Aug,15 2021 FredRubble#6 by Channel Islands Surfboards
周りからは色々(良い事は言われない!)言われるが、果たして6本目のfredRubble。
コンセプト
FredRubble#5のコピーボード。
squashの#4でも良かったが、肩の出る腿~頭オーバーまでオールラウンド調子が良いことから全く同じディメンションでのオーダー。
もちろん全部が全部良いわけではない、嵌った感は逆に少なく優等生だがブチ抜ける事はあまりないし、できればやっぱりテールはsquashの方が自分にはあってると考えながらのもの。
この辺りは弓なりフルロッカーのシングル/ダブルを愛用してきたが、比較的ローロッカーであるFredRubbleならローロッカーで失われるレスポンスをラウンドにして合わせるって感じかな。最近じゃ和田もラウンドの方が乗りやすい"丸い"波が多いしね、少しテールの踏み込みを押さえ目にしちゃうラウンド、そこが逆に嵌る時もあるから善し悪しだわな。
ディメンション
5'7 18 3/8 2 1/8 22.8リットル
例によって23リッター切りの板で「キッズボード」等といわれるが、#5が頭オーバーを普通に乗れるから長さも問題ない筈。
CIの経営体制が変わりようやく上がってきた、カスタムは日本巻きなのは変わらずだがラミネート工場からCHPが外れた事で変わりその辺りがどうなるかってのはある。いつも巻きはCHP指定で頼んでたんだよね、仕事が良いから。
とりまお盆明けに人の少ない所で下ろそうと考えているので、インプは随時。
で下ろしたのは腰~腹・胸のワイドダンピーな中に切れ目を探すコンディション。
何せ0.1リットル少ない表記だが基本全く同じ板、パドルした感じも滑り出しも同じ。
一般的に同じに削っても同じ乗り味は無いと言われるけど、ラミネート工場が変わったせいか同じラウンドの割には#5より少し安定してる感じ。
ラウンドとスカッシュを迷うのは条件によりラウンドだとふらつく感が出ちゃうからだけど、(まだ1回しか乗ってないが)緩いフェイスでプラスボヨつく波にしてはテールが泳がないというか良い意味で動かない感じ。
テール周りのエッジがこちらの方が立ってる感じかな、良い意味で喰ってくれるから。
って比べてみたら#5よりテールからのエッジの立ってる部分がノーズ寄りに長かった。
これはラミネート云々じゃなくて微妙にシェイプが違ってるもので、テールからのエッジが立っている部分が2インチくらいは長かった。
※写真下が#5上が#6。同じ部分を扇形に開く形でボトム側を写したが、丸い部分の幅が狭いし左のノーズ寄りのエッジの立ち方が違う。
多分丸い部分が減ってその分ルース性が減ってるのだろうけど、スカッシュと迷う部分が減ったわけで、流れるから抑え目にしていた踏み込みとかを少し気にしなくてよくなったから良い変化かな。
あくまで比較でだけど少し撫でるようにって所も違ったプローチでいけるし、掘れたセクションでのリエントリーを波任せから自分で回しに行ける、結果自分の好んだ形のリエントリーになる。
流れの入った時に有りがちなダラついたズブズブなセクションで無理やり当て込むってのは#5と同様行けるしね、腿~腰から頭オーバーまでこの先やってみてまた追記するけど、同じディメンションといってもこのエッジの長さの違いは同じ板じゃないって感じだわ。
色々な波、特別でかいのは当たってないけど、そこそこ押してフェイスのある膝~腿・腰から頭オーバーまで、良いね。勿論どんなコンディションでも100%ではない。例えば頭オーバーのややジャンクな波だともう少し浮力がって思うし、押さない腿~腰だとリエントリーもちょっとよっこらしょっとって感じになる。
でもね、特にバックサイドはターンのきっかけ作りって部分でスカッシュの方が好きなんだけど、#5よりはスムーズながらきっかけ作りやすくて良い。
6本目で一番良い板、半年ちょっと使って普通には乗るが大事にと思っていても特にデッキはボコボコ。
今年は違う板をオーダーしてあるが、また同じディメンションで作るかな。。。