Jul,06 2022 Two Happy

普段使いのボード、ここ6年はFredRubbleを継続して乗ってきた。
FredRubbleが自分的に(何を以って完成形かは感覚だが)完成形ってなったので、別のモデルをと、周りも良いと言うTwo Happyをカスタムで作ってみた。

お さ ら い
Two Happy  SURF+(SURF PLUS)-CIを使う前から弓なりフルロッカーの板が好み。というか今思えば自分の身長・体重からみるとオーバーフロートなものに乗っていて、故に弓なりフルロッカーでないと動かないとかそんな感じかな?
実際ローロッカーの板やボキシーレールとかの板は調子悪かったな。
でまぁ10年くらい前から板を短くしはじめ、概ね自分の身長と同じか+1inch程度としまた、浮力を詰めて足裏の感覚を大事にギリギリ走る程度にまで薄くした。浮力の調節は波の力を受けるボトムの面積が欲しいので厚みで調節するね。だから短くしたら幅を取る恰好だが、必然アウトラインが丸くなるのも日本の波を想えば(個人的には)あってると思う。

で、ロッカーの強いSemiproを2本乗って、そのテイクオフの遅さ、走り出しの悪さ(俺にはイマイチ合ってないようだ)から小波用NewFlyer(5'4の長さに幅を少し取る)を作って感じたこと得たことがありまた、バックフット傾向の自分に合う板を模索したところロッカーは強くもなく弱くもないが、適応サイズが腰~オーバーヘッドでバックフット向けのFredRubbleがベターと踏んでストックディメンションから浮力/リッター数を考えて5'8でオーダー。それまでラウンド系はテールが流れる・ふらつく印象で嫌いだったが、フルロッカーの板からローカーを弱くした分ラウンドにして回しやすくしてと、想像の範囲だがうまくいっていた。
6本のFredRubbleを乗るうちに5'7に短くしたりSquashも1本作ったりしたが、テールを変えると全体のバランスも少し変えて削られてきて、微妙に乗り味が違うが乗りやすくはされてくれていた良い板だったね。

とりあえず6本作ってみて自分にとってのFredRubbleは完成形ができたかなと。乗りやすいし壁になる条件付きだが腿~オーバーヘッド、5'8ではダブルまでこなせたから、年に一本普段使いの板を作るが今回もFredRubbleという選択肢はあった。
今回、6本目のFredRubbleは大きなクラッシュなどは無いがデッキはそこらじゅうボコボコの酷いもので保存用には向かない状態だが、よりパフォーマンス性の高いボードにってのでTwo Happyを作った。

コンセプト
前述通り「よりパフォーマンス性の高い板」というのが先ずある。
スタンス的にバックフット傾向の強い自分に合うかって疑問は残る、初代Happyがノーズ寄りにボリュームを持たせたSingleコンケーブ=Samplerのイメージからイマイチイメージは良くないのだが、Two Happyはテールを広げられた分か知らんがノーズ寄りのボリュームが初代より抑えられていて、ボトムもシングル/ダブルになっているので動かしやすいかなと。
ロッカーが強い分FredRubbleの様にラウンドは考えず、ちょうど少し前に上がってきたNewFlyer#3がEPS/Spine-TekのSwallowでSquashライクに乗って抜けが(小波分)いい感じなので、ロッカー強いSquashのボードの取り回しイメージには合っていると感じている。
FredRubbleが23リットル切りの板でそれはそれで「無理」なシュチュエーションもあったので気持ち浮力が欲しくて23.3リットル、たまたまだけどFredRubbleと同じディメンションで作ったらそうなった。

Dimension
Two Happy  SURF+(SURF PLUS)-5'7 18 3/8 2 1/8 23.3リットル
FredRubbleと同じ寸法。後発で昨秋CIの試乗会で5'9の長いのに乗ったHappy Everydayもあるが、これだとCIサイトでの適正が5'5になる。モデルとしてのカテゴライズもstep downになるが、今回作ったTwo Happyの自分なりのコンセプトはHappy Everydayに近しいところがある(この板オーダーしたのはEveryday発表前でちょうど試乗したころ)。昨年CIのO島さんにTwo Happyで腰くらいいけるかって愚問を投げたところ、それに見合うディメンションで作ればいけると言ってくれたのだが、結局短く幅を取ってアウトラインを丸くってのはEverydayのそれに近しいものだった。
多分容積からするとこれ以上小さくはできない、FredRubbleと同じディメンションのTwo Happyなら比較上同じだけ小さな波には向かないのは想像に難くない。
後は自分の乗り方次第、昨年から波任せになりがちだったトップアクションを以前のように自力に戻したい(この辺動画で見ると解るんだわ)、戻すっての込で適当に壁になる腰サイズからってことにした。
幸い少し前に上がってきたNewFlyer#3は小波用ながら胸位までは普通にいける、Quad仕様だと流れるがTRIならしっくりくるから前2本のNewFlyerよりは融通利くしEPS/Spine-Tekだから伸びるしね、使い分けで微妙にFredRubbleの対小波の優位性は充分補える。

Two Happy  SURF+(SURF PLUS)-で、実際あがってきた板を色々比べるとやっぱりTwo Happyで、FredRubbleと比べると少し厚い。同じ寸法だが厚い。
これならもう少し薄くオーダーしても良かったか?テールにかけても厚いからコンマ5リットルの違いには感じないな、レールは同じでミディアムだけど皮一枚か二枚厚い感じ。コンケープの深さが全然違うからなんともだが、ちょっと小波には疑問を感じるな。テールエンドの幅はSquashのFredRubbleと大体一緒だが厚みが違うから反応はどうだろ、ロッカーの強さが違うがFredRubbleはキックは強いから反応もちょっと悪いかな。
自分なりに板のバランスを見るときに、親指と人差し指で板のレールを持って前後が傾かない位置を探すんだけど、それが前足の位置より後ろならOKって基準があるが、この板はテール周りにボリューム有るせいかけっこう後ろに来る。これならバックフットのが寧ろ良いかって感じもするから分らん。
とりま乗ってみてだな、FredRubbleとは全く違う板だから慣れには時間かかる?友人はFeaverからTwo Happyで小波でも調子良い(ただしEPSだが)と言ってたから先ず乗ってみよう。何れにしろ波次第だが数本乗れば何となく分るし一日のれば有る程度慣れるな、オーバーフロートのように乗らされてる感さえ無ければ悪くはないだろう。

1stインプ
本来良い波用の板なので腹~胸以上でおろすってところで都合よく台風崩れの低気圧の影響で北東混じりだが胸~肩のコンディションでおろした。
FredRubbleとの違いで慣れるまで時間要るかと考えたが、コンセプト(想像混じり)通りの板でロッカー有るからテールの広さや厚さは余り気にならずレスポンスは良い。ストレス無く縦に上がる。
とりま走り出し・テイクオフは遅くは無さそうだし、テールに幅と厚みがあるのでタイミングを合わせ辛いリエントリーやフィニッシュでも前に出易いし安定していて落ち辛い。
ちょっと軽さもあってでもFredRubbleよりは重いかな、あまり気にならないけど。
ちょっと気になったのは、カーヴしに行った先のトップがボヨついたりして押さないとレールが厚く特にテールにかけてボリュームが有る分レールを入れ辛くターンが遅れたとこかな。抜けの良い板や回る板ならスルっと捌けることもあるが、不意に押さない厚いセクションになると捌くのが難しい。まぁそういったセクションになっちゃうのは大概良い波ではないから、初手のアプローチからポケットを外さない様にすればOKかなと。
初日で胸~肩の厚めだが形になる波から腰~胸の厚いバンピーな波まで試せた。腰~胸のバンピーは普通に腰~胸の時と違ってどっか押すところが有ったりするから、小波は何処までいけるかは今後乗り込んでみて試したい。

2ndインプ
おろしたのがまぁまぁ良い波の日で、午後~夕方のラウンドはオンショアと潮の上げ込みによる水の多さからコンディションを落としたが、本来のTwo Happyでやるには充分なコンディションだったと言える。
要点は千葉や茨城でも有り勝ちな「腰~腹」でどこまでいけるか、もちろん腰でもパリッと壁になって押す波なら問題ないであろうが、そこはビーチブレイクメインの日本、ともすればメローなビーチブレイクも少なくなく、そのあたりでどこまでやれるかってところ。
まぁEPS/Spine-TekのNewFlyer#3で腰~胸は普通に(かなり愉しく)乗れるからあまりこだわる必要はないが、語彙はあれだが普通のスラスターでできるだけやる、そこにサーフィンのスキルを上げる一つの要素があると(個人的な考え)、これは波によってTwinFishやオルタナ系を使ったりして愉しむがそれがサーフィンのスキルを上げるってこととは別。
色々な板(色々なスラスターじゃねーよ)に乗るってのは引き出しを増やすし、レトロ系は基本ができてないと乗れないから時に見直しながら普通の板ではなかなか乗れないコンディションでも乗っちゃう/愉しんじゃうって一挙両得的な部分もある故にだ。
で、今回は腹~胸あるが厚く押さないダラついたセクションの長いブレイク、パワー含めた実質的な波の感じは腰~腹。アクション仕掛けるセクションが少なく、中間厚速い部分あるがそこにアクション入るセクションはでき辛く、ファーストブレイクからの斜面で何かをして厚速いところを捌いてクローズ際フィニッシュ的な波。
ファーストからのセクションは奥から乗っても斜面は緩く良くてボトム使ってトップカーヴィングから戻して、大概はカットバックかすぐ斜面がなくなるからあるうちにチョンと板を横に出しカットバックしてパワーゾーンをキープ、とりま乗り代になる厚速いセクションを捌くという感じで、サイズこそ腹胸とはいえ本来胸からのパワーそこそこからの板には難しいかなってコンディション。
腹くらいのサイズで斜面そこそこでボトムがあればボトム使ってカーヴィングバック、ボトム無い様な緩くそのまま横行っちゃうと乗りっぱぐれるようなところは、真っ直ぐ下りてキープして中間の厚速い乗り代につなぐのもいいが、何かしらアクションしたいからテイクオフからチョンと横に出してカットバックしてスープへチョイ当てして戻る。
どちらも難しいかなって思うが先ずテイクオフからのスピードがそこそこあって、よれボヨついたただの水の塊のような大きなコブでなければ普通にカットバックでも行けちゃう。
ロッカー弱くラウンドテールのFredRubble#6ならテールで回す/ルースさせるって感じかな、この板はSquashでテールも広いからテールで回すってより強いロッカーを利用して抄うって感じ。ニュアンス難しいけどね、ちゃんと入ればテールの大きい分Two Happyの抄う感じのが失速し辛いし、板が回る感じが良い。けっこうショートレンジでやるからあれだけど、戻してトップに当てる切り替えしは何も問題ない。
リエントリーなんかでもそうだけど、テールエリアにボリュームがあるのは失速し辛くて安定もするからいいね。ラウンドが良いってコンディションでは多分マイナス面にはなるだろうけど、テールが沈んでギリいっちゃうってのより全然良い。これが全体に浮力を増やしてのものだとマイナス面は他に少なからず出てくるが、全体のボリュームとしては.5リットル増えただけなので足裏の波の感覚も感じられるし良い。
FredRubbleとの比較をすればノーズがこちらの方が直線的で細い、もちろん深いコンケープとかもあるけど、だから波の力を拾いやすい=板が出やすいけど取り回しやすいってものなんだろう。
この日の午後はボヨついたバックウォッシュの入る腰~腹メイン、割れ辛いが乗れれば厚いけど押してもくれるのでそこまで小波といったわけでもなく、フロントもバックもフェイスが立てばパリッとしたリエントリーも入るが、このあたりNewFlyer#3と共有できるコンディションではあるので愉しく波乗りできそうだ。
ディメンションを小波向けにしたTwo Happyだが、そこはやっぱりTwo Happyで縦のアクションできる人からの板って感じる。
決して遅くはないしFredRubbleと同じくらいには出てるはずだから適当に乗れる人でも愉しめるかもしれないけど、そのロッカーやら切り返しの速さを活かすくらいの人にお奨めだわ。

3rdインプ
この中間、というか1stインプの時が条件良くて乗りすぎて、それ以前に仕事上のストレスとPC使いっぱなしの姿勢の悪さからくる肩関節を動かす筋肉を動き辛くさせる(ややこしいが)ものがあり、上腕二頭筋の腱を軽く痛めた。
2ndインプの午後のラウンドで急にその痛みが再発から酷いものになり、(愉しいからね)途中まで我慢していたが上腕二頭筋を庇う形で他の肩関節周囲の筋肉も疲労困憊にした。炎症・痛めたのは上腕二頭筋の腱だが、ごく軽度だが肉離れもくっついてるようで長期化すると思っていたが、これから夏っちゅうのに見過ごせないので大元の原因にアプローチ、ストレスはどもならんが肩周辺の筋肉を動きやすくするストレッチなんかに努めた。都合1回休日をスキップしたが、痛みが治まって3日後波は腰~腹で風はオフってリハビリには良いコンディションで海へ。
腰腹といっても、潮が多く厚いが押しはそこそこなのでTwo Happyといきたいところだが、パドルでの負担の小さいEPSで適当にリハビリ。意識が肩回りに行ってまともに乗れなかったが、後半どうにか取り戻してきたので午後はサイズ腰腹もダラダラで押さない、実際乗った感じは腿~腰だがTwo Happyの底を見極めようと敢えてこの板で。
テールが浮くから肩が落ちるセクションでのカットバックなんか意外となんとかなるがそれでも腰サイズくらいまでかな、少々厚めでもフェイスが立てばリエントリーはOK。ボトムで溜められるってのが条件だしテールが大きいからやや重いけどその分スプレーは上がる。だからカーヴもOKだがトップカーヴでリップへ戻すのはそこまでレスポンスが良くないから波次第。
とりま適当にテールが大きく板は出るからインサイドの膝くらいのクローズセクションでのフィニッシュもできる。スキルにもよるけど、長い棒を振り回す感じで縦には運べないがどうにか〆られる。
押しやトロさ加減込みで実質腿~腰なら小波用のがいいね。Finを抜けの良いものへ変えるって手もあるけど、自分の手持ちなら小波に対してはNewFlyer#3>FredRubble#6>Two Happy。
そんなコンディションでもピーキーでかつねじ込むサーフも行けるのはNewFlyer#3、Spine-Tekだしね踏んでも行ける軽さもある。
Two Happyは腰のトロ厚でも出るが、テールが大きいから重い、パリッとした(小さいけどいい波)波なら小波用よりスプレー上がるしいいんじゃないかな、EPSでも伸びるからその辺りは的になるサイズが大きい方か小さい方かで切り替えで愉しめると思う。

腰~腹ダラダラ
実際腿~腰的な厚めでボトムが使える(技量にもよるけど)ブレイクなら何とかカーヴィングからフィニッシュへとかいけるが、例えばよれて繋がり気味速めでフェイスが立たずボトムが無いブレイクは厳しい。
トップだけスープになるセクションに合わせたりしながらセクションを探す、フェイスが出ずボトムが使えないとエンドセクションの繋がり際、もちろんそんなとこ厚い脛膝で小波用とかじゃないと長さが邪魔。どうにかちょいと当てられるが、ロッカーがあってもフェイスの立ち具合と高さに板の長さと広めのテール幅が重い。
腰~胸でそこそこからコンディション落としてこんななったらひたすらセットを待つか、板変えた方が愉しいね。
でも張ってる腰~のパフォは良いからね、NewFlyer#3とどっち使うかだわ。少し厚め腰~腹押しはそこそこならFredRubble#6のがレスポンスが良い、小さい厚めにはテールの抜けって考えると絞られていないスカッシュよりラウンドのが良いわな。
まぁでもそこは乗りようで、安定する分気持ち遅らせて当て込んでもうまく返るし、逆に先に出て広いテールを利してカーヴやカールに戻るカットバックに持ってくってのもありだな。

NewFlyer#3