Jul,06 2021 破壊

くだらないから書くの止めようと思っていたが、戒めとして書いておく。

一昨日の支部予選。
20代に5回くらい出ていたものもあわせて初めて1コケした。

準備はとても出来ていたが、全く出来ていなかった。
仕事の都合で日常生活が不規則ではあったが、休みは取れていたからもちろん波乗りしていた。でも調子のムラが大きく、入水1時間は全然でそこから調子が上がってくる日が多かった。
そんな中、人の少ない海で一人ヒートのシミュレーション/セルフジャッジ、小さなアクション2つなら大きなアクション1発だが、基本2アクションのライディングを旨とした、そんなこともやった。

だからサーフィンの準備としてはフォーム(上半身を使ってないから見栄えとキレを増せる)とフローの改善中、とはいえ近5年では上々ではあった。
だが、仕事のストレスと会社都合からくる不規則な生活からメンタルは爆発寸前で、それをポジティブに捉えヒートにぶつけると考えたものの当日の波はフルボトムからの縦のリエントリーや際どいセクションでのカーヴィングなどが出来る波ではなく、多くの人がEPSや小波用で出る中いつもの板で向かっていった。

スキルの問題、出来もしない波で自分のサーフィンをしに行った。

勿論前のヒートは見ていたから、ここでセットをなんて考えもあって一応セット狙いで入った。始まる寸前の形になるブレイクに合わせて開始ちょうどにライドを狙うもホーンが一瞬遅く乗れず、直後のセットは奥に居すぎでダンパー明らかで乗れずで壊れた。

波を追うが引っ掛からず、ポジション悪く待っても割れず、ようやくイン寄りで乗った1本はテイクオフ直後に厚い膝サイズ、軽いチェックターンで終い。この時点で残り時間は2分程度、だが、その壊れて暴走するメンタルは諦めないで波を待ち追い続けたが、それだけだった。

結果は件の1本しか乗れず敗退。

そうだね、纏めることに努めて上がって2位になったとかファイナルは自分のサーフィンに徹したがそれまではその波に合わせて纏めて上がってきたって大会はあった。
今回絶対勝つと思って来たが、客観的に見れば波に合わせてなかった、この時点で勝つのは難しい。そして何より、悪く言えばはけ口としてヒートに向かったし、自分のサーフィンに拘った。

感情に任せて臨んだ俺は負けて当然だが悔しくもなんともない。

勝敗は兵家の常とかいうレベルではない。
勝ちにいくつもりは上っ面で、汚い真似が嫌いな自分と言う玉に消えない瑕を付けただけだ。今は瑕をつけた事でネガティブなものが減ったが、消化し切れない瑕を付けたのも確かだ。

続・撮られる側 支部予選'22