Sep,11 2019 経世済民
2019年9月9日だったここは千葉市だ。幸い停電からの復旧が早かった地域で、午後には波乗りできるであろう情報も入手できた。尤も、前日時点で予報と経験則から南の風がオフになる場所ならやはり午後には波乗り出来るとも予測していた。
変な話し、停電(天災関係なしに年に数回停電するから)もコンビニの棚が空になる(台風過ぎるまで物流停まるだろ)のも想定内、予定通り昼から一宮エリアへ向かった。
道中倒木や電柱が倒れて通れない道もあった、一宮の仮設トイレは風で飛ばされていたり被害を確認できた。閉まっているお店が多く賑わいは無いものの、パーキングの機械が稼動しているので通電もしていて台風一過の静かな一宮という感じ。
太東まで見て、やったのは東浪見。午後一時点で東浪見の駐車場(あそこの)には車が2台しかなく海も10人程度。
SurfReport既報だが、良い波もあって夕方にはヘッドランド間にかなりのサーファーが入ってた。
少し薄暗くなって来てそろそろ上がりを決め込もうと、でも最後は良いので〆たいと思いつつも、良いの乗ったから見えなくなる(夜目が利かない)前に悪い波でもいいから上がろうかとない交ぜに。
最後のLがノートリムで3アクション、最後インサイドのもっさりスープが繋がるセクションへ当て込んで落ちたが、気持ち良く上がれて直後撮ったのがこの写真。この時期比較的見られる綺麗な夕景。
東浪見の駐車場でSNSなんかをひとしきり弄って帰路についたが、高速台をケチったツケは大きく千葉市まで2時間を要した。
で、そんな月曜を越して昨日・今日、停電の影響は台風通過直後より時間が経ってからの方が大きいな、インフラが停まるというのは見方を変えれば兵糧攻めにあっているのと同じだ。部分で見ればここの様に被害の小さいところもあるが、千葉県ってレベルでみれば被害は小さくない。繰り返すがここは9日朝には復旧していたから引きこもっていれば特に問題はないが、日が経ってくると生活(主に食)・仕事とその通勤には影響があって、今更電気の有り難味が解る。
なにより今日9月11日時点で千葉県だけでなくその周辺含め、復電を中心とした復旧がここまで掛かるとは想像していなかった。
東電の発表では11日中だったっけ、現場で復旧にあたっている人には関係無いが、福一の件も含めて東電上層部のリスクヘッジへの甘さを感じるな。復旧見通しの甘さじゃない、風への対策。国内でも室戸のように60m吹くところがある、(君津の鉄塔)40m想定とは、想定外の津波が来ましたと同義。マスコミがそこを突かないのはスポンサーへの忖度。福一には税金使われてるんだ、こんなリスクヘッジの甘い国営に等しい企業は有り得ない、福一の件が片付くまでは然る監視を付けろって思う。
結局は経済(エコノミー)の問題(東電都合だが)なのだろうが、それをも含む元の語源、「経世済民」の世を統べる者はお金だってことだろう。司法も立法も行政も税金から多く賄われているし、こうした災害復旧だってお金がかかる。
いつも通り仕事に行く人がいればその対になる、休みに遊びに行く人もいていい。もちろん直接的な支援も有りだけど、被災地での言動には気を配って、状況に依っては行かない方が良いが、世を統べる者を動かすには仕事でも遊びでも何かしら経済活動に働きかけよう。こじつけに聞こえるかもしれないが、物でも人でも動けば利が動くのは道理、利が動かなければ経世済民は停滞する。謹慎する理由がないならディズニーでもどこでも愉しんでください。今日、波伝だったと思うけど、千歳の駐車場は営業中とか。どう受け取るかは人それぞれだが、1コインを代価に愉しみだけ持って帰るのもありでは。
まぁ、自論です、他人に押し付けはしません、信じて疑いませんが。服喪などで無ければいつも通りのライフスタイルで、自分のため、自分がいる場所・自分が属するところ、全ての世話になっている人・もの・ことのために。