Mar,10 2020 Surfer's earが酷くなりまして
昨日の平砂浦、波イマイチでも乗れれば遊べるコンディションだったのだが、やってる最中サーファーズイヤーが進んでいる右耳の抜けが悪く、ドルフィンすると耳の中で「パタパタ」といった異音もする始末。
抜けづらいのは良く有るが、ここまで抜けないのは無かった。異音も以前左の鼓膜穿孔時の「チュー」といった音とは違っていて、なになやら解らないまま4時間ほどサーフ、上がってからも水が抜けないので吸い取るつもりで綿棒入れたら耳垢を押し込んでしまい殆ど聞こえない状態になった。
仕方ないから耳垢除去で耳鼻科を訪れ、除去してもらったのだがどうもすっきりしない。
たまにあるのだが、鼓膜に水や垢が付いていると聞こえが悪くなるからそのせいかと思い一晩放置(寝た)。でも、全く変わらずまぁまぁな難聴と耳閉感、昔の耳管狭窄・解放や鼓膜穿孔より酷い。
ドルフィン時の異音が鼓室への水の浸入なら鼓膜への穴、耳内の空気が耳垢に当たっての異音ならまぁOKと思い、今朝再度耳鼻科を訪れた。
でも、痛みが無いという問診で鼓膜裂傷や中耳炎・外耳炎もない、サーファーズイヤーが酷くて閉じているだけとファイバースコープで耳内を見せてくれた。
正直2008年の状態(写真)から、悪化しても死ぬまでに全閉もしくはそれに近い状態になるとは思っていなかったので、その閉じ具合には驚いた。
で、鼓膜の検査は視診以外なく、そもそもその耳鼻科さんにはCTはもちろん、ティンパノメトリーといった検査機器が無かった。
昨日波乗り中に突然だから、全閉に近くても全閉はしていない筈。異音と耳垢除去(多分小さな隙間の間のものは取れないのだろうが)後の難聴と耳閉感の原因が鼓膜や中耳炎だと困るが解らないので、昨年サーファーズイヤーの手術を受けたという知り合いから聞いた病院へ相談、痛みが無い限りは外耳炎でなくても軽い皮膚炎で狭くなったことが原因で、数日その炎症が無くなれば耳閉・難聴はなくなるののではと言われた。
その病院での最短の手術可能日程を教えてもらって、検討することにした。
ただ、耳に関してはいろいろな既往があって、特に鼓膜についてはデリケートな部分なので、先ず今の耳閉・難聴を解消したいがその原因をはっきりさせて行く方向を見つけて安心が欲しかった。
なので昔お世話になった仙台の将監耳鼻科に連絡したところ、二番目の原因を知り方向を知り安心したいという事をきちっと聞いてくれて予約を入れてくれると言う。何で最初に将監耳鼻科に連絡しなかったかというと、お世話になった先生がご高齢でもう執刀はしていないと考えたからだが、問い合わせると今でも執刀しているという。耳鼻科のいわゆる外科的な部分では神の手といって遜色ない、術後の検診は地元の耳鼻科で行ってきたが、見た医師皆が驚きの声を上げていたから老いてもまだまだその腕は健在というところか。
耳鼻科の医師にはたくさん診てもらったが、将監の湯浅先生と町田の萩野先生は通り一遍の診察ではなく、個体差・個人差や多くの可能性を前提にその病気を治すだけでなく、治らなくても上手につきあって元の生活・ライフスタイルを送れるようにと考えてくれる。
このお二人を見てお医者さんに対する考えが変わったし、このお二人は同じ耳鼻科を標榜していても内科と外科の様な違いがあるが、患者の生活を以って治療に当たってくれる素晴らしい先生だから、俺は今でもサーフィンを続けていられる。
この先しばらくは海に入れないし手術前提となればその期間は1~2ヶ月にはなるかも知れないが、このような先生がいるならすぐに海にも帰ってこれるだろう。