Jun,03 2016 Fred Rubble by Channel Islands Surfboards
コンセプトCI以前に愛用していたBorstSurfDesignの板、10年以上前のモデルは弓なりフルロッカー、シングル/ダブルVで5'11、浮力は解らないが体重60kg未満ではオーバーフロートの筈。恐らく浮力が適正なら動き過ぎるが、やや長めでオーバーフロートだからこそ合ってた感じ。
これに代わる板としてSemiProを2本オーダーしたが、昨年オーダーした板の走り出しが(個体差かも知れないが)悪く、特にNewFlyerと乗り比べると明らかに悪かったので「別のモデルを」と考えた。
前述の通り、弓なりフルロッカーの板が好みだったのだが、小波用に作ったWizardSleeveが小波ではマジックだったことから、これを普通のスラスターにした感じの板を所望、別のモデルを検索した。
先ず普段使うボードということから波のサイズがオーバヘッドくらいまで。次にボトムの形状だが、ずっと良いと感じていた板は総じてシングル/ダブルVee、ロッカーはWizardSleeveがローロッカーなのでロッカーの強弱はあまり考えずに検討、結果FredRubble しかないかなと。CIのご担当にも相談したが、やはり「FredRubble」とのことでカスタムオーダー。
USサイトのカスタマイズのページでのrecommendサイズが5'8・18 3/8・2 1/8・浮力は23.1リットルなのでこのサイズに。
TwinFishなどを除けばスカッシュ以外のテールは自分で持ったことが無いのだが、WizardSleeveの「回る感じ」からラウンドピン、コンディションによりクアッドでの使用も考えて5プラグに。
Dimentionメーカー:Channel Islands(チャンネルアイランド)
モデル:FredRubble
大きさ他:5'8 18.3/8 2.1/8 23.1
フィンボックス:5プラグ/Future
テール:ラウンドピン
インプレッション下ろした日が腰~腹の押さない厚めの波、SemiProじゃないので何とかなるかと思っていたが、ま~NewFlyerやWizardSleeveの様にはいかない。
下ろした日なんて今までのどの板でも腰が引けてる感じで普通には乗れてないが・・・・。
普段ならNewFlyerかWizardSleeveでやる波。板走らない、小波用じゃないのは解ってるけど、走らない。
それでも、腰サイズでもフェイスがちゃんとあればそれなりに走るし、角度はでないがリッピング・リエントリーも入る。
小波様に特化したNewFlyerかWizardSleeveが特別で、普通のスラスターを考えればこんなもんかな。
で、今度は肩~頭/頭オーバーで使ってみた。少しボヨつき加減でフェイスが動く、アウト厚めミドルから速くなるちょっと難しいコンディション。
頭オーバーでも、小波用の板をちょっとサイズある時に使う様なバタバタする感じは無い。ちょっと「軽いな」とは思ったが、CIのサイトで謳われているProtonとDumpster Diverとの間を埋めるという言葉そのものか。
頭サイズの厚めのフェイスを降りて、肩の出ないモソモソっと割れる際でカービング、テール形状に依る部分もあると思うが、けっこうタイトに回る。クローズするところでのフィニッシュは、SemiProと比べてちょっと足応えが無いかなとも思う。抜けの良さというか、NewFlyerに似てる(比較の対象はあくまでも自分で持った/持っているボード)ところもある。
頭オーバーを超えると、もう少し重さのある板がいいのだろうし、パワーの無い腰前後などはやっぱりNewFlyerかWizardSleeveの方が愉しめる筈。技量の無さを板で補って波乗りを愉しむ、こうしたスタンスだけど、もしどれか一つだけと言われればこのFredRubbleが普段やるコンディションを一番カバーしているのではないかと思う。