Dec,09 2016 変形性膝関節症 vs サーフィン
今夏以降、膝がどうのこうのと書き連ねて来た。そして秋、大会の少しあとに休んで、接骨医のアドバイスから我流ながらリハビリして回復・・・・と思ったところでまた痛みが出たので病院へ。
いつもアドバイスしてもらってるのが坐骨神経痛の症状を抑えてくれてる接骨医だから、「大腿四頭筋が硬くなると・・・・」というのも信用しているが、そこは医学的にはっきりとどこがどのように悪いか知りたい、となると普通に病院いくしかないんだよね。
例によって右も左も、膝の皿の周りの特に膝のすぐ上か下。曲げたらとかではなく、なんでもない時に痛む。最初は「痛みが回復するなかでの振幅の範囲」そう思って波乗りしてたが、先週以降「振幅の範囲」ではない頻度、再発と考えるべき状態となった。
行った先は千葉メディカルセンター、その筋じゃ名の通った整形外科がある病院だ。
で、表題にある診断だった。
レントゲンから膝間接が狭くなっていて、外側は5.5mm、内側が2.5mmだが、左膝は内側が1mm半程度しかないらしい。骨棘は特別育っていないみたいだ。このことから、左の方が悪いのでは?と聞かれたが、確かに頻度は左の方が頻度は高いが酷さで言ったら右の方が酷いときがあったかなと。それと以前はX脚だったのだが、いつからかO脚になっていた。(Xもそうだが)O脚は変形性膝関節症によく見られるものらしいが、内側が減って膝から下の角度が内向きに大きくなればO脚になるのももっともだ。
で、膝やらいろいろな方向に曲げられて都度「痛いか」と聞かれたが、医師には申し訳ないほど、どれも痛くは無かった。
例えば、波乗りやった後の3日前なら痛いところがあったかもしれないが、我流ながら運動療法にアイシングをやって症状が無くなって来た日での受診なので仕方ない。傷みの頻度・程度と我流ながらやってきた運動療法やアイシングで快方へ向かってきたことを話すと、納得はしてくれた。
ただ、膝周りの痛点というかそこを押され「痛いか」と聞かれた中で何か所か痛いところがあった。
レントゲンで症状の有無は別にしてもそう診断される様だし、この痛点押されて痛い事が、痛んでることの証の様なものらしい。
で、治療法は?結論から言うと、すり減った膝軟骨は元には戻らない。周囲、特に太腿の筋肉を鍛えることで膝の負担を減らす運動療法=保存的療法が中心となる。また、痛んだとき、痛みを止めたいときはヒアルロン酸を膝に5回注射することで、膝内における骨の衝突を和らげ、痛みを軽く・無くすことができるそうだ。
また、運動療法を続けることで膝周りの代謝があがり膝軟骨の組織が修復もされるので、痛いから動かさないのはダメ、むしろ痛いからこそ運動療法を行うそうだ。
もちろん、無理はいけないのだろうけどね。
最後に、順天堂大の先生が監修した変形性膝関節症に関する冊子を渡され、千葉メディカルセンターはもっと重度のものを扱うところで、リハビリも重度の怪我・障害に対する手術後のリハビリが中心なので、町の開業医で指導や必要ならヒアルロン酸注射を受けて欲しいと言われた。
手術適応など重傷ではないということだが、また一から受診しなければいけなくなった。
はっきり言うと、このまま症状が進めば波乗りはできなくなる。昔の自分だったら完璧じゃない体は嫌で嫌で仕方ないのだろう。
でも、サーファーズイヤー手術の予後が悪いところから始まって、坐骨神経痛もそうだけど、上手く付き合っていくしかないと思えるようになった。
サーファーズイヤー手術の予後なんか暫く「原因不明」と言われて精神科送られたりもして、向かっていく先が無かったから本当に辛かったが、これは運動療法などで今より良くなることも可能だし、しっかりケアすれば波乗りは続けられる筈だから、ちょっとね、闘ってみるよ。
とりあえずは開業医で自分にあった運動療法を指導してもらえてリハビリできる、悪くなった場合の注射も安心して受けられる病院を探して・・・・
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