Mar,09 2021 Soloshot3を使ってみた

去年ね、一眼レフでの写真だけど撮られる側になってから「撮られる」ってことに興味が沸いた。
昔はビデオの頃だけど自分のライディング見たさに撮ってもらってたから、大体自分の動きがどのくらいかは解る。ラインの大きさを多少思い違いするくらいかな。

まぁ改めて自分のライディング見て「下手くそ」とか思うわけで、まぁ課題は大体把握してるから今更自分のライディング見てもってのはあるけど、adobeのpremierもPCには入ってるし、趣味がてら・・・んーそうだな、Youtube版weekdaysurfreportってのもありかと思えばね、早いもので今年でこのサイト20年だから動画も取り入れてみたいけど他人はね、、、何より撮るより乗る方が圧倒的に大事な自分ならSoloshot3かってことで試してみた。

まずPremierは仕事でなんとなく使ってるから凝った編集さえなければ問題ない。

Soloshotは調べると
・防塵防滴性能がない
・バッテリーの問題
・誤作動・エラーの報告・・・
色々出てきた。

Soloshot3を使ってみた  SURF+(SURF PLUS)-先ず防塵・防滴だが、一眼レフの様なフードが無いこれは壊れたcannonのレンズのフードの内径がSoloshot3のレンズ外形に近いので、このフードの内径を広げて嵌る様にした。シーラーテープを巻いて後にビニールかぶせる際の抑えにもした。これはうまく出来た。
横殴りオンショアじゃこれでもレンズは濡れるだろうが、オフ系の風なら交わせそう。フードを前に出しすぎるとフードが映り込むから適当に奥へ。

それと本体側の防塵・防滴。

これは天気関係なく「ビーチに精密機器は危険」、故障の元となる塵を防ぐためにも必要。防塵仕様の一眼レフだって気を付けないといけないし、例えば外でレンズ交換とかしないしね、埃入ってセンサーに付くから。
で、これはプロカメラマンが水中写真用に使うハウジングを特注ってわけにもいかないから、ジップロックのLとMでレンズフードからまるっと収まる袋を作った。
Lサイズのジップロックのレンズがくる辺りにフードサイズの穴を開け、Mサイズのジップロックを輪切りにした物を両面テープで付けた。この部分の防水性が少し不安だが、レンズフードのシーラーで止まるから少しの水なら入っても問題ないはず。
下は開きっぱなしだが大きさからLサイズでも閉じる事はできないが、雲台まで何とか被るからかろうじてOK。まぁどのみち三脚の雲台やらで閉められないし、モバイルバッテリーを雲台下に付けて本体に電源(USB)取ることからも開きっぱもやむなしだな。

バッテリーは言われるとおり公証4時間でも実際は2時間の通りで、多分2時間もっていなかった。25800mAのモバイルバッテリーを購入し、本体共々マンタンならタグ次第で8時間はいけるようにした。

ブレ対応についてSoloshot3を使ってみた  SURF+(SURF PLUS)-ブレはベースとレンズが緩いので風吹いちゃうと仕方が無いが、押さえるところは押さえておいた方が良い。
先ず三脚についてだけど、自分は一眼レフで撮影をするから普通の三脚を持っているのでsoloshot専用の三脚は使っていない。故に3/8~1/4アダプターが必要なのだが、付属の3/8・1/4のアダプターを使ってみたがSoloshot側に入り切らず収まりが悪かった。
これは他の人も指摘しているのを聞いた事があるが、自分の場合はハクバ制の3/8・1/4アダプターを購入して使ったところどちらもきっちりしまって雲台にがっちり固定できた。
流石はmade in japan、200円もしないものなので付属のアダプターが締まり切らない場合は使ってみる事を検討するといいでしょう。

さて、その後爆風の日を除いて使ってみてボチボチ撮れてる、画質は少し足りない感じだが4K 30fpsだと少しカタつくかもと1080 60fpsで撮っている。

何より誤動作/エラーへの対処誤動作、実際使って(この時は小雨の予報から車内に置いて撮ったのだがGPSの環境的には良くなかったな)センタリングがイマイチだったので2回目微調整したが何故か入水直後に追尾しなくなっていた。
取り説をよく読むと三脚のレベルが取れていないと追尾しなくなることがあると書いてあったので多分それかと。その時は風で倒れない様三脚の脚を砂に少し埋めて善しとしていてレベルをちゃんと取ってなかった。後日自宅近くの空き地でちゃんとやったらしっかり追ってくれていたので、レベルと設定をしっかりすればセンタリングも追尾もGPSの衛星・電波次第ってところまではもってこれそう。

Soloshot3を使ってみた  SURF+(SURF PLUS)-誤作動の部分でGPSを見失うこともあったが、これも以前に入水直後に失って全く撮れていなかった時と一緒でレベルが取れていなかったことが原因の様だ。取り説にあるがこの辺りけっこうシビアかも知れない。
一眼ではシューに付けるレベラーを使っているが、パンをすると例えば正面ではOKでも回すと正しくない事が多々ある。
ましてやSoloshotで使っている三脚は雲台の下にレベラーが付いているだけなので、雲台の下でレベル取っても雲台のレベルは分らない。
ましてや三脚だけでビーチの砂上でレベルを取るのはしんどい。

そこで以前仕事で全方位狂いなくレベルを取る三脚(測量とかで使うやつかな)を使っていたことを思い出し、そのレベルを取る機構だけないものかと探したら良いものがあった。
レビューには動画撮影でパンするとレベルが狂うって同じ悩みの人のレビューなどがあって、これを参考に購入。
ちょっとマニアックな感じだが、おおよそ(±5度までしか調整効かないから)のレベルを出しこいつで正確に合わせればOK。
この3点式レベラーはsoloshot3と同じ1/4のネジだからそのままsoloshotにねじ込み、下の雲台側にハクバ製のアダプタを付けて雲台との接合をしたが、カッチリ嵌ってこの部分でのブレは殆どないであろう仕上がりになった。

Soloshot3を使ってみた  SURF+(SURF PLUS)-接合の順を改めて並べると、(下から)3脚(雲台)~ハクバ製アダプタ~3点式レベラー~soloshot3本体となる。
三脚について、自分は一レフの場合三脚使うのって仕事上で屋内が多くシャッターもリモートで切るからブレの心配がない。
だから安いやわなものしか持ってないけど、soloshot3使用時の三脚は剛性の高いものの方がより安定して風にもなんぼかは良いと思う。
本当に良い物は3万円は覚悟しないといけない、一レフでの経験上メーカーにもよるが1万は出さないとね。。。

ここまでの経験上あからさまに水平線が傾くくらいレベルが狂うとGPSを見失う可能性が高くなるし、撮った動画の水平線が斜めってのは写真が趣味って人間からすると違和感あり過ぎ(Premierで修正はできるが・・・)なので画質の面からも違和感のないものへの期待も出来る。

この三点式のレベラーは慣れないと難しいが、水平線が斜めでGPSを見失うことがある方には試してもらいたい。
どうしてもsoloshot3はベース・レンズの上下回旋部分が緩く、経験上だがおおよそ4mを越える風が吹くとここでブレが出るようになるが、メーカー側が謳うレベル云々が原因のGPSの見失いはこれで解決できるようになるのではないでしょうか。
Soloshot3を使ってみた  SURF+(SURF PLUS)-

だが、次なる難問が発生

使用当初から被写体がセンターに来ないことが多いのだが、ズームがやや引き目の時に多少追尾せずフレームのセンターからずれてから追尾でもそう悪くは無かった。

だが使っている内に、入水時センターから短時間で左隅からのライディングは左隅ギリギリとなり、購入1ヶ月1時間程度でフレームアウトするようになった。
これムカつくのがパドルでフレーム内に入ると右にパンしてフレームアウトさせられるのだが、ライディングしてインサイドに来るとなかなかほぼセンターで捉えるという状態。
で、そこからゲットするうちにまたフレームアウトしてしまうという厄介な状態、タグのバッテリーが3.5時間程度であることから追加でタグを購入していたのだが、どちらのタグを使っても症状は同じ。
全くライディングが撮れていないのだから15万円の価値があろう筈もなく、サポートに連絡をした。

故障発生
和田エリアはかなりフレームアウトギリギリだが比較的撮れる、暖かくなって一宮で使ったらベースがタグを認識しない。小一時間やったがダメなので機器を車に戻してとりま波乗り。
その後SOLOSHOT JAPAN(以下SSJ、長いので)へ電話してサポート、どうしたらいいか話を聞いて一宮のどっかの駐車場で通話しながら準備したところ、タグを認識せず何故かレンズのカメラが空を向いたまま「ガガガガガ」と音を立て始めた。
ちょっとおかしいと思って電源を切りに行ったところレンズが下を向いていて、プラプラの状態に。
修理に出す旨SSJに連絡、部位的にネックと言われるレンズの上下動を司る部分がプラプラと伝えると、着払いで送付するようにとのこと。
まずSSJで試験、SSJでは分解修理はしないのでメーカーに連絡し指示を仰ぐそうだが、SSJではソフトのインストールや部位交換で、所謂修理はアメリカのメーカーになるそうだ。
とりま電話でSSJの担当と話しながらの事象なので話早い、ベースを交換となった。ただGW挟んでそれからSSJでの検証からメーカー確認で、修理でなく部位交換なのに1か月かかった。
SSJは所詮日本での総代理店で、技術的な対応不可とはいえ国産メーカーのものと比べるとお粗末な対応だ。何せ買って2か月半でSSJの担当と通話してその指示通りにやっての故障、普通焦るわ。

また故障
それで風の弱い波が適当にある日に使ってみるのだが、修理から上がって3週後くらいかな、朝一使って勝手に電源落ちして録画が停まるといことが頻発した。
録れても被写体がフレームアウトする事は日常茶飯事、サポートの言う通りキャリブレーション後のトラッキング(カメラの前の小走りで3往復以上だと)やったがまずセンターには来ない。仮に来ても録画が進むとずれる。SSJ曰く謳い文句の性能を発揮するにはGPS衛星の数が多いなど条件がそろわないといけないと。今更言うな、日本の製品レベルで考えれば性能保証は100%でこうした外部要因に稼働が依存するにしても精度は落ちてもフレームアウトするほどのものなど考えられない。
が、まぁとりあえずフレームアウト云々より基本的に絶対担保されないといけない。「録画」が勝手に停まる事象については製品としての根幹に関わるのでSSJへ連絡、録画が勝手に停まった時のSDカードを証拠として付けて修理送り。
今回録画動画についてもピントの前後=ピンぼけが数秒続くなどシャレにならない不具合もあったのでかなり文句をつけた。修理から帰ってほんの2~3週でこの不良、本体15万ちょっとと周辺機材で数万使ってこれか?と思えば怒るなってのが無理。
とりま証拠動画はアメリカのメーカに送り解析も頼んだそうだが基本SSJでの検証、梅雨時で雨が多く進まないだのなんだので一つ提案がでたのは一か月半後の8月。
その提案内容だが、ベースをまた交換する。ただ400m離れた時点で被写体をロスト(見失った)したがこれで様子見で使ってくれないかというものだった。
実際製品性能表記の600m先の波乗りなんざ撮ることはない。400mでもない。メーカーで解析した結果から俺の撮影条件は概ね130m~200mだとさ、それはたまたま和田で撮って勝手に電源落ちした場合のもので、場所と波のサイズに依ってはプラス100mは要るだろう。
ここまでの精度の悪さなどから性能担保するにはちゃんと600mで被写体を捕えていないと無理と考え、その提案は拒絶した。

あり得ない個人攻撃
その提案を拒絶した次の提案は、周辺備品などSOLOSHOT3購入に際し購買した全てをSSJで買い取り全額返金の返品だった。理由はSOLOSHOT3は俺の求めてる性能を発揮できるものではないとのことだが、俺からすればSSJのサイトにある性能だけのものが俺の欲しいものだと話したが、販売に際して謳っている表記性能は満たしていると返ってくる。くだらない水掛け論というか、この時点で日本製のモノとは製造思想が明らかに違うのが分かってきた。
この頃は消費者センターなどに相談をしていたが、この全額返金はかなりの厚遇と褒めちぎっていたものの追加保障ができるBカメラで買いなおすと話すと俺が買ったら保証は付けないと言ってきた、このことについては有り得ないと、やはり保証は購買者でなく製品に付くものとは言っていた。ただ歯切れが悪く、恐らくそれは実際に買い直しをしてそれが実行されないとただの能書きに過ぎないからだとは思うが、消費者センターもけっこう使えない。まぁ法律が現実に追い付いていないという部分はあるだろうが、結局ザルで消費者保護なんてできやしないと、ただ行政が絡めば少しはSSJも真摯になるかとは考えた。
とりまここから平行線が続く。保障とは製品の保証であり、購買者がだれだろうと関係ない。アメリカならともかく日本では有り得ない。その差別の根拠も問うたし法的根拠も問うたが無応答、モノはSSJにある状態だから領収書かそれと同等のものを添付かメールするかで周辺備品を送ってこいの一点張り。SOLOSHOT3の性能はいろんなものに記載されている通りのものだと、だったらそれは俺が欲しているものなんだから、さっさと普通に動く製品を送り返せと、法律上保証期間内であれば新品との交換を求めることができる(応じるかはメーカー・販売者の自由!)ので求めたが予想通り応じず。
そんなこんなで修理に出して2ヵ月を超えた8月末に、金払って買ったものを質に取り交渉であるはずのものを言いなりにさせようとする恫喝・強要ではないかと警察に検証を求めた。
民事不介入だが、購買したもの=財産に対する強要であれば刑事事件として動かせるかと思った。残念な警察は小事故にか「消費者センターへ」と、消費者センターじゃ強要とかの犯罪を扱えないといっても適当にいなされるだけだった。
ただいなされたことは置いておいて、もう2ヵ月SSJに購入したものがあり、最初の修理と合わせると購入半年のうち半分手元にない。そこにこのやり取りだから異常な状態ではあるので強気に強要・恫喝で警察に検証を求めると伝えたところ、掌を返したように600mでも被写体を捕らえた証拠動画を合わせてベース交換したものを送りつけてきた。
送りつけてきたというのは、ある日「送った」とメールが来てのもので、消費者センター曰くこうしたことは双方の同意が必要でいくら俺が普通に動くものを返せと言っていても、同意なしにポンと送ってよいものではないからだ。
ただ消費者センターからのアドバイスで、不同意で仮に受け取り拒否などをしても拗れるだけなので受け取り使ってみることを勧められた。

更に故障
秋、和田あたりは撮りやすいし良いから何度か使ったが、SDカードを認識しないエラーにより録画が開始されないというまたそもそもの基本性能がダメな状態が頻発。
この頃はSSJの推すドックキャリブレーションというやり方で以前よりキャリブレーションが各段に良くなった。まぁそれでもSSJの言う5分やってダメならやり直して、そんなケースもちらほらはあった。
そんな中、比較的撮影しやすい鹿島灘の某所でも何度か撮ったが、フレームにライディングが入っていたのは1度だけでまた、エラーが頻発したので9月に戻ってから3か月弱の12月初頭に再度修理依頼。
これで3度目、鹿島灘のそこは本当にフレームアウト続発する場所ではあるが、再前提である録画ができないか途中で切れてるか、具体的には録画開始で録画残量(時間)表示される部分にN/Aと表示されるのだが、SD抜き差しで一瞬復旧しても結局撮れていないわけで、これには消費者センターも閉口、普通の国産品感覚では有り得ない、もうその機械(SOLOSHOT3)使うの諦めたら?とまで言われる始末。
購入当初はこちらの使い方云々が多かったが、もう言われる通りのフローで準備して映ってるどうの以前に録画が始まらないのだからどうにもならない。
年末年始が入るから1か月以上と言われたが、SSJにて検査しまた録画データとともに造られる機器ログをアメリカのメーカーへ送って(というこだそうだ)検査した結果、3度目の故障ということもありメーカーでの修理となった。
購入商品を質に撮り強要まがいと感じることを平気で行うSSJよりゃよっぽどマシと思い1.5か月程度はかかる修理を進めてもらった。

進捗報告もなくいきなり送り付けてきたが、良品が来た
1月の終わりに「修理が終わったので今日発送した」と毎度だが修理の進捗状況や予定などほぼんど知らせずいきなりこうしたメールが来る。都度その故障内容や修理内容などをやり取りしながらこちらの確認を取ってから遅れと言っているのだが日本語が分からないらしい。消費者センターでも、修理完了で送付する際は同意が要ると言っていた。ただ同意がない(要はちゃんと治ってるのか確認できてるのかってこと)から受け取らないと、夏の時の様に3か月も質に取られ全額返金するがお前には(買い替え・買い足ししても)未来永劫一切サポートや保証しないと始まっても面倒だから受け取った。これは消費者センターからもそう勧められたからだ。
ようやく戻ってきた、3月の購入依頼(10か月で)修理期間が通算5か月以上という酷く恐ろしい機器をよくもまぁ全額返金の提案蹴って持ち続けたものだ。説みたいなものにはカンタンに自動追尾録画と書いてあるし、SSJのサイトなどの性能表記は虚偽ではないと言い張るから「じゃぁそれは俺の欲しいものに相違ない」として、返品などはしなかった。
だがこの時期、鼠径部を痛めていて波乗りはしても満足に乗れない日が続いており、結局修理完了から3か月経った5月に使う事が出来た。
とりあえずフレームアウトどうのはいいから録画開始から停めるまで撮れる、その確認でキャリブレーション後のトラッキングもおざなりで波乗り。
多分撮れていないのだろうと思っていたが、数か所軽いピンボケがあった以外は被写体はほぼセンターで追尾もばっちりだった。ただ、メーカーからの修理内容にレンズの調整とあったのだがその際と思しきセンサーのごみの付着、動画の同じ場所に薄い黒丸が付いて回る現象があった。センサーへのごみの付着と言い切るのは、自身一眼レフを使っていて同じ事を何度も経験しているからで、この遺物感はセンサーのごみと容易に想像つく。

良品と思ったのもつかの間、異物が映り込むというヘマ
修理としては、アメリカのメーカー曰くレンズ調整の他ベースを2022年版に替えたとあったが、すべての基本部分が早くもなっていて残念だが動画に異物が映り込むのは看過できないので4度目の修理を依頼した。
もう購入して14か月が経っているが、前年夏の時点で修理が多く長いことから保証を3か月延ばしてもらっていたので保証修理、いや3か月使ってなかったとはいえ初回でこれだから修理未完、どちらでもいいからセンサーのごみを除去して欲しいとしてまたまたアメリカのメーカー送りに。
この修理依頼についてはSSJの回答がレンズを同等品に交換とのことだった。同等品の定義は所謂リビルド品だが、筐体の経過年数や交換部品などの説明が一切なく同等の証左が一切なかったことからこれを拒否、消費者センターからは「同意」が要ると教えてもらっからよかったが、もうこの提案時点でアメリカのメーカーから取り寄せて税関で止まってる状態だという傍若無人と感じるこ事象もあった。
前回使用時これが望んでいたものだと、そう感じたものを(センサー)クリーニングする、たったそれだけの話だよ。一眼レフなら空いてれば1時間かからないもので、作業もたかが知れてる。ベースは都合4台目だが、レンズは買ったときのもので前回修理で調整はしてもらっているが、訳の分からない同等品なんかより信頼できる。
ということでSSJにあるものをメーカー送りにし、分解清掃となった。

修理後の不具合
なんだかんだ揉めたが、結局修理後1か月で清掃され帰ってきた。
この時も進捗報告などろくすっぽなく、今どうなっているかなど再三問合せる中「今日発送しました」という最悪と感じた対応。SSJでの修理確認も俺からでは無応答なので消費者センターを使ったが、SOLOSHOT3について不明なセンターの方は、「台の上で録画試験をした」程度しか聞けなかった。
本来はどこか野っぱらで稼働試験をさせたかった。なぜなら前回センサークリーニングのみと軽く見て、ベースとレンズを送れと言われそれでちゃんとした稼働試験をできずに=例の暗点を発見できずに戻されたからだ。だが消費者センターからの聞き伝えから感じたのは、結局SSJではろくな試験をしなかったということ。

とりまレンズの分解清掃程度だからいい感じだろうと思っていたが、立ち上げ時にN/Aエラー、前述しているがSDカードを認識していないエラーが出る。まぁ短時間でエラー表示が消えて録画できるから様子見/試用継続ってところだった。
もちろん使ってみて異常がないか連絡する(俺は文句も言うけど筋も通すから)とSSJに伝えていたので、エラーの件も伝えたが無応答。数日後エラーが立ち上げ時出ても撮れていたが頻発するのでそれも伝えたが、4回目の使用時エラーが消えず録画が開始しなくなった。
リセットやらいろいろやったが録画がスタートしない、ここのところの修理で更に保証を延長してもらった(そこは普通に良いかな?でも壊れすぎ!)し、修理後の試用でのことから修理未完、どちらでもいいからと修理を依頼。
最初メールを送ったが無応答、一応修理未完だが何言われるか知れたもんじゃないので保証期間ギリギリの今、改めてメールで連絡(くどいようだがサポート期間中にも拘わらず俺とは電話でのやり取りはしないと電話かけても出ない)したうえでどうにか保証期間内に壊れた証左のため切れる2日前にSSJへ送付し、消費者センターから電話してもらってまた壊れたことと俺からのメールを見る様伝える様にしてもらった。
すると翌日メールを読んだようで、「修理に出されましたか」と返答が来た。対処も対応も何もないが、断りや拒否はないから受けはするということだろう。尤もこれ拒否すれば消費者センターからはもちろんだが、民事で動けば軽くは済まないもの。それぐらいは解っているようで、あからさまにイヤイヤというかやりたくないがという感じで、初手からアメリカのメーカー送りにすると言ってきた。
分解修理ができないSSJでソフトがどうの程度で時間潰されるよりはよっぽどマシで、まぁ3週程度は修理覚悟かなと。暗点以外は前々回修理後が良かったからやはり交換は新品以外してほしくないが、分解清掃程度で不調が出ちゃうとか怪しい製品だから微妙なところ。

いつも通り進捗とか故障状況などの報告なしに「修理が終わったので送りました」とメールが来た。
ただ今回メーカーが解体したら砂が入っていたと、本来砂など異物混入した場合は保証外だが過去の修理の多さから特別に同等品のレンズ交換し「良品です」と送ってきた。
砂はあまり覚えがないが、録画できない時ビーチでストレッチなぞして砂のついた手でそっちこっち触ってから諦めて車のカメラバッグに仕舞ったから多少は付いたかなとは思う。それからレンズキャップ嵌めたりとかしたから、ズーム部分についた砂がが電源オフで引っ込んだ時に入り込んだのかと思う。メーカーはご丁寧に砂を送ってきたが、砂浜の砂というより細かいものがレンズキャップにくっついた状態であった。

そして併記してあったのが「メーカー・SSJ共に今後一切俺に対してはサポート(保障期限切れ後も有償での修理等はあるらしい)もしないし、この先買い替え・買い足しをしても俺個人に対しては一切保証しないしサポートをしない」ということ。
アメリカの法律は知らん、メーカーがどう言おうと日本においてはSSJが販売関連はもちろんユーザーサポートなどを統括している。物品購買での保障とは商品に対するもので買った人が誰だからというものは関係ない。もちろん言っているだけであれば何も問えないが、仮に買い足しでもした場合は民事裁判でとは思ってる。尤ももう買う気はしない、日本の光学機器メーカーに似たようなものをこんなマーケットがあるから作って欲しいと頼んでみて作ってくれたらラッキー。SNSも動画の時代で自撮りって部分でお手軽に撮れるものを安価で作れば売れるでしょ、波乗りで使う場合はズームの問題があるけど。
まぁとりあえず消費者センターは閉口するしかない(通産省も逮捕権はあるがこれで強く言うことすらできないのが日本の法律)、民法に触れてるが実行しなきゃ脅しにもならない微妙な侮蔑と感じる事を平気で客にやってのける豪胆さはGoogleの企業クチコミに迎合していたな。

話が少し逸れた。
ここね、防塵・防滴仕様ではないと大きく謳っているいるがGPSで測位するから屋外用で、オフで何でも風が吹けば砂埃は舞うであろうビーチでサーフィンの撮影とも謳ってる。それでいて砂の混入は保証外っておかしいなと思う。それで20万近い(俺が買ったときは16万弱で値上げされてる)わけでしょ、茨城鹿島灘の某ポイントでは撮れないって有名だしね。
今回異物混入でも対応してくれたことには感謝だが、元々前々回の暗点・センサークリーニングから前回のタグを使っての稼働試験をしなかったことに対する稼働試験をユーザーがやったというだけのことなので、特別でもやるのが普通といえば普通とも思う。
とりあえず使ってみたらレンズは同等品=リビルド品ではあるが、一応普通に撮れはする。ただアクション入れたとき、特にカーヴィングやカットバック系の横走りから止まる・戻る動きの時に追尾が行きすぎたりピンボケしたり、測位がGPSだから仕方ないが暗点が映っている時の撮影と比べると甘い。

フレームアウト対策
これについては買ったときからの問題で購入当初は俺の無知からだが、SSJやメーカーから図付きでトラッキングのやり方をレクチャーされた通りやってもずれるしフレームアウトもする。特にズーム設定をタイトにしてからは顕著になった。
これ買ってから1年半弱(修理期間の通算は半年以上で実質1年手元にない)、風が強いとぶれるから使えないしもちろん雨天もだめ。故にフレームアウトして全く写ってない時や、修理に出す羽目になったが勝手に録画が停まったりした時を合わせても通算30回くらいしか使ってない。
フレームアウトは最初アウトに出たときにはセンターでそこからずれてという時もあったが、どれだけトラッキングしても入水してゲットを始めてからの微妙な流れによる動きを追尾しないからで、真っ直ぐ進んでるつもりでも極小波のインサイドでない限り微妙に斜めに出てる。その斜めの動き、とてもゆっくりでレンズ/フレーム内には捉えられている時の少しずつの横移動になるものが積み重なってアウトに出た時にはフレームから外れている状況を生み出す。
これはあくまでも俺個人の経験によるものだが、ほぼこれでまちがいない。試しに50mくらい右から出る、そうすれば微妙なカレントによる移動が正面の斜めでなく横に近くなるのではと考えやってみたが、結果は全く映りもしないフレームアウト。
そこで逆に試したのが言われる通りトラッキング(本当面倒だ)せず、カメラの中心の鉛直上に目印を置いてカメラと目印が重なった状態をキープしながらアウトにでるやり方。
すると自分から目印とカメラが重なる位置に出ることができた場合は概ねセンター、パドルとかで若干ずれることはあっても大体真ん中にくる。ただゲット中に振り返って目印がカメラとずれた場合は右か左かどっちに動いたらいいか迷うことがあるし、真横に動くのは恐らく追尾されるのでそこまでにずれたものと同様のずれ様で補正するしかないかな。ずれたままやったらやっぱりセンターには来てなかったが、そんなにアウトが遠い時でもなかったので映ってはいたけどね。ただ基本的にずれが大きいとライディング中にフレームアウトはする、これは逆方向(広く空いている方)に乗っても一緒で何かしらフレームアウトすることが多くなる。
サイズがあってゲット遠い時とか振り返りながらは正直しんどい、特にカレントきつくなるところは鉛直真っ直ぐってほぼムリなわけで、時と場所を選んでうまく使うしかないなという感じ。

何となく使っていたが不測の強風でぶっ倒れて壊れた(泣)
今夏は南爆風の日が多く、水温は低い(このコンテンツに関係ないが)し、爆風の日が多いと当然SOLOSHOT3を使える日が少ない。
SSJからのレクチャーに転倒防止で水を入れたペットボトルを三脚に吊るす、ということがあるのだがやったことはない。なぜならそこまでの強風でなくてもブレちゃってまともに撮れないからだ。
盆明け、風は吹いてサイドオフ3m予報、午前中の後半は良い波だった、久々に思いっきりアクションした。そこで午後一入水時点では無風に近く撮れないと皆が言うこの場所でサイズそこそこ、鉛直パドルで撮影トライ。
防塵その他で一眼レフのフードにビニールのカバーで防塵していたが、ある時間から急に風がサイドに近くなり時折やや強く吹くようにもなった。経験上これくらいなら三脚の脚も高くはしてないから大丈夫かと思っていたら、ビーチに倒れていた。

何せSSJからは「(ヤマトとか業者さんでの)運搬途中で壊れる可能性のあるデリケートな精密機器」とメールで来てたが、まさかの転倒に青くなった、速攻上がって車へ。
機器がどんな状態か判らないが、先ず転倒した状態で測位して動けないのに動かそうと機器がして、ネックダウン等悪化しても困るから、とりまタグの電源を落とす。
現場で見たらちょうど横に倒れていた。外見上の損傷はなく、ビニールカバーとフードのお陰で本体に砂は殆ど付いていない。三脚の雲台周りの締めが緩かったか、そこが傾いていて下は砂だから筐体への損傷はなかったようだ。
カバー関係を外し機器を見ると砂も軽く祓ったらなくなる程度だが、衝撃は軽くてもあったろうからそれがどうか。

とりま伸びてるレンズの砂を引き込まない様祓ってアルコール入りのペーパーで拭き取りをする。砂や誇り等をシャットダウン時のレンズ引き込みの際引っ張ると拙いからだが、とりま砂なんかが出てこないとなった時点でシャットダウンした。転倒していた状態でも砂を本体に殆どつけてなかった、フードと雲台上の三点レベラーに少し付いてた程度だったからここは助かった。普通にシャットダウンできた。

そこで安心したか、その場で動作確認を始めちゃったわけだが、それが一つの故障に繋がった。
予備タグを付けてドックキャリブレーションを始めたのだが、キャリブレーション終わって録画が始まれば良い、その確認だけしたかったと焦っていた。
レベルは取らず雲台はけっこう傾いたまま、何よりモバイルバッテリーのケーブルが本体に繋がったままで、本体がいい感じ斜めのままケーブルによるキャリブレーションの回転阻害、「ガガガガ」と音を立てたので慌ててケーブルを外したが、その後は機器の回転部分が軽く回る状態=再度キャリブレーションを始めても回転しないからキャリブレーションエラーが出た。

もうそうなるとSSJ等からの連絡から修理も望めないし完璧壊れたと泣くしかなく、ヤフオクかメルカリでジャンク品でもあればと、若しくは通常のアクセスでは日本のSSJのサイトにリダイレクトされるが、SOLOSHOT社のサイトにVPN使ってアクセスしベースだけ誰かに買ってもらうかなど考えた。だからここでのものは「アウト」と思いつつも(残ってるはずもないが)砂は出してとか考えながら車に積んでお持ち帰り。

損傷の状態

これは実際使って撮れるかの確認まで不明だが、間違いないのはカメラをパンさせる機構の損壊。
で家で改めてよーく砂・埃を祓ってレンズとタグをベースに取り付け電源を入れる。幸い普通に立ち上がったので、ソフト(OS)が動かないほどの機器損傷は無い様だ。
次に手動で録画機能の確認。これも大丈夫だった、手動で録画スタートはしたからなんだろう、置き撮りとしては使えるかと。だからベースの回転機構がとりまどうにかなればだからベースだけどこかで売りに出ていないかと探したが、ヤフオクやメルカリにはなかった。正確には過去にはあったがSOLDOUT、俺みたいな人間以外にジャンク品買う人がいるもんなんだと思った。
サポートがあればベースだけ購入ってのもかのうだったが、人としてサポート外以上に絡まないとされる立場だからそれは無理だし、そもそもベースだけでけっこうな値段するから可能でも(過去の履歴から)考えるな。
とりま録画する機能は生きてる、ズームもするから多分レンズもOKな状態ではあった。

Wake surfingⅡ SOLOSHOT3解体新書