Apr,07 2024 艱難と望み
weekdaysurfreportには都度書いたりしているが、昨年12月よりあちこち体調が悪い。
年末時点では軽い頭のボーっとした感じと目眩。目眩は目からくるもので、VDT症候群の診断もある。本質的に体調がよろしくないからこうした既往も出る。
11月から12月に都合3度小さいものだが外科手術をした、それによるストレスや抗生剤また鎮痛剤などの投薬によるものもあろう。
年末年始休暇は例年より寝ていたくせに快方に向かわなかったが、2月に入るころに目眩が軽くなて来た。
だがそこで和田での波乗り中にケツをしたたかに打ち付け仙骨周りを打撲、ケツから腿裏の筋肉と仙骨を痛めた。
この頃からゲットする際に酷く息苦しくなる。
ずいぶん前だが徹夜仕事明けに冷える4月上旬の太東で波乗りした時に初めてなった、息をしても苦しくて苦しくて、過呼吸になりかかった。
周りに過呼吸持ちの子がいて、その子が過呼吸になった際に介抱したがその時に対処なども聞いた。
俺自身の対処は単純に呼吸を止めること。
で落ち着いたらゲットすればよかった。少しトラウマにもなっていて時々、サイズのある時より気持ちに余裕のある適当なサイズで、でもカレントなどで面倒な時にフラッシュバクすることもある、基本体力のない時ではあってもホウホウの体ではなくコントロールできるレベルでのものだった。
でも今回のは少し違っていてリアルに苦しい、何より体力のあるファーストゲットで起きた。
ゲットの最中座って落ち着くのを待ったが落ち着いてゲット始めてもすぐに苦しくなった。インまでライディングして体力十分ではないときに沖に向かう際のものではない、ほんの1週前に「いい波もあるね」とか話しながらやったサイズなのにミドルで体が降参する。無理して出たら死ぬかもとも思った。
自分なりに分析したら呼吸が浅く、具体的には横隔膜が広がり切らない。常時腹が張っている感じがあり、入水前に小腹を満たすがその内容物が胃から先に行くと楽になる、空腹ならOKかと。
思い返せば12月ころから胃痛もあった、手術が重なり波乗りは適当にやっていた(よくはない、縫合部分から出血はしてたな)がやや日常生活に不自由があり、ストレスもあるしロキソニンもだいぶ飲んだ。胃にはよくない、既往で逆流性食道炎があるからそれかと踏んだところ、息苦しさも逆流性食道炎の症状だった。
とりあえず胃酸を抑える薬と胃粘膜保護の薬を飲み始めたが、そんな中今度はコロナに罹った。
熱は40度近くまで上がったものの3日で下がった、だが喉と鼻の症状が収まらず復帰まで2週近くを要した。
復帰したとは言え風邪明けより体がしんどくて鼻・喉の症状も残っている。呼吸困難は解消しておらず、腰~胸サイズでも比較的沖の遠いコンディションでは辛かった。
仕事もそうだが日々怠く、そうこうしている間に頭重感や鼻・目の奥の違和感や頬の鼻わきあたりの違和感など副鼻腔炎の症状が出た。
コロナ後はウイルスにより副鼻腔炎を発症するケースが少なくないそうだが、既往の副鼻腔炎、風邪=旧コロナ後に細菌性のものを何度かやった。
時々発症するからその対策用(いつだって医者に行けるわけじゃないからね、気付いたときに酷くなる前にまとまった飲み残しを使えるように)に飲み残しの抗生剤や薬をとってあるのだが、使ったところ少し良くなったので飲み残しを飲み切った後医者に行き対副鼻腔炎用の薬を出してもらった。
副鼻腔炎で波乗りしなかったのは1週間だが、快方に向かい海に向かった時には更に体力が無く数か月振りの海のようだった。呼吸困難対策は胃の不調を抑えることが第一で、かかりつけの胃腸科で薬を処方してもらい、この症状への対処として深く大きな呼吸で胸部の固まった筋肉を少しでも緩くすること。また個人的には少し太った(痩せてるようだと胃腸科では4か月前にバリウム飲んだにも関わらず胃カメラだのとなるらしい)がそれも腹回りの苦しさを助長するので軽く食事制限もした。
胃痛は行ったり来たりでイマイチだが、鳩尾に心臓があるような感じも減り、張っていて腹がへこまなかった腹周りも少し動くようになってきた。
思えば12月以来軽い副鼻腔炎的な症状があった、花粉ではないが鼻炎だったようで(今も残るが)、それら含めて慢性のコロナだった可能性もある。
ストレスと体調不良から年始以来だいぶ食い込んだから太るのは自明、ストレスが収まれば食欲も減るからダイエットも少しずつだが進みだした。
今はまだ体力が無く完調には遠いが、先日は呼吸困難発症以来一番パドルできた。もちろん入水前の小腹満たしを少し抑えているが、自信にはなる。
波乗りにおいてはコロナの2週間以外はなんだかんだやってはいるから技術的な部分は落ちていない。
そんなことからストレッチ以外の陸トレも少し始めたのだが、大した負荷もないのに今の体にはきつかったようで坐骨神経痛を発症した。
これも既往、2年前には鼠径部痛となり波乗りもイマイチできなったのだが、病み明けの体力なしの筋疲労蓄積による筋萎縮や張りによる神経圧迫のようで時期的には気温・水温が少し上がってきて、ストレッチなどの効果があればよくなってくるかなと思う。
実際突っ立っているときに左足のヒラメ筋が痛んで(神経痛な)痺れたりする、酷い時は足先まで痺れるが、突っ立ちでなければ症状が出ないから波乗りはたいして問題なかった。
もちろん腰痛や仙骨周辺の打撲などからも来ているだろうから悪化させる可能性もあるので無理はできないが、コロナの後遺症かと思うものと副鼻腔炎による症状が軽くなると気分も上がってきて波乗りに対してもただやるだけではなく、アクション毎一喜できるようになった。
もうすぐ新しい板も上がってくるだろう時期だが、なんとなくだが愛用しているFin、Reactorに似たCIの新しいフィンが調子よいかもと購入してみた。
金の無駄使いかもしれないが、ボードに限らず新しいGearも気分を上げてくれる。
Reactor=所謂K2フィン。軽い小波用のNewFlyerではAlのラージしかないが、もう十年以上普段使いの板ではファーストチョイス。一時ジュリアンのラージにはまりかけたことはあるものの、そのAircoreより重量はあるがしなりがあるReactor(前のPerformance coreのやつ)が自分にはあっている。
新しいCIのPerformancecoreはReactorのそれよりは硬いかもしれないがティップはしなる感じだ。
CIのフィンはサイドフィンはReactorとほぼ同じ、バックフィンがやや小さめでスイープが付いているReactorに対し、CIのバックフィンはサイドフィンとほぼ同じ大きさでReactorのそれより大きいがスイープは弱い。ただ感じとしては面積で上回るCIの方が重くなるかなと、そこにフィン自体の重量差と材質の違いによるスピードが合わされば重さを感じず少し乗り味の違ったものになるかなと。
まだ小波コンディションでのリハビリが続きそうだが、少しサイズのある形になる波で違いを感じられる日を。