜から奥は診ない。ファイバーとかで見れるのに・・・。確かにY耳鼻科の先生は耳管得意にしてるからそう言われるのも少しは解るけど、自分の担当する患者が、診ている部分と違うとはいえ症状訴えて目の前にいるのにこうもあっさりと言われると憤慨するのみだ。大体中耳炎手術とか得意にしてるのに中耳炎ととても関係が深い中耳の隣の耳管が苦手だとかうそ臭い。耳管を得意としている医師にも診てもらっているとはいえ執刀医としての立場、同じ耳鼻科専門医としての見解とか一切無い。医師としての本懐について疑いたくなるし、前任者が部下である事や病院としての責任など微塵も感じていない(逃れようとしてる)と感じる。もっともその辺りを出したら患者によっては慰謝料とか訴訟とか言い出しかねないんだろうけど。耳管炎について「人生の中で同じ病気を短期間で数回羅患する時期とか誰でも有る事」といってのけられた。昔急性上気道炎に半年間で3回、期間はそれぞれ1ヶ月なった事があるから言ってる事も解るけど、あからさまにタイミングが悪かったと言われてるみたいで気分悪いね、春に機械でのみ検査した以外ろくな検査もしてないくせに。俺の耳については当事者なのに傍観者のようだ。せめて手術の影響が無い事を証明して欲しいね。そうすればまた違う観点から病理を探せるもの。
・手術をすることで起きる可能性のある合併症や後遺症、神尾では機械で骨を削るために起きる騒音難聴のリスクについて必ず説明するそうだが一切無かった。一番調子の良かった頃でさも耳鳴りは良化しなかったし聴力も相変わらずだ。術後に聴力落ちたって音楽聴いてるせいとかにして、いい加減だ。何といっても説明責任の怠慢。
・訴える症状に対して診断を下しておきながら検査もせずに治癒見込みなしとし、こちらから乞うて薬を処方してもらう状態。手術との因果は見られなくともこれは医師としての倫理を疑う。もしこの時しっかり検査をしておけば耳管炎と診断がなされた可能性、それによる適切な治療を受ける事が出来た可能性、そして根治した可能性。肉体的・精神的苦痛をここまで味わう事の無かった可能性。
これらを考え合わせると「訴えてやる!」と言ってしまうのも有りな気がする・・・。まぁそんな面倒な事はさておいて、治れば何でも(?)良いけどね、次回の診察予約を入れたのだが頑として外耳・鼓膜以外診ない、手術をしていない右も診てはくれるけど、やはり外耳・鼓膜までで行くだけ無駄な気がする。術後の経過観察ってのはある程度の期間必要とは思うけど、同じ耳鼻科の範疇で罹患しててもそっちは診ないって変だし。三井記念病院という名前とそこで手術を受けてからの症状という事で、他院ではセカンドオピニオンの立場でしか診てくれないのにね。最低だね、ここでは外科・内科・眼科・脳外科・神経科・耳鼻科と受診したけど、どの科も流れ作業的で大病院なんてこんなもの?って感じ。でも、行っても無駄だけどこのまま行かなくなるのは巧くやられたって感じでむかつくし、せめて病理やら解るまでは診てもらうか、どうしようか・・・。


術後330~331日
耳管炎、悪化の兆し・・・というか痛みがやや増して耳管の機能が低下してる?唾飲んだ時とかの音で解る。耳鳴りも強まった。右耳も極軽いが兆候有る、喋るとパチパチ耳鼻喉の奥で言うし、無かった耳鳴りがしてる。マジ?って感じ、激しく動揺してる。鼻水はほとんど出ないし出ても透明だけど喉が腫れてる感じだからそっちから来てる感じだし、唾飲み込むと両耳ともに軽いが痛む時が有る。せっかく海戻ったのに・・・また行けなくなりそう、っていうか今までは海行って良くなってきたし海行った方が体調含めて調子良かったのにこれじゃあ海へは行けない。喉から来てる感じだし、右は急性だから短期間で治るだろうけど左は慢性みたいなもんだから時間掛かるのかな・・・。ただ今までは外耳炎でも副鼻腔炎でもそれが治った後は罹患以前より調子良くなってるからそれに期待?とりあえず耳鼻科へ行かないといけないね。


術後332日 
最初の外耳炎からはもう13ヶ月だ・・・。この13ヶ月で海へ行けてたのは6ヶ月しかない。
ずっと何月何日と書かず術後何日という書き方してる。長くて2ヶ月程度のものと思ってたから、術後何日で復帰したかって書いた方がわかり易いと思ったからだが・・・。昨日歌手・女優の本田美奈子.さんが亡くなった(絶句)同世代だよ、原因は急性骨髄性白血病。闘病は紙上等で伝えられてたから知ってた。彼女に比べれば俺のはぜんぜん楽だね。気丈だったようですが疲れたでしょう、ゆっくり休んで欲しいです、ご冥福を祈ります。


Y耳鼻科へ行って診てもらった。外耳道・鼓膜は綺麗で問題ないそうだ。朝はやや痛みも和らいでいるが時間が経つと増す傾向。耳管炎だが、どうも喉、上咽頭が腫れていてそこから来ているようだ。風邪で酷く喉やられた時のような感じだ、実際声も少し出し辛いし夏風邪こじらせて副鼻腔炎・上咽頭炎と診断された時と同じような部分も有る。通気等耳管に直接処置をする積極的治療は一時的でも耳管の炎症を酷くする恐れが有るので投薬やネブライザーによる保存的治療で進めていくそうだ。喉に薬を塗布してくれたけど、思ったより腫れているらしく結構痛かった。今までの症状、耳閉感や自声強調とかと変わらないけど、今回今迄で一番痛みが有る。今までの悪化とはちょっと違う感じだけど、中途半端に悪化するよりあからさまに悪化してるからこれ乗り越えればすっきりと治るような気がする。水温が下がり行くこの時期海から離れるのは嫌だし、3週の療養からやっと復帰したばかりで「またかよ」って感じ。復帰をあせった可能性も否定は出来ないけど、今まで(特に盆明け)も耳に違和感じながら海行って良くなってきたから医師もそれについては悪いとも言わなかった。
今回耳管炎と診断され、Y耳鼻科医師の言う「耳管開放症から耳管炎」だったとしてもサーファーズイヤー手術とは直接の因果は認められない。耳管開放症は発症する原因に耳の疾患というのが有るが、明確な原因とは言えない。外耳炎を長く患っていたから、耳管に炎症が移る事は有るのかも知れないけど(どうなんだろ?)耳管炎も直接の因果は無いと思う。故に恐らく医学的には手術は成功、経過も概ね良好(医師の言う期間よりは炎症が引くまでかかったし、高音域の聴力が落ちている。また、耳鳴りが残っているのは後遺症の騒音難聴との見解もあるが)となると思う。
でも、退院前日の処置以降体調が激変したこと、術前には現在抱えている症状は一切無かったが術後すぐ入院中から発症している事から医師の言うリスク以上のリスクを伴う手術で有ると思う。「確率は低いけど可能性は有る」と言う医師もいるかもしれない。サーファーズイヤーの手術例自体少なすぎる事もある。退院前日の医師の処置、貧血起こしまくってそれから体調が悪化したけどそれも医師の処置不良とか言えない。でも、耳、サーファーズイヤーとその手術にだけ拘り全身的な部分で患者を診ていた、診てるとは到底思えない。(医師はやったと言うだろう、でも患者がどう感じたか、容態がどうなったかの方が重要だ)。
性格的に神経質なところがあって、身体表現性障害等を起す事は確率的に平均(?)より高いかも知れません。手術当時は仕事での事や海へあまり行けなかった後でストレスも溜まっていたから見た目の調子とは違い疲れ等が出やすい時期だったかも知れません。でも上記症状も担当医師の応対が適切(耳だけに囚われず体全体として考える)であれば避け得れえたものも有ると思います(特に神経科・心療内科の部分)。耳管炎ももっと早く治癒していたかもしれません。


闘病はまだ続きます。
サーファーズイヤーの手術と予後としての書き込みからは少し逸れてきているところも有りますが、今後の病状の経過は折に付け書き込み・追記します。
慢性化の定義とか解りませんが長患いですから治るのも一筋縄ではいかないでしょうけど、過去海へ行きながらかなり軽快してきた事は救いです。ちょうど1ヶ月前の調子の良かった頃はもう1ヶ月位様子見て悪化が無ければ「若干の症状を残すものの9割位は軽快しました」と書いて終わりにするつもりでした。やっと精神的に余裕を持てるようになったので、色々あって乱れた生活が落ち着いたら南の島へ行こうなどとも思っていました。でもそれはまだ夢の域の事のようです。
長い間色々書いて来て、今改めて読み直すとずいぶん前に耳管炎を疑える事が多く有ったと思う。すごい遠回りした。遠回りしたおかげで心身ともに負担が大きかった・・・。前に書いたけど波乗り以外はずいぶんとたくさんの物を失った。今も耳管炎と解って治療はしていても慢性化してきっちり治るかどうか心配だし、海へ行けないのは辛い(前はさんざん「海行け」と言われていたけど耳管炎と解った今や海は(酒も)禁止)。
サーファーズイヤーの手術のみピンポイントで見れば概ね成功(術後の症状との因果が証明できないから)と言えるかもしれませんが、患者・人体としての治療としては十分過ぎるほど失敗(人道的にも)と言えるものだと思います。診ていただいた耳鼻科医師は5名でうち4名は高名(?)な方ですが、それで尚この状態ですから医師の腕や知識はさる事ながら患者に向かう姿勢というかそういった事がとても大事です、手術後という大事に囚われ過ぎたところはあるでしょうけど・・・これも医療過誤か?本当の医者はいないのか?
耳管炎ですが ネットで調べたら幾つかの対処法が有るけど、投薬も(ムコダイン)ばかりで炎症を止めるステロイド(副作用というか有るので短期的に)の使用も無いし、原因を調べる事もしてもらえない。左だけだったのが右もなったし喉からきてるならアデノイドが元とか原因だって幾つか考えられる。原因の究明がなされていない、当然対症療法ばかりで原因療法の検討とかもなされていない・・・。また難民状態?考えると落ちます・・・。


追記:2006 1/27
耳管炎とは誤診(耳管の不調についての診断は難しいらしいが・・・)で診断は耳管機能不全。
この病気の病理は体調不良・過労等が多いようで漢方の処方により回復・改善する事が多いようです。当然医師からいくつか漢方の処方を受け試していますが改善が見られません。
症状的に耳管機能不全以外にも耳鳴りやふらつき感(目眩?)やボーっとした感じを伴っていますので病理に別の病気の可能性も否定できない事から、病理を見つけるための検査を希望しています。唯一信頼の置ける病院は町の耳鼻科で設備が無く、一番長く診てもらっていて手術を受けた三井記念病院では検査自体少ないし意味無いという言い方をされます。症状から考えられる病理・病気は幾つか有ると思うのですが、確率の低い物・可能性の低い物は端から除外しているようです、もっとも神尾記念病院の医師に言わせれば、三井の検査は術後の聴力検査の回数にしても少なすぎだそうだしね、医師の見解の違いとかもあるでしょうけど、細心を期すという意味でもそうだし、術前に比べて聴力落ちている患者に対しては無駄な検査とはなり得ない事からもいい加減な医師であるのでしょう。
このサイトで術前・術後の外耳道の写真(術後、現在の物はともかく術前の写真は三井で撮影した物しかない)を公開する事を希望したのですが、当時の担当医師から許諾を得ていたにもかかわらずのですが反故にされ拒絶されました。当時の担当医師が退職していて話をしたのは医師ではなく総務でしたが・・・。
術前・術後の写真を見て それだけでは特におかしいと言う他院の医師もいないのですが、行った手術に対して自信が無いのでしょうかね。
個人情報保護法を楯にされたわけですが、本件の場合最大限に保護されるべきは患者である私では無いのでしょうか?「曲解しやがって、あー面倒臭い!この腐れ病院」と思いつつも他診療科まで同様と言うわけでもないので他科には診察してもらったりしてますが・・・ちょっと怖いですかね。
で、これから病理を探すための検査を何処かで(良く診てくれている開業医の先生に相談してみるつもり)するつもりですが内科から口腔外科・脳外科とかかからないといけないかも知れません。
現在の症状・病状は手術との因果はあまり無い・可能性が低いように書きましたが、今まで複数の医師(手術を受けた三井以外)から色々話を聴いたところ、鼓膜の問題もありますし因果関係がどんなに低くても、「負担の大きい全身麻酔の手術、方耳だけなのに4時間という外耳道外骨腫の手術にしては異常に長い手術時間、それらにより代謝が落ちたりストレスも大きいし・・・隠れていた・抑えられていた病気が顕在化したと、それ位の事は有るでしょう」との事でした、憶測の域は出ないようですが。
手術なんてやはり体に負担が大きく、それだけで少々のリスクを抱えるようです。
耳管機能不全の症状が既往症としては全く無く、前駆症状すら無かった事を考え合わせれば合併症位には考えても良いのかもしれません。恐ろしいです、症例の少ないサーファーズイヤー手術、医師自身リスクとか良く解ってないようです。解ってないとか言いすぎに聞こえるかもしれませんが本当やばいです、都合6人の耳鼻科専門医に聞きましたが見解がみな違いますし、サーファーズイヤーの原因についてですら見解が皆違う、それとも良く解っていないのか。
二言目には手術手術と言いますが患者が思っているほど解ってない、後の祭りでしたが、まぁ医師も営業しないといけないのでしょう。


先日「SURF1」という雑誌でサーファーズイヤー手術の体験者へのインタビューが出てましたが、中に日本でもレーザーを使ってのサーファーズイヤー手術が行われているとか書いて有りました。しかしながらどこの病院とかの記載は有りませんでした。
同じ手術するならレーザーでの治療を望む人の方が多いと思ういますが、メディアさんなら個人より遥かに調べ易いでしょうけど解らないのでしょうかね、もしこちらで解れば随時追記していきます。

サーファーズイヤーと手術について -まとめ-