Sep,22 2019 敗残

今年4つ目の大会も惨敗敗残 SURF+(SURF PLUS)-昔~は大会出て勝つって事が大事でそこそこ出ていたけど、21世紀(大袈裟!)になってからお付き合いでお店の大会に出るようになって、5年前から支部予選、一昨年から片貝のローカルチームの大会、今年は千葉チャンピオンシップにも出るようになった。
勝ち気が薄れて緊張しなくなったし、波運良ければ勝ちって割り切りもあるから後は勝てれば嬉しいってことで出てるけど、今年は全く良いところがない。
敗残って言葉を使うほど固執はしていないが、一つも入賞できないのはどうももやもやするな。

今年ここまでの3戦で足りないものは大体解った、一番手っ取り早いのは他人より悪い波に乗っても良い点が出せるサーフィンそのもののスキルを上げることだが、そうそう上がるものではない。
やっぱり競技・戦いだからテクニックだけでなく、そこに戦略やモチベーションが無いとダメだわな。そんな能書きは置いておいて、くだらない戦記。

クラス分け戦「チョイ当てでもリッピングが出来るなら」というAクラス、緒戦でA1とA2にクラス分けされる。乗れる人間が波回りでA2になっちゃったりすることもあり、ファイナルのレベルはA1と大差ないこともあるが、数年前に年齢別やめてこちらに出るようになってから緒戦で躓くこともあって、過去2回A2に回り一回は勝ったけどもう一回はトンコロ喰らってる。
正直に言えば25歳以上・35歳以上と年齢別は勝ってきて、A2勝ったからA1勝つ以外は望んでない。かといって運というものも必要なコンディションの事が多いこの大会は個人的に運任せでもある。
まぁ、昨年は2位だったし、時期的に北東入ってちょっと難しい波になってもそこそこサイズがあればと望んでいた。
ミドルとインの間が深くて波が消えるから、アウト~ミドル間での短い乗り代でどれだけアクション入るかってコンディション。
サイズそこそこで逆に勝ち気が出て緊張してた。一番アウトでセットを待つ。ちょっと肩が残りそうなRにテイクオフ、ボトム使ってリエントリー、先が速そうなので真下に返さず先に抜けようとしたが先が割れてこれが4.25点だった。
2本目はあからさまに先が割れるのがわかったので縦に運んでリエントリー、これが3.75点だった。上がる角度と返しの角度は1本目よりあった筈だが、けっこう掘れるのが分ったからブレイクより先に返して刺さるリスクを避け(腰が引けた、いや、手堅くいったの!)、遅らせてリップに乗せて下ろした分点が下がった感じ。
3本目はやや小振りの波をカットバックから厚くなるセクションで申し訳程度のリッピング、先のダラっとしたスープに乗せて(やる気アピール・このコンディションでは意味なしか、でも0.3点とかで負けたりした今年の反省!)3.5点。
NSAのA級ジャッジの方を中心としたジャッジング、解り易いし自分好みではあった。このヒート5人の2アップと難しい条件だったが、2位で通過。ヒートによって通過ラインが大きく違っていたが、このヒートでのトップ通過の選手は2アクションで6点台と7点台しっかり纏めてきたから、1アクション4点前後もらえたから乗れればという条件付きで目処は立ったものの先を考えれば2アクション入れられないと厳しいところ。

敗残SURF+(SURF PLUS)-敗残SURF+(SURF PLUS)-敗残SURF+(SURF PLUS)-

ラウンド1朝一より風が東寄りに回ってきて、少しフェイスが荒れてきたが、ブレイクはあまり変わらない。
とりまサイズの有る波でパリッとしたリエントリーを1回、繋がればもう1アクションと考え、セット狙いで一番アウト寄りにポジション。
ちょいとセットが入らず、手前で良いライディングをしている選手もいたが焦らず待っていたところ、ちょっと形が悪いが切れそうなLが入ってくる。
ボヨ付くブレイクはテイクオフがややスリリング、ボトムターンからリエントリーを狙うもここでもボヨついてトップが出てこないどころか丸くなり、危うくプルアウトになるところだったが何とか足先でボトム方向へ曲げて再度ボトムへ。もう先が繋がりそうなのでフィニッシュのリエントリーを試みるも、ここでは思ったより先にリップが出て無理やり当て込んで返すも刺さってワイプアウト、難しいブレイクとはいえ折角のセットは2点程度のライディングに。
そこからはちょっと時間が経っていたので、気持ちインサイドよりで構えて2本乗りに行ったが、次の波はテイクオフして即うねりへもどって0.5点くらいだったかな。
その後ややフェイスが開いた厚めのR、繋がって1アクションしか入らなそうだが、テイクオフ。掘れたきわどいセクションは無さそうなのでボトムへ降りて1リエントリー、厚いセクション故角度は浅いがセルフジャッジは3点から3.5点。
見た限り一人を除いて良い波は乗れていないかコンプリートしてないからどうかな?ってところで最後の3分は波が入らず終了。
気分的には負けに等しいが、見たまんまなら2位で抜けてるかもと微かな希望。
負けたから(飲みすぎない様に)飲むかと着替えて確認したら4位。
"しゃーないか"と思いつつジャッジペーパー見たら思いのほか点が低くて、よく見たら3本目が入ってない。(後に団体戦があり、そこでこの3本目と同じ様なライディングをしたので点を聞いたら3点くらいとか)一位は2本纏めてたからダントツ、二位は3点台後半だから3本目がカウントされてれば通ってたんじゃ?と思うもこれまた"数乗れなかったのが悪い、しゃーない"と受け入れました。

昨年二位で今年はサイズそこそこでちょっと勝ち気もあったこの大会、個人的な戦いはラウンド1であっさり終了。
後のチーム戦(15分間に1チーム5人で順番に波に乗ってその合計で争う、全員でアウトに出るからアロハカップの走って交替が無い版みたいなもん)の予選(チームが増えたから予選~決勝)は大将を務めて前述「3点くらい」ってライディングで貢献できたが、決勝は他のチームが全部乗り終えて最後の一人になったところでカービングから戻したスープで詰まってワイプアウト、衆目の中最低のライディングで優勝できなかった原因(0.5点だって。おかげで二位、優勝チームとは0.5~0.6点差だったっけ)となり踏んだり蹴ったり。言い訳するけど、前に乗った他チームの大将が良いライディングじゃなかったみたいで、そこで最後の一人=全員が自分を見てるって思うとバクバクもんでやばかった。

ここでさ、良く無いなりにパリッとしたリエントリー入れてスープでランディングでもしてくれば格好良いのだけれど、小難しい波選んでメイクできず"落とす"あたりは下手糞、まぁ、"持ってない自分"を改めて気づかされた一日でした。
でも、チーム戦はけっこう面白くて、また出られたらチーム戦には出たいと思う自分です。

2コケちゃん Riding high