Nov,09 2008 Wake surfing

"Wake surfing"A principleSurfing on Edogawa...
江戸川でWake Surfingにトライしてみました。
お台場で某プロがやっているDVDを見た事があるのと、誘ってくれた先達からの話以外に知識は皆無で、当然Wake Bordの経験も無い事から、どこまでやれるか若干の不安を抱えたままのトライです。

Wakeをする船ですが、船舶の大きさを計る単位はt(トン)だと記憶していますが、乗船した船のスケールは不明です。荷物無しで5~6人が定員というところでしょうか?今回の船はいつもより小さいとの事。
Wake Surfingは基本フロントサイドで、スタンス=作る波に応じてバラストを調整したり、座る位置を変えてレギュラー又はグーフィーの波を作るそうです。
Wake Bordとは作る波質が根本的に違うようで、航行速度も違います。Wake Bordの方が速く、波も高さより長さを求めるようですが、Wake Bord時の波では、Surfingするだけの力・揚力の有る波にはならないようです。

Try it!
通常、Wake Bordで慣れてからWake Surfingに移行するようですが、初っ端からWake Surfing、板は「しごいて走らせる」事を念頭にいつものスラスターをチョイス。
Take off by traction乗ることの前に、まずスタンドアップという壁が有りますが、引っ張られながらのテイクオフはWake Bordとほぼ同様です。
ボートに対して、直角に板を浮かべてスタンス、膝を曲げて腰を落とす感じ。上半身は仰向けに水中で、ロープを持つ手は両足の間です、ボートで引っ張るトラクションが掛かるまでは、自力で上半身を起こすので、ライフジャケットを着たほうが楽ですね。

ボートが動き出し、トラクションが掛かり始めたらスタンスしている踵重心にして、板を寝かせます、ノーズが前を向くように前後の体重移動も。後はタイミングで、引っ張られるままにスタンドアップ出来ますが、慣れるまではボードコントロールが上手く出来ず、スタンドアップ前にワイプアウト。この辺りが「最初はWake Bordで慣れた方が」という由縁でしょうか?4本ばかり情けないワイプアウトを繰り返しようやくスタンドアップ。

最初はボートに引かれながら、ボートの作り出す波にアプローチ。
パワーポケットは狭く、ボートから1mも無い位の所でのライディングは「ぶつかる?」との意識からやや腰が引け気味。パワーポケットに入るとトラクション無しでも板が走り、持っているロープに撓みが出来ます。
ろくに感覚も確かめないうちに、引かれながらリッピングを試みようとしてワイプアウトを繰り返すのですが、この辺はやはり順序を守らないといけません。
Surfingするならロープを持たなくなってからです。
いつも使っているロッカー強めの5'11のスラスターでも、パワーポケットではロープ無しで走れますが、ボートとの距離と、狭いパワーポケット内での微妙な前後のバランスがうまく無く、パンピングで走らせるというよりも、どれだけ少ないパワーを得るかという感じで、今ひとつ乗り切れません。

Wake boardingWake bord
せっかくなので、Wake bordにもトライしてみました。Wake Surfingをやったせいか、最初からスタンドアップ。やる前にスノボのエッジの使い方云々という話をしていましたが、スノボの経験1度きりの人間には理解し難く、何となくターンは出来るものの波の下に降りる事が出来ず、不完全燃焼。
横ノリ系オールラウンダーの先達は、トラクション+ドライヴによる加速で動き回ったり飛んだりと、インストの方が愕く程乗れていました。
今回1人3本のうちの1本だけWake bordでやってみたのですが、ボトムにFinの如きディープチャンネルがあるだけの板では、『横へ』の意識をするとテールが流れてワイプアウトします。インストの方からは終始ここを注意されましたが、『斜め』と思っても『横』になってしまうことから始末に終えませんでした。

それでも、このスピードはサーフィンには無いもので、これはこれで 楽しめそうなものです。いつか再チャレンジしたいと思っています。

最後の3本目は、Wake surfingもbordも不完全燃焼で、正直迷いましたが本懐であるSurfingで。
ボードはスラスターよりも浮力とスピードを得やすく短いFishをチョイス。
肩が張らず、フェイスの角度が緩い波では、ボードの加速性が高いほうが乗り易く、膝サイズの厚めの波の如くアップアンドダウン。少しずつラインを大きく取り、いつものようにサーフィン。もう少し慣れれば軽いリッピング位は出来るでしょう。

Cruising on boating surfボートが走っている限りは乗り続けられる波、パンピングで遅れないようにするより、小さなパワーポケットでレールを使って加速する方が理に叶っているし、Wake Surfingとしては楽しいものです。
ずっと乗り続けるってのは膝に悪く、3本目という事からも、最後は膝が笑ってワイプアウトを重ねましたが、十分遊べるものです。
今回、生憎の天気で風邪というおつりを貰いましたが、暖かい時期にまたチャレンジしたいです。

先達:加藤君"Wake surfing"今回Wakeに連れて来てくれて、教えてくれた先達お二方。
さすがにうまく乗ってますね、また来年もお願いします。

Wake surfingⅡ